見出し画像

【Repo+】開発秘話#2 ~プレゼンを3回失敗して…~



コンサルタント・研修講師専用システム
【Repo+】正式リリースに向け、
クラウドファンディングに挑戦しています!


おかげさまで多くの方にご支援を
いただいております!ありがとうございます!
11月30日までですので、レポタスのことを
今初めて知ってくださった方が
いらっしゃいましたら、よろしければ
下記リンクをのぞいてみてください!


前回の話で、組織分析のツールを
なんとかシステム化できないか?
と考えていたところ、
偶然にも妻から、AIを専門とする
豊田工業大学の浮田教授を紹介して
もらえることになった…
というところまで書きました。


確か、2年前の今頃…
2019年11月頃だったと思います。
菓子折りを持って、電車に揺られ、
浮田教授を訪ねました。

ものすごく緊張していたのを
覚えています(笑)


なぜかというと、私が大学院まで
理系で研究職を続けてきた経験から
知っていたことですが…
特に理系の大学の先生というのは、
良い意味で人間離れしているのです(笑)


なので、わかっていただける方には
わかっていただけると思いますが…
コミュニケーションについても、
他の方たちとはこう…
ちょっと違う面もあるわけなんです(苦笑)


(くだけた言い方をすると…
クセの強い方が多いというか…(笑))


もちろん、研究職の方々が皆さん
そうだとは思っていませんが、
自分が長年、研究員だったこともあって、
きちんと準備してコミュニケーションを
図る必要があると、私なりに心得ていたのです。


ですから、当然プレゼンの資料も
ちゃんと作り込んで、当日に臨みました。


お会いしてみると、
とても朗らかな雰囲気の先生でした。
教授は紹介をされただけで、
私のことは何も知りません。

実は会社を始めたばかりなのですが、AIに繋がるシステムを構想しています。わからないことも多いので、いろいろとアドバイスをいただける方を探していたところ、妻を通じて先生を紹介してもらいました。

今日は、私がそもそも何をしたいのか?というのをプレゼンさせていただいて、もし、先生にアドバイスいただけることがございましたら、お仕事としてご助言、サポートしていただければ嬉しいです。



こんなふうに話し始めました。


すると先生は、
『いいですよ、どうぞ』という感じで、
すぐに本題を促されました(笑)


大学の先生というのは、
議論が好きな先生が多いので、
話が早いのですよね(笑)

先生は、アカデミックな分野で
ご活躍されています。
ですので、民間企業にとってなぜ、
組織分析が必要なのか?という
背景も含めてお話しさせていただきました。

民間企業は組織であり、社員がいます。
この不特定多数の人間で構成されている組織を円滑に運営していくためには、社員の現状も含め、会社そのものを分析し、課題を見出し、これに対してしっかりと適切なアドバイスをして、改善することで、組織をより良い方向へ導きます。

これが、今までもですが、特にこれから、会社という組織を有するにあたって、すごく大事なんです…!

だから組織分析が必要なんです!


と、このような資料を入れながら、
語っていきました(笑)

システムプレゼン資料01


当時は、【レポタス】という名前は
もちろんまだなかったので、
『組織分析のシステムをつくりたいんです』
というように、何度も言葉にしたように思います。


組織分析をするためのアンケートをつくり、
それをなるべく多く集め、
課題を見えるようにする。
見えた課題に対してコンサルタントが
適切な施策を打つ…

これまでの記事でも述べてきたように、
これらの自動化も含めて、私がつくりたい
組織分析のシステムも、その延長線上にある
S.A.M.S. についても、中小ベンチャー企業の
社長が持つさまざまな課題解決には、
AIが必要です。


こんな話を、時に熱っぽく、
お話しさせていただいたわけです(笑)


自分で言うのもなんですが、
この浮田教授との面会には、
かなり準備をして臨んだのです。


だから伝わるだろうという前提で、
話をしていました。





しかし、甘かった…(笑)





プレゼンをし終えて浮田教授が、
最初に言われた一言は、

『𠮷貝さんが言っている、会社の課題を解決するとか、組織を良くするとか、私には全くわからないんですが、今プレゼンされた内容は…






『AIではないですね』






でした(笑)


一撃でしたね…(笑)


『そうですか、すみませんでした。
先生の分野ではなかったのですね。
ありがとうございました』


そう言って帰ろうかなと、
一瞬でも思ったのですが(笑)、
『ここで諦めたら駄目だ…
何とかこの先生に、興味を持って
もらいたい…!』
という想いが、
幸いにも芽生えたのです。

これも、大学院まで研究員だった
私の経験が、生きたのかもしれません(笑)

AIでこのシステムをつくることができたら、きっとたくさんの人が喜ぶんです。今日は私の伝え方が悪かったので、もう一度まとめ直しますから、もう一度お時間をいただけないでしょうか?


とお願いして、
再度お会いする約束をして、
2週間後くらいに再度伺いました。

会社組織のあらましから、
私のしたいことまで、
内容は前回と同じなのですが、
何とかこちらを向いてもらいたい
一心で(笑)、プレゼンし直し、
前回の先生のお話を踏まえた上で、
ディスカッションしながら進めさせて
いただきました。

しかし、2回目も上手く伝えられず、
先生にお願いしてリベンジを繰り返し…


結局計4回ほど、先生の元を訪ね続け…


『こういう部分でのアドバイスであれば、
できるかもしれません』

という、念願のお言葉をようやくいただき、
先生からのアドバイスをいただけるところ
まで、辿り着きました…!!


いやあ…本当に嬉しかったです(笑)


先生を口説くのに、1~2カ月は
かかった
と思いますが、
今となっては良い思い出です(笑)
何度も私の拙い話を、根気よく
聞いてくださった先生には、
本当に感謝しています。


先生には、現状や今後の方針などを
定期的にご報告させていただき、
AIを将来つくっていくという観点で、
私の考えがずれていれば、
どんな方向性にしていけばいいのか?
など、コンサルティングのような形で
サポートいただいています。

こうしてようやく、
組織分析システム開発プロジェクトが
スタート地点に立ち、動き出しました。


あれから2年が経過して、
正式リリースを目前にしていることが
本当に嬉しいです…!


多くの方に喜んでいただけるよう、
リリースまで、そしてリリース後も、
私たちは夢に向かって邁進していきます!!




■クラウドファンディングに挑戦中!
レポタスに少しでもご興味を持ってくださった方、
ご覧いただけますと嬉しいです!


■一緒に S.A.M.S. を創りませんか?
中小ベンチャー企業の社長を元気にする!
仲間を募集しています!


■Twitter


■HP









この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?