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近江の歴史が丸わかり!近江八幡体感ツアー!②

しがレポは、滋賀県各地の“くらし”と“仕事” を取材する移住体験プランです。地元愛と人脈に深い、地域コーディネーターがご案内!普通の観光では体験できない密度で、地域の魅力に出会えます。地元の人たちと囲む食事会が地域になじむカギ。
写真を撮るのが好きな人、文章を書くのが好きな人田舎暮らしに興味がある人に来てもらった、おためしステイのレポートです。

しがレポの詳細はこちらより

知りたかった現地の生の声

今回の参加目的は2点です。1点目は、とにかく現地に行ってみることです。これまで何度かオンラインイベントに参加する中で、やはり現地に行って、その場の空気を肌で感じたい、という思いを持つようになっていました。
2点目は、地元に暮らす方のお話をじっくり聞くことです。仕事のことや生活のことなど、ネットで検索するだけでは分からない“生”の情報を得たかったのです。
そんな中でしがレポをご紹介頂き、良い機会だと考えて参加を決めました。

深き良き滋賀の歴史を肌で感じた瞬間

最も印象的だったのが、2日目のお城見学です。まず訪れたのが安土城。大手道の脇には、家臣達の屋敷跡とされる場所があり、かつての姿に思いを馳せることができました。天主跡へ向かう途中にある信長公本廟の周辺には、静けさが漂っていて、大手道周辺とはまた違った雰囲気を楽しめました。全体的に、きれいに整備されている印象を受けました。

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続いて訪れたのが八幡山城。山麓からロープウェイが通っていて、気軽に歴史散歩ができる素敵なお城でした。また、地元の方々が整備・清掃活動を行って下さっているとのことで、とてもきれいになっていました。それだけに、「恋人の聖地」として現代風のモニュメントが建っていたのが、少し残念な感じもしました…。
2ヶ所を見学してみて、滋賀の歴史スポットのポテンシャルの高さを感じました。また、もう一人の参加者の方が歴史好きだったこともあり、歴史トークをしながら見学できたのも楽しかったです。

滋賀で生き生き働く人とのお話の中で感じたこと

1日目は、花のある暮らしのアトリエ「Rose+」オーナーの増山さんにお話を伺いました。見せて頂いた作品の細部にまで想いが込められていて、好きなことを究める凄みのようなものを感じました。続いて、パーソナルトレーニングスタジオ「COO FIT」代表・森さんのお話を伺いました。滋賀・近江八幡の魅力や、スタジオの経営のことなどについて、生き生きとお話しされている姿が素敵でした。

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2日目は名入れグッズなどの制作・販売を行う「Orange Clover」の坂野さんのお話を伺いました。なかでも、「恩返しと恩送り」という言葉が非常に印象に残りました。


見学を通して、滋賀には潜在的なニーズが高い分野が多くあり、起業したい人にとっては魅力的なのではないかと感じました。また、やりたいことを始める人や、物事を真面目に続けていく人を応援する環境が整っていると感じました。これらは、滋賀で働く魅力だと言えるかと思います。

優しさが溢れ出している「滋賀の人」

滋賀で暮らす魅力は、「人」だと思います。今回出会った皆様には、本当に優しくして頂きました。特に、宿泊場所としてお宅を貸してくださった細垣さんには、手作りの朝食をご用意頂いたり、滋賀や近江八幡についてのお話を聞かせて頂いたりと、大変よくして頂きました。滋賀の自然と歴史に育まれた人々の心の豊かさが、そのまま優しさとなってあふれ出ているかのようでした。

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また滋賀には、自然や歴史を守ろうとする人達がいました。長光寺のマルシェでは、アクリルたわしなどの販売をされていた環境保護団体の皆様に出会いました。琵琶湖などの自然環境の保護を「自分ごと」として捉え、身の回りのことから取り組んでいらっしゃる姿が印象的でした。
滋賀の「人」と出会うことで、自らの生き方を省みるきっかけを得られることは、滋賀で暮らす上での大きな魅力だと思います。

ネットの情報だけできめるのはもったいない

しがレポに参加してみて、実際にやってみる・見てみる・聞いてみる ことの重要性を感じました。今回、地元で暮らす方々のお話をじっくり聞いてみて、コミュニケーションと直感力の重要性や、それらによって得られる情報の有用性に気づくことができました。いずれも、ネットで検索するだけではたどり着けない気づきだったと思っています。こうして得られた気づきは、自分のやりたいことを始めるための土台になるのだろうと思います。


 また今回、多くの人と出会い、地元愛は伝播するのだと強く感じました。私自身、プランの中で、滋賀や近江八幡を愛する人々の、地元愛にあふれたお話をたくさん伺ったことで、滋賀や近江八幡への愛が深まったと感じています。

印象に残っている魅力あふれるお店に行ってみて

古いものや自然のものを壊すのではなく、修繕などの工夫をしながら守っていく、人々の「心意気」のようなものが滋賀の魅力だと思います。今回訪れた、古民家を利用したアンティークショップ兼カフェの「尾賀商店」さんは、建物や雑貨が積み重ねてきた年月と、そこに込められた人々の「心意気」が感じられる素敵なお店でした。

これからの自分の将来がワクワクした1泊2日

日常の風景や人のあたたかさなど、観光では見えない滋賀や近江八幡のディープな魅力を知ることができました。また、1泊2日という短期間で、多くの方々と交流できるようにプランを組んで頂き、良い刺激を受けることができました。移住についての情報を得られるだけでなく、新しいご縁から刺激を受けられる良い機会だと思います。今回は、これからの仕事や暮らしに活かせるヒントを得ることもできたように思います。


最後に、新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中、受け入れて下さった近江八幡の皆様ほか、すべての皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
(30代・女性)

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