初バイト!仕事内容と感想と見つけた幸せのヒント。オーストラリア生活Day61
4/3(水)オーストラリア・ワーホリ&留学、61日目。
今日のできごと
●初バイト!初出勤!
仕事をする。
オーストラリアワーホリでやりたいことの1つでした。
数日前に面接の場で即採用してもらった、自称厳しい・ローカルの回転寿司屋さん。
今日はドキドキの初出勤の日・・・!
人生初めて、海外で仕事をする大変さを経験しました。
初出勤!何をした?どうだった?
回転寿司屋さんのホールとして採用された私。
やったことは、
・まずユニフォーム選び♪
・その後...ひたすら実践あるのみ。
そう、ひたすら実践でした。笑
店内は常にオージーのお客さんでいっぱい。
オージーしか見たことがないくらい、完全ローカル店舗。
1つ1つ教える余裕がない様子と「見て学べ」という文化と・・・
教育係らしき人にくっついて「見て学ぶ→実践→怒鳴られる」のループ。
・オーダーとり(英語が悲しいくらい聞き取れず、何度も聞き直す)
・席に食べ物を運ぶ
・お茶や味噌汁を作る
・来店客を席に案内
・高速皿洗い
・「いらっしゃいませー!ありがとうございまーす!」と厨房から叫ぶ(もはや悲鳴)
・怒鳴られる、など
マルチタスク好きだけど、覚えるまで要領が悪く褒められ好き・のんびり屋な(いわゆるゆとり♡)私は、、開始1時間すでにノックアウト寸前。笑
そのご完全な放置状態で1人ホールを駆け回り、飲み物の場所やテイクアウト対応など分からないことがあるごとに、いちいち先輩に聞きに行くかんじ。
その先輩に聞きに行く間にも、他のお客さん達から指令がきたりでもう頭の中ごちゃごちゃ。
これじゃあ待たせるお客さんに逆に迷惑だよなぁ。お客さんの目の前で怒鳴るし。なぜ人気なのか謎!求人費かさむだろうなぁ!
っと、愚痴や改善点は無限に出てくるのですが、愚痴はよくないね。
↑一部メニュー。味はそこそこ美味しいのよねぇ・・・
忙しすぎてあっという間に退勤時間の20:00。
お客さんは減ってきたけど、厨房内は皿の山・山・山。
「帰ってもいいけど、皿洗いしてくれると助かる」
というボス。
「時給高いし(1時間:約2,000円!)皿洗いだけならいっか☆」
と思い、お金につられたのと、やる気誇示しようと思ったのとで、このまま続けてみた。(6時間:1万2,000円!驚異!)
・・・洗い物と片付けが、膨大すぎて、終わらない。泣笑
しかも怒鳴りの嵐。
結局、終バス(22:30)に向かって走る始末。
しかもGOカード(交通系ICカード)を忘れ、現金もなく・・・いろいろあって乗れはしたものの、最後まで冷や汗でした。泣笑
「厳しいけど大丈夫?」
と、面接の時に言われてたので覚悟はしてたのだけど「無理そう」と1日目にして挫折寸前。笑
とにかく「怒鳴り魔」にはこたえたなぁ。あのエネルギーが逆にすごい。
しかし、当時の目標はカフェで働くことだったので、その事前練習として経験・実績になると信じ、もう少し回転寿司屋のバイトを続けてみることにしたのでした*
働いてみてわかったこと・本当の「辛い」とは?
