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血湧き肉躍る、熾烈なもぐら朗読劇コンテストをオンライン開催します。


もぐら会では来る10月16日(土)22時より、夜更けの朗読劇コンテストをオンライン開催します。

この朗読劇は、紫原明子の主宰するもぐら会の有志のメンバー4〜5人が1チームとなり、10分程度の朗読劇を創作・上演するものです。出場チームは全6チーム、観覧者のオンライン採点によって優勝チームを決定します。普段は社会に根強くはびこり熟考を阻む短絡的な圧倒的成長思考や格差を無尽蔵に拡大する行き過ぎた資本主義に懐疑的なもぐら会ですが、長引くコロナ禍の生ぬるい日常にさすがにうんざりし、そろそろ血湧き肉躍る熾烈な争いをもって死にかけた野性を取り戻したいという血眼ぎらつかせた紫原の狙いのもと、もぐら会らしからぬあり方である採点方式をあえて取り入れることとしました。優勝チームには考え方と人生観によってはあのイカゲームに勝るとも劣らないすばらしい賞品(もぐら会オリジナルミニクリアケース)が贈呈されます。もぐら会のメンバーは国内外さまざまな場所に住んでいるため、本イベントは準備から発表まで全てzoomで行います。

セリフドラフト会議


さてこの朗読劇には一点、特殊なルールがあります。

【ルール】
セリフドラフト会議によって各チームごとに決定した二本のセリフを必ず使用しなければならない。

<セリフドラフト会議とは>
あらかじめ紫原の用意した12本のセリフの中からチーム別にあみだくじを行い、セリフの選出を行いました。用意したセリフは以下の通りです。

1.「この大馬鹿野郎、胎児から人生やり直してこい」
2.「おはようございまーっ……うわああああ」
3.「愛してる。あなたの(※君の)全てを、愛してる」
4.「あなたは一体、誰?」
5.「ちょっとちょっと、そんなに早口で一気に話されてもわからないよ、もう少しゆっくり」
6.「今日は仕事休みます。ついでに明日も明後日も。誰が何と言おうと永遠に休み続けます」
7.「こりゃあ1本とられましたな、わっはっは」
8.「サブ垢でしかイキれないやつは引っ込んでろ」
9.「この目ではっきり見たんだ、たしかにあいつがいたんだ、死んだはずのあいつが」
10.「自由のために生きる、それだけ」
11.「静かに。風の歌を聞いてごらん」
12.「指からがいい? それとも耳?」

セリフドラフト会議は9月末に実施しました。
指名するセリフの事前検討はzoomのブレイクアウトルームにてチーム別で行いましたが、検討中のメモには全チームに共有された1枚のGoogleスプレッドシートをご利用いただくこととしたため、逐次更新されるスプレッドシートから他のチームの動向を探り合って選出します。

会議の結果、特に人気の高かったセリフは1.「この大馬鹿野郎、胎児から人生やり直してこい」8.「サブ垢でしかイキれないやつは引っ込んでろ」でした。やはり長引くコロナ禍の影響を受けてか、普段温厚として知られるもぐら会メンバーが積極的に暴力性の高いセリフを選びにいった様子が伺えます。

また不人気だったセリフは5.「ちょっとちょっと、そんなに早口で一気に話されてもわからないよ、もう少しゆっくり」と、7.「こりゃあ1本とられましたな、わっはっは」でした。これらのセリフは脚本に折り込む際、前の人が早口で何かを言う(5)、前の人が一本とる(7)など、ともにひねりを必要とするため使用難易度が高く、このセリフを引き当ててしまった不運なチームがコンテスト当日、これらのセリフをどのように活用したかも、採点における大きな注目点となります。


「進捗探り合い会」を実施

コンテストを1週間前に控えた去る10月8日(金)、出演者たちによる進捗探り合い会を実施しました。他のチームがどんな作品をどのように作り上げているのか、ルーレットアプリの画面共有を用いたミニゲームによって、他チームの動向を探り合います。情報開示の公平性を記すため、本探り合い会に参加したチームには、コンテスト当日の採点に無条件に5点が付加されます。

