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藤子Fノート2周年! という名の息抜き記事

今から二年前、2020年11月22日(いい夫婦の日)から始めたnoteが、とうとう二周年を迎えました!

1990年代にはHP、2000年代にはブログ、2010年代はフェイスブックとツイッターと、プラットフォームを変えつつ執筆を続けているのですが、2020年代はnoteということになりそうです。


noteというプラットフォームの特徴は、ブログとSNSの要素を兼ね備えている点と、書くという創作活動を続けやすくしてくれる機能が充実していることでしょうか。

「スキ」などの読者の反応を得やすいのと、文章コンテンツでマネタイズできるかも、電子出版ができるかも、と夢を持たせてくれる仕組みが、功を奏しているように思います。


個人的にも、そんなnoteの書き続けやすさに乗せられて、まんまと二年間、ほぼ毎日、投稿を行うことができました。常に執筆時間の確保という難題を突き付けられていますが、硬軟織り交ぜる記事構成で、何とか続けている感じです。

本稿では、二周年という区切りに際して、何かテーマを持って二年間を振り返ろうかとも思ったのですが、面白そうな切り口も浮かびませんでしたので、これまで書き溜めてきた720本以上の記事を抜粋しながら、印象的だった出来事を振り返っていきたいと思います。



最近(ていうか本日)、ついにビュー数が10,000突破の記事が登場しました。『ある日・・・』という、藤子作品の中でも一般的な認知のない短編のレビュー記事となります。

好きの数から分かるかも知れませんが、noteで注目記事に選ばれたわけでもなく、ほとんどが検索によって外部から読者が流れ込んできた記事です。

これほどの地味な作品が、検索され、自分のnoteを大勢が訪ねてきてくれたことに、驚きを隠せません。

多くの読者に記事を触れていただいたのは、ウクライナ戦争開戦にあたって、ロシアが核の使用をチラつかせた戦略を取ったため、核戦争の危機をリアルに描いた本作が注目されたからと考えています。

ツイッターで記事を引用する人も相当数いらっしゃって、一時期は毎日数百のビュー数を増やしたこともありました。

こうした反応を踏まえて、急きょ下記のような記事も作りました。こちらは執筆して7カ月くらいですが、ビュー数は約700です。まずまずの反応だと思います。

このように、記事を書いていると、何かのきっかけで、過去の記事が活性化することが時々あります。これはひとえに藤子作品の普遍性が成せる技なのですが、一点突破ではなく、あまねく作品を広く浅く取り上げていったことが、良かったのではないかと考えております。



次に思い出深いのは、人気noterでかつYouTubeチャンネルもお持ちの手塚治虫全巻チャンネル【某】さんからお声がけいただき、それが元でコラボ記事を作ったことです。

ご存じの通り、手塚治虫先生と言えば、藤子不二雄両氏の憧れであり、師匠であり、ライバルでもあった方。

そんな畏れ多い手塚先生の作品レビューをメインコンテンツにしている方かたお声がけをいただいたことに、手塚先生と初めて会う時にチョー緊張していた藤子先生のごとく、自分も震え上がる思いでした。

その出会いをざっと書き綴った記事と、そのコラボ記事をご紹介しておきます。

noteやってて良かったなあと、心から思えた出来事でした。



藤子Fノートのレビュー記事は、当たり前の話ですが、藤子先生が残して下さった作品をテーマにしています。けれど、それは過去の作品の掘り起こしがメインとなるわけで、現在進行形の作品についてのレビューを書いているわけではありません。

過去作品を新しい切り口で紹介していく楽しみもあるのですが、時々、今連載中のマンガのレビューをしてみたいと思うこともあります。

そんな中、ドラえもんの映画を題材にした記事をこの春に書いたのですが、これが抜群に楽しかったのです。

具体的には、リメイク作品となる「ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」を、原作と比較しながら検証した記事です。

こちらは劇場公開してすぐに記事化したこともあって、上映期間中、かなりの読者を獲得しました。後に、Amazonプライムで配信されたタイミングでもビュー数を伸ばしました。今年の記事の中では最も読まれているものとなります。

これに味をしめて、また来年の映画でも、公開直後に色々と検証した記事を書いてみたいと考えています。すでに特報映像を見ての考察記事も作っているので、こちらも是非。



令和の世の中となって、昭和から平成にかけて活躍されていた偉人たちが亡くなってしまうことが続いています。時代の一つの移り変わりでもありますが、非常に残念な思いをすることも多くあります。

今年の春、藤子不二雄Aこと、安孫子素雄先生がご逝去されました。お歳ではありましたが、時々メディアに顔を出されていて、お元気な姿をお見かけしていたので、大変なショックを受けました。

このnoteでは藤子F作品をメインにレビューをしていますが、藤子不二雄を語る上で欠かせないA先生の「まんが道」だったり、二人の合作作品の考察も、本当はしっかり取り組まねばなりません。

数は少ないのですが、藤子A先生に関する記事も作っていますので、ここに掲載しておきます。そして、もっと精進することを誓いたいと思います。



最後に「目次」について、少し触れてみます。

色々な記事で書いてはいるんですが、目次(サイトマップ・ポートフォリオ・INDEX・お品書き・・)を作って、noteのトップ記事にしておくことを、是非ともnoteユーザーの皆様にはオススメいたします。

目次があることで、読者も書き手もメリットがあると考えています。


読者にとっては、偶然noteにたどり着いて、他の記事を読んでみたいと思った時の案内図となります。

特に藤子Fノートでは、700本以上の記事を掲載していますので、他にどんな記事があるかと興味を持っていただいても、その方が執筆順に過去記事を遡っていくことはないでしょう。

過去の記事がきちんと整理されていることで、他の記事、また他の記事と読み進めていただけるものと思います。


書き手としては、読者が回遊してくれて、ビュー数が伸びたり、フォロワー数が伸びたりといった効果もあるのですが、何と言っても、自分の書いてきた歴史が一目瞭然となることが最大のメリットです。

そして過去に書いた記事を検索することが簡単になります。例えば、本稿でも過去の記事を引用させていますが、これも「目次」からスイスイとリンク先に飛んで、アドレスをコピペしてきたものです。


ただ、目次については難点が二つほどあります。

一つは更新がなかなか面倒だということ。ある程度まとめて更新しているのですが、日々の記事の執筆に追われていると、目次まで頭が回らず、溜めてしまったからヒーヒー言うことになります。。

それと、さすがに700本以上の記事を一つのページに整理させているので、さすがに読みづらくなってきていることです。僕の目次の構成は、作品ごとの区分と、テーマ別の区分が混在しているので、「ドラえもん」の記事が全部で何本あるのか、目次ではわからなくなっています。

できれば、作品ごとの目次もあれば便利なのでしょうが、時間的余裕もないので、手付かずの状態になっています。これは次の一年の課題といたしましょう。。


さて、明日から藤子Fノートは3年目に突入します。まさかこれほど長く続けるとは思っていませんでした。(最初は記事300本で終了予定だった)

けれど、途中で藤子作品の全てを記事化するという大目標を掲げてしまい、ここまで着々と書き溜めてきてしまいました。せっかくなので、何とか最後まで突っ走りたいとは思っています。

どうぞ読者の皆さまにおかれましては、もうしばらくお付き合い下さいませ。

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