紫原明子

愛と家族と社会について考える作家、エッセイスト。著書『家族無計画』(朝日出版社)htt…

紫原明子

愛と家族と社会について考える作家、エッセイスト。著書『家族無計画』(朝日出版社)http://amzn.to/2bD3t7t 『りこんのこども』(マガジンハウス)http://amzn.to/2bD42y8 東洋経済、クロワッサン、ブロゴス等で連載中。 #もぐら会

マガジン

  • 2020年4月紫原明子の日記

    2020年の日記です。前日分を翌日にアップします。購読していただくとメールで届きます。なるべく毎日届くお手紙にしたいですが寝てしまうこともあるので、最低でも20本くらいは届くと思ってください。もぐら会の人はFBグループ内で閲覧可能なので購入の必要はありません。

  • 【2019年】もぐら会の作品集

    2019年のもぐら会の作品集です

  • もぐら会

  • 生活を考える

    より良い生活に必要な気付きをメモしていきます。

  • 紫原明子、いい気分で夢旅

最近の記事

本当はよくわかっていない大人のために。子供でもわかる確定申告、キホンのキのはなし。【PR】

※この記事はアドビ「僕と私の確定申告」企画の一環として制作しています。 大人って本当に大変である。仕事をして、自分の食い扶持を稼いで生きていかなくてはならない。ましてや仕事をして稼いだら確定申告をしなければならない。 確定申告。ともすれば仕事をするよりはるかに難しい。昨年『大人だって泣いたらいいよ 紫原さんのお悩み相談室』というタイトルの本を出したが今、他でもない、私が泣きたい。目前に迫り来る確定申告、したくない。本当にしたくない。正直、確定申告、と口に出すのも怖い。

    • 街で会いましょう。ちょっとした企画展開催のお知らせ。

      迫り来るゴールデンウィーク、みなさまのご予定はいかがでしょうか? このたび私、紫原は、主宰するもぐら会のメンバーとともに、東京渋谷区の会場で4日間にわたり、ちょっとした企画展を実施することになりました。 一つのテーマに沿ってはいるものの4日間とも少しずつ内容が異なり、特に4/30と5/1の二日間は、来場してくださったみなさんにもご参加いただくものになっています。お一人でも、お友達やご家族と一緒にでも、ぜひふらりと遊びにきてください! 以下、詳細です。 「街で出会う」展「初め

      • 「◯◯とはどういうことか?」隠れた自分だけの問いを軸に、見る・聞く・話す。

        こんにちは。私は紫原明子(しはらあきこ)といいます。 私はエッセイストとしての仕事の傍ら、2019年6月から「もぐら会」というコミュニティを主宰しています。もぐら会はもともと、世間に大発見されることなく、しかし必要な人だけが偶然迷い込めるインターネット世界の秘境として細く長く存続させたいと思っていました。そのため、この1年くらいは大きなお知らせを行ってこなかったのですが、あまりに発見されないのも問題なので、今回あらためてこの集まりについてお知らせし、10名の新規メンバー募集

        • 血湧き肉躍る、熾烈なもぐら朗読劇コンテストをオンライン開催します。

          もぐら会では来る10月16日(土)22時より、夜更けの朗読劇コンテストをオンライン開催します。 この朗読劇は、紫原明子の主宰するもぐら会の有志のメンバー4〜5人が1チームとなり、10分程度の朗読劇を創作・上演するものです。出場チームは全6チーム、観覧者のオンライン採点によって優勝チームを決定します。普段は社会に根強くはびこり熟考を阻む短絡的な圧倒的成長思考や格差を無尽蔵に拡大する行き過ぎた資本主義に懐疑的なもぐら会ですが、長引くコロナ禍の生ぬるい日常にさすがにうんざりし、そ

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        • 街で会いましょう。ちょっとした企画展開催のお知らせ。

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        • 2020年4月紫原明子の日記
          20本
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        • 【2019年】もぐら会の作品集
          4本
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          1本
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          3本
        • 紫原明子、いい気分で夢旅
          3本
        • 紫原の2016年6月
          15本

