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恥ずかしがり屋なコンサルタントにとって、"プレゼン資料"は良きパートナー

わたしは内向型で、赤面症で、恥ずかしがり屋な人間だ。そんな女がコンサルタントとして働いている話をする。

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コンサルタントといえば、当たり前だがクライアントコミュニケーションが多い。クライアントと伴走するためには、ファシリテーション力は必須スキルだ。

しかし内向型のわたしは、ファシリテーションが大の苦手だ。プレゼンのたびに緊張し、いつも服の下では尋常でないほどの脇汗をかいている。それくらい、その場を仕切り、舵を切ることが得意ではない。

そんなわたしだが、コンサルタントの世界にいてもうすぐ5年が経とうとしている。5年もの間、必死に、クライアントコミュニケーションを取った結果、あるスキルが秀でるほど磨かれた。それが“ドキュメンテーション力”だ。

クライアントの前で、外向的にビシバシ舵を切ることはどうしても得意ではない。しかし、予め伝えたい内容を伝わりやすいような形で“プレゼン資料”に落とし込み、その資料に沿ってコミュニケーションをとることはできる。

わたしにとって“プレゼン資料”は、後ろ盾のような存在だ。後方から支援してくれる、陰で援助してくれる。プレゼン資料がいれば、ファシリテーションが苦手なわたしでも円滑にコミュニケーションをとることができる。作成時はヒィヒィしながら作業してるが、MTGで報告した後には感謝を伝えている。「今回も、ありがとう」と。

より円滑に、より伝わりやすく、を極めていった結果、ドキュメンテーション力を褒めてもらえることが圧倒的に増えた。「見やすいね」「わかりやすいね」「伝え方上手いね」と。(必死ですから、とは言えない。)

“ドキュメンテーション力”が高い、というと、へぇ〜綺麗な資料を作れるんだね!と言われることがある。これは、美人な人に「お顔が綺麗ですね」と口説いているのと同じだ。表面が大事なのはわかる、だが中身も同じくらい大事ではないのか。

わたしにとって“プレゼン資料”は綺麗であればOKといった、小手先のものではない。自分の提案を、魅力的に伝えるための“良きパートナー”だ。伝わることを支援してくれる手段でしかない。コミュニケーション手段の一つでしかない。コミュニケーションするためのものだ。

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最近、フリーランスなど個人で活動する方々が増え、いろんなところでプレゼン資料を拝見する。相手に自分のサービスを説明するための資料だ。Canvaなど簡易的にデザインできるツールが増え、誰でも、簡単に、パートナーを作る機会が増えた。だからこそ、声を大にして伝えたい。「パートナーはきっとあなたを、応援してくれる存在になってくれるよ」と。

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ということで、パートナーに磨きをかけるためにどうすれば良いか、わたしなりに学んだこと、普段やっていることをこちらのマガジンで発信していこうと思う。名付けて、「コミュニケーション資料TIPS TO SUPPORT YOU」!!!

ダサいと思ったそこのあなた。より良い案があるならぜひ教えていただきたい。採用するかどうかは、わたし次第だ。(なんて女だ)

もし、“コミュニケーションするための資料”があり、まだ後押しの足りないパートナーだったら、ぜひ次回からのヒントが参考になるかもしれない。コミュニケーションのための資料は誰にとっても味方をしてくれる。陰で頑張って、と背中を押してくれる。わたしは5年間、押し続けてもらっています。(今日もありがとう。)

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