豊富な麺料理に黒酢の酸味!山西料理(晋菜)を堪能しよう
こんにちは、小羊です。
今日は中国の山西省の伝統料理「晋菜」について紹介します✨
なお、晋とは山西省の略称で、春秋時代、このエリアが晋国だったことが由来とされています。ちなみに「菜」は料理という意味なので、晋料理=山西料理という意味になりますね!
晋菜の主な特徴としては、麺料理など粉モノ系の料理が豊富であること、山西省自体が黒酢の産地として有名であることから、酸味の効いた料理が多いことが挙げられます。
では早速見て行きましょう!
①刀削麺(dāo xiāo miàn)
まさかのいきなり有名どころ(笑)
日本でも有名な刀削麺は実は晋菜なのです!なお、発祥の地は山西省の大同市とされています。刀で麺を削っていく様子は、いつ見ても圧巻です〜
②莜面窝窝(yóu miàn wō wō)
初めて見たときは「なんじゃこりゃ」となること間違いなし。
これは莜面という麺料理で、オーツ麦(燕麦)から作られた麺です。結構、淡白な味をしており、感覚的には蕎麦に近い感じ。
そのままでは淡白なので、黒酢ベースのタレやトマトベースのタレなどをかけて食べます。
なお、このお店は結構、盛り付けがテキトーだったのですが、本来の莜面窝窝はきれいに筒状に並べて盛り付けるのが一般的です。
③酸汤羊肉(suān tāng yáng ròu)
小羊的にはコレがイチオシかなあ。
酸っぱい&辛いアツアツで濃厚な羊肉スープにたっぷりの細切れ羊肉が入った滋味深い鍋料理です。酸味は高菜がベースになっているので優しい酸っぱさです。
火にかけているのでアツアツな状態食べられるのもポイントが高いですね。
④烧卖(shāomai)
日本でいうシュウマイです。
見た目も味も日本のシュウマイさほど変わりませんが、皮がしっかりしていて食べごたえがありますし、サイズも大きめです。なお、変わり種の餡のシュウマイもあって、色とりどりで映えそうなものまで様々です。
⑤油泼莜面(yóu pō yóu miàn)
またしても莜面ですが、今回は短い太麺状にカットされた莜面を、黒酢ベースの酸っぱい&辛い油ソースと混ぜ混ぜしていただきます。千切り状にカットされたキュウリ、ニラも味を引き立ててくれますね!
いかがでしたでしょうか。
どちらかというと奇抜さはあまりなく、馴染みやすそうな料理だと思ってもらえたのではないでしょうか。気になった方は、ぜひトライしてみてくださいね!
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