        記事

          年末年始、家族や恋人、友人と、お話会をやろう

          年末年始、家族やパートナー、気心の知れた友人たちと集まるゆっくりした時間にぜひお勧めなのが「お話会」です。 お話会は、私が主宰している「もぐら会」という集まりで毎月行っているもので、話すこと、聞くことを通じて、自分を深く掘っていくための時間です。通常は、10~20人ほどがオンラインまたはオフラインで集まって、一人ずつ順番にその日の体調と、直近1ヶ月の出来事や、その日話したいこと、なんでも、話したいだけ話していきます。 それだけのことといえばそれだけのことなんですが、あらたま

          年末年始、家族や恋人、友人と、お話会をやろう

          空洞を抱きしめて、未来へ(人生で初めて一人暮らしになった記録)

          2020年8月2日、午前7時前の成田空港、国際線出発ターミナル。 この日、ここで目にした光景を、私はこれからもきっと忘れないだろう。日本の玄関と呼ばれ、普段なら昼夜問わず、大きなスーツケースを転がし行き交う大勢の人で賑わっているはずのこの場所に、私たち家族以外にはほぼ誰もいなかった。 余裕をもって出発しておいて、空港で朝食をとろう、なんて言っていた。たとえ自分がどこに行くわけではなくとも、これから旅立つ人たちに囲まれフードコートで食べるごはんは、どんなに他愛のないものでも何

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          2020年4月29日 人任せにはできないが自分でやるのも相当しんどい

          先日コロナに関する疑問をTwitterでつぶやいたところ朽木さんが連絡をくれ、さえりちゃんの結婚式のとき以来久々に話をした。その流れで、よければもぐら会で話してもらえないかとお願いをしたら快くOKしてくれたので、早速コロナ勉強会を開催した。切実な問題なのでもぐら会のみんなからも沢山質問がきていて、これらをまとめたものを朝のうちにGoogleドキュメントにまとめてTwitterのDMで送っておいたのだけど、なんと開始30分前になっても既読がつかない。朽木さん、もしや寝坊かな、と

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          2020年4月29日 人任せにはできないが自分でやるのも相当しんどい

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          2020年4月27日 自分負荷軽減のための自分疎外

          とても天気が良かったので起きてすぐ散歩にでかけた。写真は散歩の途中で立ち寄った神社。最初は心地よく歩いていたものの、途中から物凄く体が痒くなってしまった。昔からこうなることがあって、原因はやはり運動不足らしい。 参考:https://www.mishimaga.com/books/bacchikoi/001559.html 外出自粛の毎日になって、ラジオ体操やストレッチ、たまの筋トレなど、家でできる運動を少しずつやってはいるものの、足先など末端が冷えることは増えたし、血流も明

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          2020年4月27日 自分負荷軽減のための自分疎外

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          2020年4月23日 社長、紫原明子

          もぐら会で作る本、通称「もぐら本」の制作が佳境を迎えている。この本は、正直言ってすっごいことになっている。お話会を初めてやってみたときに、なにか突飛なことをするわけでもないただの自己紹介なのに、どうしてこんなに退屈せず、面白く、心の底から不思議な人類愛が湧き上がってくるのか不思議で仕方がないということが起きたのだが、もぐら本でも信じられないことにこれと同じことが起きている。でも私は制作に携わっている者だし、自分たちが作ったものを愛おしく思うのは当然のことのようにも感じるし、客

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          2020年4月23日 社長、紫原明子

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          2020年4月22日 いつまで消費者で消耗してるの

          なんで飲食店にも行けず映画館にも行けずデートもできないのに仕事だけはできるんだろう、という、それ以上でもそれ以下でもないそれ以外一切余計な意味のないツイートが大バズを起こしてしまいクソリプが殺到した。厳密に言うと殺到する前にその気配を察知し該当ツイートの通知はオフにしたので実際のところはかなり穏やかだったのだが、数万リツイートされるとインターネットの外から反響が届く。 「ママ、友達の○○ちゃんがママのアカウント見つけたって。リツイートが回ってきたらしいw」と娘がニヤニヤしなが

