コンプレックス塊女のくせに相手に求めるものが多いという皮肉な話
わたしは、見た目に自信がない。
かといって、性格にも自信がない。
声も可愛くないし、髪も薄い。
身長が低くスタイルも悪い。
全身ムチムチしていて、「下品な身体だね」と言われたこともある。
それゆえ、他人には、自分が持っていないものを求めてしまう。顔の良さ(特に小顔)、高身長及びスラットしたスタイルの良さ、面白くて話しやすい性格の良さ。
自分が相手を好きになるには、自分が持っていないものをより多く持っていることが条件になるのだ。
以前のわたしは、お金のある人に惹かれていた。
アルバイトをしていた、ただの大学生だったため、
そんなに多くのお金を持っていたなかったからだろう。
でも今は、相手にお金を求めない。
それはきっと、大学生でありながら、新卒の数倍の額を自分で稼ぎ、自分の為に使える余裕ができたからであって、お金を嫌いになったわけではない。
自分にあるものを他人に求めようとはしない。
ただそれだけのことだと思う。
わたしには、強い強い 容姿コンプレックス があり、
これを解消するまでは、相手に容姿の良さを求め続ける気がしている。
昨日マッチング系で会った男性に、ハッキリと
“抱かれたくない ”と思ってしまったのは、間違いなく容姿が好みじゃなかったからで、それについて考えていたらこの結論に至ったわけだ。
だから、恋人が途切れないタイプの人間は、わたしから見るとコンプレックスがない人間のように見える。
自分にないものが少ないから、相手に求めるものも少なく、途切れることなく相手を受け入れ、満足することができるタイプの人間。
あー、わたしとは生きてる世界が違うのかな。
と思ってしまう。
自分にないものを自分で得ていくことができたら、
相手に求めることもなくなり、上手く付き合っていけるのだろうか。それは、恋人でも友人でも同じで、人付き合い全般を上手くやってのけるには、やはりこのコンプレックスを受け入れるか、解消するかして、人と関わる勇気を持たなければならない気がする。
コンプレックスを受け入れるor解消する
という選択は、わたしにとって人生で最高難易度の課題なのかもしれない。