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私がエイベックスを3年で退職した理由

私は、2013年4月にエイベックスに新卒で入社し、2016年の4月に退職しました。

この3年間で得られたものは、とても大きかったですし、新卒で入社した会社でもあったので、非常に思入れのある会社です。

自分を成長させてくれたエイベックスには感謝しかありません。
そんなエイベックスを

なぜ退職したのか

を徒然なるままに書いていきたいと思います。

エイベックスでやってきたこと

たくさんお酒飲んだり


たくさんコスプレしたり

伊藤園 健康ミネラルむぎ茶のキャンペーン時


ハロウィンイベント


忘年会かな?

TGCで同期の横澤夏子・ニューヨークに会ったり

社員旅行でハワイにいったり

新卒の会社説明会用のVTRに出演したり

同期とたくさんカラオケいったり

たくさんの出張いったり

こうして、振り返ってみると、「遊んでばっかり!?」みたいな感覚になりますが、これでも真面目に働いていたつもりです。
本当に20代前半はエイベックスの濃い3年間だったなと思います。

真剣に業務内容をお話しすると私の業務はアーティストと企業を結びつけるBtoBビジネスです。

《アライアンス業務》
CM起用
コラボ商品開発
イベント出演

この3つの軸が、私の業務でした。
企業からの予算をいかにエイベックスに回してもらうか。この事を常に考えてました。

なので、カウンターパートとしては、広告代理店やメーカー、商業施設など有りとあらゆる企業様と連携しマネタイズを図っておりました。

エイベックスのやりがい

仕事内容に関しては、とてもやりがいに感じていました。それは、なぜか

①夢を追っているアーティストやタレントと一緒に仕事が出来ること
②企業とアーティスト/タレントがWin-Winになっていること

この2点が大きなやりがいポイントでした。

①夢を追っているアーティストやタレントと一緒に仕事が出来ること
やはり、夢を追いかけてる人は、ファンに対しても夢を見させている。これがどれだけすごいのか。

「人が人の感情を動かす。」

こんなワクワクすることはないですし、きっと多くの方も好きなアーティストやタレントがいて、たくさんのパワーや夢を貰ってるはず。

そんな夢を与えて、尚自分の夢を追いかけてる人は、やっぱり出してる人間力やオーラが違います。

ある意味パワースポットなのです。

だから、ある程度忙しくてもスタッフである自分も頑張れるし、『同じ熱量で仕事しないとな』と襟が正せます。

②企業とアーティスト/タレントがWin-Winになっていること
これほど、やりがいあることはありません。
なぜなら損してる人がいないという事。
企業が何かアーティストとコラボしたい時というのは、必ず

・足りていない物を補う
・伸びてるところグロースする

この、どちらかです。

例えば、中高年に対してはしっかりリーチできる商品がある。ただ、若年層へのリーチがまだ足りていない時、企業としては、何を選択するでしょうか?

それは、
若年層に支持のあるタレントとのコラボなのです。

当たり前ですが、これを経営判断する会社も中々の物です。なぜなら、ターゲットを大きく外す可能性があるからです。
ある程度、リスクを負ってチャレンジするという事なのです。
この状況で、エイベックス社員であった私は迷わず

『うちのタレントを起用して、マーケット分析に使用してください。』

と提案します。

勿論、タレントのブランディングとかけ離れた商材では提案しません。
ブランディングも維持しつつ、企業にとって有益な事であれば積極的なチャレンジを提案しておりました。

このように、
夢を追ってる人と仕事をする事
Win-Winの関係で仕事が出来る事

この2点がやりがいに感じており、業務に従事しておりました。

エイベックス退職を考えたきっかけ

正直な話、エイベックスに不満があったという事はありません。
現在コロナの影響でエンタテインメント業界が暗いマーケットになってしまいましたが、エンタテインメントが人を明るくすることは間違いないですし、希望だと感じてます。そんな業界で働いている事にも誇りを感じておりました。

では、なぜ辞めたのか?
それは、
「自分のやりたい事が芸能プロダクション以外で、より多く実現できる」
からです。

私の仕事軸は「人の夢をサポートする事」です。

それは、なぜか。
前の記事にも記載しましたが、私自身が過去夢追い人で、その夢を諦めてサラリーマンになりました。

サラリーマンの仕事やるなら、昔の私みたいに夢追っかけてる人の後ろ盾になりたい!
そういう気持ちでいつも仕事に取り組んでいます。

ただ、これは芸能プロダクションにいなくても実現できるのです。
そこで、衝撃を受けたのが、

エンタメ×ITの融合

LINE LIVEだったのです。
プラットフォームであれば、たくさんのコンテンツ(ここでは人)に出会えます。

そんなたくさんのコンテンツと一緒に歩んでいき、プラットフォーム側から支援していきたいという点から、

コンテンツホルダー→プラットフォーマー

に自分のキャリアの舵をきったのです。

だから、私はエイベックスを退社し、LINEに入社することを選択いたしました。

これからエンタメ業界を目指す就活生へ

厳しい現状だけどエンタメは無くなりません。流行り廃りはありますが、根本である『人が人の感情動かす』事は永久に不滅です。

そこに、自分の人生かけられるか。

給与水準が高くないのがエンタメ業界です。
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常識に捉われないのがエンタメ業界です。

それでも、自分の意志を貫ける人材こそ、エンタメ業界で活躍できる人間だと思います。

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色んな転機を見る事ができるという事も、エンタメ業界の醍醐味です。

そんな荒れ狂った海原で、戦える戦士こそエンタメ業界に行くことをオススメします。

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