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旅行日記

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自動車運転免許を持っていない私が、日本全国、鉄道マップ、ローカル路線バスの時刻表片手に。 時には駅前で自転車をレンタルして。 そんな、気ままなぶらり旅の記録です。
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2023年7月の記事一覧

夏草や 源義経最期の地にて 岩手県平泉

夏草や 源義経最期の地にて 岩手県平泉

松尾芭蕉の有名な句の一つに
夏草や 兵どもが 夢の跡
がある。

この句を詠んだ場所が平泉の高館義経堂だ。

毛越寺が管理している。御朱印は書置きで毛越寺の袋に入れて頂いた。

見事な合歓の花が迎えてくれたのであった。

この階段を上がっていくのだ。

下に流れるは北上川。素晴らしい眺めだ。

夏草や 兵どもが 夢の跡
松尾芭蕉の句碑がある。

俳聖・松尾芭蕉が門人・曽良を伴い、平泉を訪れたのは元

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大師橋を歩く

大師橋を歩く

京急電鉄の夏詣2023

今回は、大田区の空港線を廻ろうと思いいたった。更に言うならば、川崎大師の風鈴市にも行きたいので、効率的な廻り方を練ってみた。
で、私の出した結論はと言うと!

横浜駅から羽田空港行きに乗り、穴守稲荷駅まで行く。乗換なしだ。
横浜駅では泉岳寺駅行きの特急、品川駅行きの普通が停車する中、我慢。
羽田空港行きに乗った。

穴守稲荷駅に到着。線路に咲く朝顔が眩しい。

駅名が神社

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久里浜から浦賀と歩く

久里浜から浦賀と歩く

京急電鉄夏詣で初めて訪れた浦賀の地。

ここで、私は自分の固定観念をかなり覆されることになったのだ。

浦賀と言ったらペリー。そして横須賀。
横須賀はキリスト教会、キリスト教関連の病院やら学校やらが多い。

私が知っているだけでも、こんなにある。

横須賀のドブ板通りを歩くと、アメリカ人の方に多く会うが、大抵はどこかの教会に行っているようだ。私が尊敬していたアメリカ人宣教師も横須賀市在住だ。
そん

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東西の叶神社 浦賀にて

東西の叶神社 浦賀にて

横須賀市浦賀。

江戸時代までは小さな漁村だったこの村が注目されるのは、1853年、マシューおじさん、じゃなかったマシュー・ペリー率いる黒船艦隊が入港したことによる。
ちなみに、ペリーの名前のマシューだが、「赤毛のアン」が好きな人はピンと来ないだろうか?

ギリシャ語読みだとマタイ。マタイの福音書を書いた人、イエスの弟子の1人のマタイの英語読みになる。

何故、浦賀なのか?

ペリーが停泊する港と

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バカンスはいつもRain 逗子駅から葉山へと

バカンスはいつもRain 逗子駅から葉山へと

京急電鉄夏詣2023
今回は19社の神社がエントリー。

その中の1つが、葉山町にある森戸神社である。

京急電鉄のページを観ると、逗子・葉山駅からバスとあったのだが、せっかく葉山まで行くのなら、途中のマリーナなんぞを眺めながら、オシャレな店なんぞにも寄ってと歩いて行った。

逗子駅から田越川沿いの道(バス通りでもある)を歩くと、海にあたる。
そこを海岸線に沿って、バス通りを歩くと目的地である森戸

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公共交通機関にホテルと 目指せ!旅名人

公共交通機関にホテルと 目指せ!旅名人

6月に旅をした愛知県岡崎市、名古屋市では思惑外れがあった。
旅の前には「ここはタクシーでショートカット」
などと安易な計画を立てていた愛知県岡崎市&名古屋市。

えええ?タクシー通らないやん。
どうする?松潤!の岡崎公園やで。
名古屋城近くの国道やで。
仕方ない、と歩くーー。地下鉄、バスと。

そう!愛知県では
「タクシーを使わないような旅の計画をする」
事を知ったのだ。
人生は勉強や!

そして

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酒田にて日本海を眺める 松尾芭蕉を巡る旅

酒田にて日本海を眺める 松尾芭蕉を巡る旅

おくのほそ道で、松尾芭蕉が訪れた酒田。とうとう来た!!

酒田港前にある日和山公園にある松尾芭蕉の像だ。最上川に面しており、松尾芭蕉到着の地である。
「芭蕉の船は、赤川から最上川に入ると、その広い河口を北へ横切って酒田の港、日和山の南の船着き場で上陸した」

だが、しかあし!
私はかなりの勘違いをしていたのだ。
東は、太平洋側の方から仙台まで行き、松島、平泉・中尊寺に行くと。
そこから、旅の最北端

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松尾芭蕉の旅の最果て 秋田県象潟(きさかた)にて

松尾芭蕉の旅の最果て 秋田県象潟(きさかた)にて

元禄2年(1689)6月16日(新暦8月1日)、松尾芭蕉と河合曾良は三崎峠を越え、秋田県側の小砂川宿、関宿を経て象潟に到着。

酒田から船で象潟には入った。この川沿いには「芭蕉の足跡」が確かに窺える。
感慨に耽りながら、のんびりと道を歩いていると雨が降ってきた。
芭蕉が詠んだように、雨やないかーい。
ついでに、あと5分でホテルの夕食の時間やないかーい。
現代日本人よりも速足だった江戸時代の旅人並み

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秋田県大曲で素敵な神社に出会うの巻

秋田県大曲で素敵な神社に出会うの巻

6/30は、1年の半分が終わる日。
神社では、茅の輪くぐりと言うものが行われる。

私の仕事場近くの日枝神社でも30日の夕方にやります!との事であったが、残念ながら旅に出ていたのだ。

半分諦めていたのだが、秋田県大曲駅から車で5分ばかりの場所にある伊豆山神社を参拝したのが28日。
丁度、宮司さんを中心に町内会メンバーで茅の輪を作っていたのだ。

実は、私は昨年まで熱心なカルト宗教の信者であったの

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