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かおり
2023年1月10日 17:30
ローラ・インガルス・ワイルダーの研究者として知られる、スティーブン・ハインズの著書。「大草原の小さな家」シリーズで知られるローラ・インガルス・ワイルダーの信仰に光をあて、その生涯と物語の底に流れるスピリットを読み解く。「真実はいつの時代も変わらない。誠実であること。うそをつかないこと。物事がうまくいかなくても朗らかに。そして勇気を抱くこと」。大草原で信仰を育んだ永遠のパイオニアガール、ローラの
2021年12月5日 23:50
大草原のローラ物語の一作品となる。2000年に翻訳され出版された。日本語に翻訳されたのは谷口由美子先生で戦後生まれ。福音館書店から刊行された大草原シリーズの恩地三保子先生が大正6年生まれであったので、言い回しなどの新しさを感じた。又、インディアンを(アメリカ先住民)とされている点も時代背景を感じた。タイトルは「長い冬」であるが、19世紀末に実際、氷点下30度を超えるような厳しい冬があっ
2022年1月5日 17:40
アメリカでドラマ化され、日本ではNHKで放送された有名な「大草原の家」シリーズ。上は恩地三保子先生訳。大正生まれの方で、当然もう亡くなられている。ローラの少女時代の話で、福音館書店より。戦後、GHQに翻訳を許されたキリスト教的なものである。下は、ローラの青春時代~結婚生活を。訳者は戦後生まれの谷口由美子先生で、まだまだ健在だ。今、ツイキャスにて朗読をしているのだが、恩地三保子先生には申し
2022年2月7日 16:16
ローラが以前、新聞に投稿したものの抜粋です。わたしたちは、ともすれば、今持っているもののありがたさを忘れ、感謝する対象を、何か特別なこと、特別な幸運に求めがちです。わたしは、感謝祭について書いたある物語を読みました。母親が、小さな息子に、ちょっとそこらを一回りしてきて、何か感謝するものを探しておいで、と言うのです。でも考えてごらんなさい。その子がそこらを一回りできるだけ健康だということと、
2022年3月8日 15:13
1996年発行。「小さな家」シリーズでお馴染みのローラ・インガルス・ワイルダーの作品も多く訳されている翻訳家・谷口由美子先生の旅日記。小さな頃に読んだローラの物語。それに夢中になり、大学時代、留学したアメリカの図書館で読んだ原書。私は(他のローラの訳者は大正生まれなどが多く、日本語も難しい)、谷口由美子先生の訳された本が大好きで、それこそ、目の見えないメアリーにローラが説明したように、読んで
2022年3月11日 17:08
日本では、2001年に、いのちのことば社というキリスト教専門の出版社から発行された。図書館で借りたのだが、手元に欲しくなり、Amazonで中古本を購入した。内容としては、ローラが新聞社や雑誌に投稿したコラムを聖書の言葉を交えながらの編集で、素晴らしいものなのだが、いつ、どこに載せたものだかの説明など一切なし。解説もなかった。編集されたスティーブン・ハインズ。訳された高橋芳江さん。いく
2022年3月19日 18:12
ローラ・インガルス・ワイルダーが好きで、ローラゆかりの地、北米を旅し、現在はカナダ・トロントに移住された服部奈美さんのエッセイとなる。ローラについて書かれているアメリカの研究家や、翻訳家の恩地三保子先生、谷口由美子先生らと違い、いくら調べても、この本にある以外の情報は見つからなかった。年齢であるとか出身校だの不明であった。服部奈美さんは、野鳥観察が趣味だそうで、鳥のみならず、野生動物にも詳
2022年3月23日 19:03
1993年に発行された服部奈美さんの「ローラの故郷を巡る旅」のエッセイ。服部奈美さんは、作家、ジャーナリスト、翻訳家などではない、あくまでも、1人のローラファンである為、こちらの本。続く「大草原の小さな家と自然」の2冊しか本は出されていない。年齢や出身校なども不明である。この物語は、アメリカの開拓精神、フロンティアスピリットを描いているのだが、白人の側から観た面しか描かれていない。服部さ
2022年4月8日 22:17
「大草原の小さな家」シリーズでお馴染み、ローラ・インガルス・ワイルダー。その研究家としては第一人者であるウイリアム・アンダーソン氏は、ローラの残した様々な文章を探しては本にまとめている。有難い。そのアンダーソン氏によって、編集解説された本がこちらになる。内容は、ローラの残した詩であったり、ローラの姉妹たちが書き残したものも載せてあり、小さな家ファンにとっては嬉しいものだ。こちらは、ロ