さよならbubbles/YUMEMIをリリースしました
本日、僕が作曲をしている音楽ユニット「YUMEMI」のミニアルバム
「さよならbubbles」がリリースされました。
▼各種配信サービス
この記事では、このミニアルバム全曲の作曲者である僕が1曲ずつ制作秘話的なものを書きなぐっています。
このミニアルバムをより楽しんでいただけたら幸いです。
リフレイン(Album ver.)
※MVはシングルver.です
この曲の作り始めは2021年8月。
当時見ていたゾンビランドサガというアニメに出てきた激昂サバイブという曲にインスパイアされて、僕もこんなかっこいいバンドっぽい曲を書いてみたいと思い、書き始めたのを覚えています。
▼めっちゃかっこいいから観てね
僕は所謂ロキノン系が大好きなので、全編でなくとも、せめてサビのボーカルくらいには簡単にでも英語を入れたいな~と思っていました。
そんな我儘を叶えるため、YUMEMIの曲の作詞はボーカルのふみんちゃんに完全にお任せしているのですが、リフレインの英語部分だけは僕が作詞しちゃいました。
他にも、曲の終盤で僕のデスボイスが小さく入っています。
出しゃばりすぎですね。
たまに(?)は許してね。
Album ver.では全体のサウンドを整えた他に、サビのボーカルの英語部分のハモリが増えています。
僕が強調したかった英語がより映える結果となってしまいました。
ありがとうございます。
さよならメランコリック
YUMEMIの代表曲といえばデビュー曲の灰色メランコリックだと思っているのですが、これを超えたい、新たな代表曲となるものを作りたいという思いで、僕が持てる技術を可能な限り詰め込もうというコンセプトで作りました。
その結果、僕の大好物であるバキバキのリスカピアノや、ボーカルのカットアップをリフで押し付けているのが特徴的な曲になったと思います。
改めて灰色メランコリックを聴くと、この曲、尖りすぎですね(褒めてる)。
なんだこのBメロは…(褒めてる)。
音作りも何だかカオスです(褒めてる)。
超える超えないというか、今の僕とは良くも悪くも別次元のところにいる曲なので、比べることに意味はなさそうですね。
▼デビュー曲の灰色メランコリック
差し出した春と染まった右手(Album ver.)
※MVはシングルver.です
通称さしそまです(リスナー様命名)。
この曲はのちに僕がドハマりすることになるツミキさんの、フォニィという曲にインスパイアされて書き始めました。
▼なんだ、ただの神曲か
とりあえずパワーコードを鳴らしとけ的な曲作りからも脱却してみたく、コード感を維持しつつコードをそのまま鳴らさない方法を試行錯誤した結果、前奏~Aメロのような形になりました。
暗くも明るくもない、不気味でふわふわした感じが独特の雰囲気になったと思います。
Album ver.では全体のサウンドを整えた他に、リフ部分にオサレなボーカルカットアップを追加しました。
カットアップ好きだね~
皆も好きでしょ?
でっどすとっく
カロリーの高い曲が多い、というかそういった曲しか作ってきていないので、たまには軽めの曲を作りたい、
そしてふみんちゃんの歌声の良さを活かせる曲を書きたいと思い、書き始めました。
結果としてそこそこ思った通り作れましたが、やはり自分の性には逆らえず、サビはいつも通りエモめ、重め、カモメな曲になってしまいました。
(好きなお笑い芸人1位は圧倒的にジョイマンです)
ふみんちゃんが書いてくれた歌詞も、根幹にあるメッセージ性には他の曲と通ずる部分が残りつつも、いつもは出てこないような美味しそうな単語をふんだんに使ってくれています。
曲も歌詞も、根っこは変わらないけどいつもとどこか違うような、面白い曲になったのではないかと思っています。
キャラメリゼシンドローム(Album ver.)
※MVはシングルver.です
ご依頼でAAA風のポップな曲を作っていたとき、何故か重たいギターリフを思いついてしまったので、昇華するために書き始めました。
思いついたら作らないわけにはいかないですし、まさかAAA風の曲に盛り込むわけにはいかないですもんね。
僕は重たくて激しい曲(メタル系とか、ハードコアパンクとか)が好きなのですが、きちんとメロディアスでエモーショナルなものを作りたいと思っています。
(そもそもこんな優秀なボーカリストに恵まれて、この曲の主役は楽器ですなんて愚の骨頂以外の何物でもありません)
キャラメリゼシンドロームは、そんな思いの象徴になるような曲かもしれません。
僕の好きなものがてんこ盛りですが、きちんとボーカルが映えていると思います。
Album ver.では全体のサウンドを整えた他に、ボーカルのコーラス(セリフ?)パートをめちゃくちゃ増やしました。
よりふみんちゃんの良さが活かされ、ボーカルを楽しめる曲になったと思います。
everlasting daisy
このミニアルバムの中で一番古い曲です。
もしかしたら前作のミニアルバム「ワンルームメランコリック」に入るかもしれなかったくらい古い曲です。
数ヶ月前、ミニアルバムに向けてサウンドを調整しようと思って久々に曲を聴いたときの感想は、
「エモっ!」
「長っ!」
でした。
この曲は、僕が中学生くらいのときに作り、のちに公開となった「星空で眠る」のようなエモエモな曲を、ふみんちゃんに歌ってほしいという思いから作り始めたのを覚えています。
▼公開されている中では僕の最古の曲です
しかし、エモいメロをふみんちゃんに歌わせたい~~~
という僕の想いは重すぎました。
他の曲は大体2分半程度、長くとも3分ちょいなのですが、なんとeverlasting daisyは5分もあります。
しかも確か元々6分半くらいあったものを削ったうえでの5分なので、もうメンヘラとしか言いようがありません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
一生懸命作ったミニアルバム、どうか楽しんでお聴きいただけますと幸いです。
ところで、前作のミニアルバム「ワンルームメランコリック」が有難いことに毎日どこかで沢山再生されているようで嬉しいです。
こちらもお聴きいただけたら大変喜びます。
▼各種配信サービス
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?