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慢性疲労で起き上がれなくなった私が食べるのをやめた食材4つ。

3年前にフリーランスになってから、仕事のほとんどがデスクワークになり、運動不足、肥満、食欲衰退、睡眠障害・・・と、働けば働くほど弱っていった時期がありました。
一時は起き上がれないほどの慢性疲労になった私が「食事療法」で回復したお話です。
特別なことはしておらず、とにかく毎日同じ時間に寝る、起きる、歩く、食べるを繰り返しました。体調不良から回復するには、新しいことを始めるのではなく、よくない習慣をなくしていくことが大事だと思っています。本日は食事に重点を置いていきます。

慢性疲労で死にかけた私が食べるのをやめた食材4つ。

私が食べるのをやめた食材4品はこちらです。

・砂糖
・小麦粉
・乳牛製品(酪農製品)
・食品添加物

これらを食べないメリットは共通して、とにかく体調が良くなることです。
「砂糖は調味料の基本だから抜くなんてあり得ない!」とか「小麦粉は学校給食でも使われているのに身体に悪いわけがない」なんて声も上がってきそうな気もしますが、私自身栄養学を学び出してから知ったことで、医療常識は日々進歩していて、健康にいいとずっと言われていたことが次の日には健康に悪いと結論づいたりすることも珍しくない。
そういった背景から”当たり前”は自分が納得するまで疑った方がいいと思っています。

これから各食材をなぜやめたかを解説していきます。

①砂糖

砂糖とは?という話を掘り下げるとなかなかなボリュームになっちゃうので、ここでは料理で使う調味料としての「砂糖」やコーヒー紅茶に入れる「砂糖」についてお話します。

私がやめた理由は、砂糖を摂取すると血糖値の上がり下がりが激しくなるからです。
以前はPMS(月経前症候群)の症状に苦しんでいて、本当にこれをどうにかしたかった。PMSを治すためには、女性ホルモンのバランスを整えなければいけない。
PMSについて調べている方はお分かりになると思いますが、生理前になるとプロエストロゲンの量が増えることで、血糖値の上がり下がりが激しくなって食欲が増えたり、甘いものしょっぱいものが食べたくなるんです。
だから、血糖値の上がり下がりをなんとかすればPMSが改善するのではないか?そう思って砂糖の摂取量を徐々に減らしていき、今では外食の時しか摂取しなくなりました。あまりストイックになりすぎると苦しくなってしまうので、料理で砂糖を使わないというルールにしています。
料理で甘みを出すのに砂糖でいけない理由もないですしね。
私が出した結論は、料理で砂糖を使わなくなったことで、PMS改善に大きな効果があった、と思っています。

②小麦粉

パスタ、うどん、パン、ケーキ、ラーメン、そうめん。
気にするまでこれらが全部「小麦粉」で出来ているなんて考えもしませんでした。慢性疲労でダウンした当時、フリーランスで労働時間の概念がぶっ飛んでいて、家事がものすごく散漫になっていました。今冷静に考えたらあり得ないのですが、気づいたら3食そうめんしか食べていない、なんて日もザラにありました。

また、以前はずっと胃腸の調子が悪かったんです。
リーキーガット症候群といって、特に質の悪い小麦粉は腸壁に穴を開けてしまうことがあります。おそらく私は腸壁に穴が開いていたことで、栄養がしっかりと吸収されていなかったために、体調が悪くなっていました。

小麦粉をやめてからは、季節ごとに患っていた急性胃腸炎にならなくなったり、便通が良くなったり、いつしか食べられなくなった脂っぽい部位のお肉が食べられるようになりました。栄養を摂ることも大事ですが、私が一番重要視していることは、腸内環境を整えて消化力を最大にしておくことです。消化力が上がれば栄養を効率的に吸収できて、好きなものを食べたいだけ食べられる。そのために普段の食事で小麦粉を食べるのをやめました。

③乳牛製品(酪農製品)

パソコン作業に欠かせないコーヒーですが、私はミルク入りが好きで以前は喫茶店にいった際、無意識にカフェラテを頼んでいました。
乳牛製品に入っている「カゼイン」というタンパク質は、小麦粉と同じく胃腸に穴を開けてしまうことがあります。とにかく私は胃腸が弱っていたので、胃腸ファーストのために乳牛製品の摂取をやめました。

牛乳だけでなく、バター、マヨネーズ、などの調味料も徐々に減らしていき、今では家で全く摂取していません。
胃腸の調子を整えたところ、体調もグンと良くなってきました。

④食品添加物

こちらに関してはあまり詳しくない方でも、身体に悪いということはご存知ではないでしょうか。

簡単に説明すると、食品添加物は栄養の吸収を妨げてしまいます
以前はちゃんと食事を摂っておらず、胃腸の調子も悪い状態で、添加物もバリバリ使っていました。かわいそうな当時の私の胃腸・・・

今ではスーパーで食品を買うときに、食品添加物表示をちゃんと見るようにしています。習慣化してから分かりましたが、普段無意識に使っていた調味料にはものすごい量の添加物が使われています。せっかく自炊をするなら、最大限栄養を吸収できるようにしたいですよね。
ただ、全てを排除するのは難しいので、自分である程度ルールを決めて購入するようにしています。

4つの食品をやめてどんな変化があったか

私がこれらの食品をやめてから起こった変化はこちらです。

・体調が良くなった
・15キロ痩せた
・消化機能が向上した
・髪質がすごく良くなった
・体力が大幅に上がった
・メンタルが安定した
・目が笑うようになった
・仕事の効率が上がった

本当に体調が良くなりましたし、見た目もすごく変わりました。
以下、見た目の変化です。百聞は一見に如かず。

ビフォーアフター全身
ビフォーアフター顔
ビフォーアフター髪質

まとめ:食事を変えて心も身体も健康に

うつ病、不安障害、睡眠障害、肥満、PMS、PMDD、HSP・・・
多くの日本人が苦しんでいるいろんなお悩み。
どんな症状であっても、食事を変えることが最大かつ最良の治療法だと思っています。
テレビや広告に惑わされず、美味しい食事と適度な運動で健康になる人が増えてほしいです。

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