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          2020年4月22日 いつまで消費者で消耗してるの

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          2020年4月19日 Remoで読書会

          我が家の子供たち二人は、これまでの日常ではいわば学校不適応のはみ出しものであったけれど、大人に何を言われようが決して曲げられない自我を持っているというのは今のような非常事態には相当強いことがわかった。激動の世の中などそっちのけで次々とやりたいことを見つけてきては、いつものように速攻で飽き、飽きたと思ったら思い出したようにまたやる。そんな調子でとにかく好きなことを好きなだけやって安定している。驚くべきことに娘はここ数日、オンラインの教材を使った数学の勉強に精を出すようになった。

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          2020年4月19日 Remoで読書会

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          2020年4月19日 動物性タンパク質を欠いた外食に価値を見いだせる東京の豊かさ

          16年前に福岡から東京に出てきて、気取った街に住んで、驚いたことの一つは「キュウリサンドイッチ」が売られていることだった。うちの近所の気取った食品店には惣菜が売られており、キュウリサンドイッチはどうもその店の名物の一つらしい。キュウリサンドイッチは文字通りキュウリだけを挟んだサンドイッチで、そこにはハムも卵も入っていない。私の感覚で言うと、キュウリサンドイッチは何らかのヒューマンエラーによって生まれるもの、もしくは予算的な都合上やむを得ず生まれる社会の闇であって、サンドイッチ

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          2020年4月16日 フランス語で金玉は

          お風呂上がりの娘が服もろくに身に着けぬまま血相を変えてやってきて言う。 「お母さん、信じられない!!!フランス語で金玉って、女性名詞らしい!!!」 そうか。 全然それとは関係のない話だが外出自粛要請が出て以降、オンオフの切り替えが物凄く難しくなってしまった。いや、もともと仕事と思うと本当に全ていやになるのでオンオフの境界を極限までゆるくして仕事を仕事と気づかないうちに済ませるということでなんとかやってきたつもりだった。ところがよくよく考えてみると、もともと原稿を書くときは

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          4月15日 覗き趣味を持つ自分を発見

          昨日、37歳にしてついに自分を発見した。私は極度の覗き趣味だったのである。外からは決して見えない、閉じられた内なる世界をなんとか覗きたい。しかしできれば捕まりたくない。 思えば10代の頃からその傾向はあった。自分とまったく違う環境で育って生活している人、私を信用して、そのことをすっかり打ち明けてくれる人に恋したりした。ただ当時はそのことについて、私が刺激を欲していたからだろうと思っていたし、若い時分には誰にも当たり前に起こり得る渇望だと思っていた。けれども、先日に行った例の

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          2020年4月13日 未来の危機は、現実の困難に

          雨風がひどい一日だった。 末次さんから好きな写真4枚をアップするというバトンが回ってきて、没頭して写真を選んでいたら一時現実を忘れた。Google photo で「海」と検索すると海の写真ばかり見せてくれる。瀬戸内の海、小笠原の海、屋久島の海。これまで本当に色んな海に行った。小笠原では2回、ウミガメの産卵に出くわした。ウミガメは人間の世界に野放しにされている動物のわりにかなり大きい。砂浜を這ったあとにはトラックのタイヤ痕のような跡がつく。その跡足跡を辿った先に実際にウミガメが

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          2020年4月13日 未来の危機は、現実の困難に

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          2020年4月12日 本格的なオンライン生活を開始

          朝から実験的にRemoというアプリを使ってもぐら会オンラインパン焼き会をやった。焼いたのは材料がシンプルで作りやすいフォカッチャ。なんでもこの外出自粛の影響で、強力粉やイーストの品切れが相次いでいるそうだ。実際、参加予定だったけれどイーストが調達できなかったため参加できなかったという人も。製パン会にも忍び寄る巣ごもり需要の影。そんな中にあっても、見学者を含めて20人もの人が参加してくれた。しかも、参加者の半分ほどは親子で。ビデオ通話によってみんなの子どもたちや家の中の様子が垣

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          2020年4月12日 本格的なオンライン生活を開始

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