「これは本来私が望んでることじゃないかも...」と今回で気付きました。
せっかく日本での激務な日々からぬけて、オーストラリアに来たのに。
もちろん辛いことがあるのは承知だけど、ちょっと違う辛さ。
世界13ヵ国を旅して見てきた、口笛を吹きながら・お客さんと親身に会話しながら・自由に楽しそうに・・・という景色と今回の現実が違いすぎたんです。
そして実際には、上に述べたようなお店や職場環境はオーストラリアにありました。
当時はまだ、仕事の見つけ方や選び方が分からなかっただけだと思う。
もし今の私が仕事探しをするなら・・・
・あまり日豪プレスは使わない。(低賃金・劣悪環境が多い。でも中には良い仕事もあったので見極めが大切。)
・できれば働く前に偵察をする。(人や雰囲気、忙しさなど、自分の理想とマッチするか確かめる。数打ちゃ当たるでなく、職場は自分の目で見て丁寧に選ぶ。)
・郊外のゆったりしたお店を選ぶ。(その代わり超本気でお店に通いまくり、面接に挑む。)
・そもそも接客よりも、事務や農業がいいw
がサッと思い浮かんだ。
今はファーム仕事にフォーリンラブしてしまったので、次セカンドで渡豪したときは、すぐにファームを選ぶだろうな。
できれば次は有機ファームをもくろんでます!ワクワク〜♡
でも前回のファームで軽くヒザがおかしくなったので、ちょっと不安。
それでも。
あのどこまでも続く空と緑。土の匂い。自然の呼吸。フリーダム。
想像するだけで幸せ・・・*
天職ではないか?とまで思ってしまうほどです。
しかも!
今回の寿司屋と同じ「時給24.5$」の正規料金ファームもありました♪
8時間で1万6,000円。×5日=週8万。×4=月32万!(大まか計算)
(定期的に仕事が入ればの話ですが、実際これくらい稼ぎましたし、週7で働いた人はもっといってました。笑)
目がお金マークです。笑
んーでもお金もだけど、好きなファームってのがもう最高なんです♡
もちろん過酷労働な時がほとんどだけど、辛くても今回の寿司屋みたいに「無理だ」と思ったことがほぼないくらい、外でするファーム仕事がスキなんです。その裏には、希望の外仕事を交渉に交渉を重ねて勝ち取ったという努力もあります。(また後々日記にでてきます)
私にとって寿司屋の「辛い」とファームの「辛い」の差は莫大です。
こういうことですよね。
自分にあう「適切な辛い」が叶う場所があって、トライし続ければいつか必ず出会える!
自然好きな方は、ファームジョブも1度はチャレンジする価値があると思います!
初出勤の想いまとめ・今思うこと
さて。
ファーム話に熱くなってしまいましたが、今回の寿司屋について最後のふりかえりです。笑
これでも一応、回転寿司屋やスーパー、販売系、ホテル、居酒屋、カフェ・・・いろんな接客業にたずさわってかれこれ8年の経験からか、粘り強さや接客自体は自信があったし問題ないと思ってた。
ただ、、言語問題もだけど、日本以上に戦場のような店の雰囲気に「あ、むりや」と悟った結果となりました。
(私自信が、接客や仕事を教える立場であったホテル時代を思うと、たとえ「見て学ぶ」のが良いとしても(私は良いと思わないが、そういうオース?欧米?文化を根強く感じた)、この店の教え方はToo badと個人的に思いました。)
接客人生でいろーーーんな経験してきたけど、この店での勤務経験は「ワーストトップ10」に入るかもしれない。笑
♦︎
今思うこと。
「自分が思う仕事への趣向を再確認できた」「良い経験になった」という意味で、やってよかったかなと締めくくります。
失敗は成功のもと、とはこのことかも。笑
この失敗があったから、次に見つけた良い環境の仕事(ローカルのホットドッグ屋さん)を見極められたと思う。
オーストラリアも日本もどの国も(?)、いろーんなお店・仕事があるので見極めが大切だなと痛感!そのためには経験も必要。
見極める過程として、今回みたく突撃してまずやってみるのもアリだな。
そしてその結果、自分に最適な「辛い」が叶う場所を見つけることもあると思う。
気分が良い辛い と、気分が悪い辛い。
ただ辛ければすぐに諦めるというわけではなく、楽しい辛さ。
辛いことを辛いと感じない辛さ。
自分はどうしたいのかを素直に汲み取って、これからも色んなことを探究し続けてゆきたい*
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