<ミニゲーム:チーム対抗探り合いルーレット>

①1回目のルーレット:権利獲得ルーレット

各チームに1度ずつチャンスがあります。

ルーレットには「押し付け権」「黙秘権」「はずれ」の3つの項目があり、ここで獲得した権利は2回目のルーレットで使うことができます。

はずれ:権利なし
押し付け権:回答義務を指定した他のチームに押し付けることができます。
黙秘権:黙秘することができる

※当日は一度目のルーレットで全チームがはずれを引き、権利が付与されなかったため、結果的にルーレットは2巡し、最終的にはある一チームが黙秘権を獲得、また別の一チームが押し付け権を獲得しました。

②2回目のルーレット:質問ルーレット

各チームごとに2回ずつ回します。

ルーレットで決定された質問事項には必ず応えなければなりません。ただし、①で獲得した権利があるチームは、必要に応じてここで使うことができます。

■質問項目
上演時間は?
あらすじは?
登場人物は?
狙う採点項目は?
ラッキー5点プレゼント!※
見どころは?
チームワークの良さを見せてください
工夫したポイントは?
このチームには勝ちたい!というチームは?
重要なセリフは?

※この項目に当選したチームには当日の採点に際し、本日の参加点に加えてさらに5点が贈与されます。

これらの結果、あるチームには黄泉の国の番人が登場すること、またあるチームは一人2役ずつ担うこと、さらにあるチームはゾンビものを用意していることなどが判明しました。また2度のルーレットの結果、あるチームはラッキー5点を2度引き当てたため、コンテストに先駆け10点を先行獲得しています。

採点方法

コンテスト当日はチームの朗読が終了するごとに、出演者以外のzoom参加者によって採点を行います。採点基準は下記の通りです。

評価1:創造性(ストーリー構成や世界観の面白さは感じられたか)
評価2:情熱(朗読技術、朗読の際の熱量はどうだったか)
評価3:感動(全体的に心を揺さぶる力はあったか)
評価4:愛(チームワークの良さは垣間見えたか)
評価5:狂気(良いとも悪いとも判断がつかない強い衝撃、驚きはあったか)
(以上全て5段階評価)

以上の総合点に、進捗報告会への参加があった場合には5点を加点、また上演時間13分を過ぎた場合には30秒ごとに3点ずつ減点されます。さらに、チーム毎に採点者の人数が異なった場合には、最も人数の多かった回に採点者に人数を合わせることとし、採点者の人数の不足しているチームには、該当チームの採点表の総合点を採点者の人数で割った平均点を、不足した採点者の人数分加点することとします。

上演タイトルと指定セリフ※順次公開予定

当日の上演タイトルと、チーム別に指定されたセリフは以下の通りです。

Aチーム タイトル未定
セリフ①「こりゃあ1本とられましたな、わっはっは」
セリフ②「自由のために生きる、それだけ」

Bチーム『思い出のごちそう』
セリフ①「この大馬鹿野郎、胎児から人生やり直してこい」
セリフ②「指からがいい? それとも耳?」

Cチーム  『萌男と4人の女たち』
セリフ①「あなたは一体、誰?」
セリフ②「この目ではっきり見たんだ、たしかにあいつがいたんだ、死んだはずのあいつが」

Dチーム タイトル未定
セリフ①「おはようございまーっ……うわああああ」
セリフ②「静かに。風の歌を聞いてごらん」

Eチーム 『未来』
セリフ①「愛してる。あなたの(※君の)全てを、愛してる」
セリフ②「ちょっとちょっと、そんなに早口で一気に話されてもわからないよ、もう少しゆっくり」

Fチーム タイトル未定
セリフ①「今日は仕事休みます。ついでに明日も明後日も。誰が何と言おうと永遠に休み続けます」
セリフ②「サブ垢でしかイキれないやつは引っ込んでろ」

観覧・採点者を若干名募集しています!


出演者の皆さんがどんな熱演を見せてくれるのか、今からとても楽しみですね!さて最後になりましたが、このイベントの観覧者兼採点者の方を若干名募集しています。下記フォームからご応募くださった方に、zoomのURLをお送りさせていただきます。また応募人数が多い場合には先着順とさせていただきますので何卒ご了承ください。

https://forms.gle/Q9FStp2vH6XCvYQJ8


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