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アイドルで自分の人生を振り返ると非常にわかりやすい

わたしは、生粋のアイドルヲタクである。

2022年5月4日、遂にAKB17期生がお披露目となったので、アイドルについて書きたくなった気持ちをここで発散させて欲しい。


初めて好きになったのは、幼稚園の時テレビで見た、モーニング娘。

幼稚園から小学生にかけて、モーニング娘。に所属する、久住小春ちゃんが、きらりんレボリューションの月島きらり役として、出演していたアニメを毎週楽しみに見ていた。


この頃から、好きなものはアイドルだった。と思う。
だが、しかし、なんとなく恥ずかしくて、そのことを周囲にはひた隠しにして生きてきた。親にも友達にも。

幼稚園くらいで、大抵の女の子は、好きな男の子ができる。でも、わたしにはそんな相手ができなかった。

アイドルが好きで、アイドルへの憧れがあったから。

男の子に興味を抱けなかったわたしは、何の迷いもなく、小学校受験で女子校を受けて、入学した。


きっと、その頃から、男子に興味を持てない自分を正当化したくて、その事実から逃げたくて、共学を避けたのだろう。親も何となく気づいていて、女子校をわたしに勧めたのかもしれない。と今になって思う。


それから、小学校になり、引き続きハロプロが好きだった。あやや、℃-ute、スマイレージ、など、自分より少し歳上のお姉さんたちを見て、羨ましさを感じていた。


小学4年生の時、AKB48に出会った。

もう、一瞬で好きになった。


この頃がAKB全盛期と呼ばれる時代で、ヘビーローテーションや、ポニーテールとシュシュ、Beginner、桜の木になろうなど、次々とシングルを出していた人気絶頂期である。


わたしの推しは、前田敦子。

周りであっちゃん推しの子は少なかったが、落ちこぼれで引きこもりという過去がある前田敦子にわたしはとても惹かれていた。

2012年、前田敦子は21歳でAKBを卒業した。

推しの卒業が、こんなに早いと思っていなかったわたしは、驚きと同時に喪失感が凄かった。当時13歳だったわたしにとって、かなりのダメージだったのだ。


あっちゃんが好きで、あっちゃんがいるAKBを好きになったわたしは、同時に9期生デビューからぱるること、島崎遥香推しにもなった。

何度も選抜総選挙では、CDを購入し微力ながら投票していたのを覚えている。

あっちゃん卒業シングル、「真夏のsounds good」で初選抜入りを果たしたぱるるも、あっちゃんのように不器用で自己表現の苦手な女の子だった。


2人に共通していたのは、社会的落ちこぼれでありながら絶対的センターという点だと、わたしは思う。


中学生になったわたしはそれから、どんどんAKBが好きになった。あっちゃんが卒業しても、変わらず、ぱるるを推しながら、それを生きがいに生きていた。


それが変わったのは中学2年になった頃、2013年。

わたしは、色々あって学校に通えず不登校の時期があった。

その時に出会ったのが、今の推しである。

2013年、デビューを果たした15期生。込山榛香。


この出会いが、わたしの人生を大きく変えた。

1つ歳上の彼女は、あっちゃんやぱるるとは全く違うタイプの女の子だった。

どちらかというと、キラキラ系でクラスのカースト上位にいそうな、女子に敵視されるあざと可愛い女の子。

過去推しとはまるで違う彼女に惹かれて、わたしは不登校が治った。何故かわからないが、彼女の笑顔に救われて、自分も頑張って生きようと思えるようになった。

彼女と出会ってもうすぐ10年。

23歳となった推しは、現在もアイドルとして活動しており、わたしの支えであり続けている。

推しも、デビュー時から大きく変わり、それと同時にわたしもかなり変わったと感じている。


就活する際、自己分析をしなさいと、世間的に言われることが多いのだが、わたしはどうしても自分の人生に対して向き合えなかった。

でも、そこで、自分の人生の軸を考えた際、アイドルから考えれば、何かわかるのではと思い、今回長々と書き連ねているわけである。


自分の好きなアイドルから考えれば、その時何を感じ、どんな思いで生きてきたのかが分かるような気がして、人生を振り返ってみた。


生きる意味や、人生の目標については、まだ分かっていない。

でも、これまで生きてきたわたしは、人生の大半をアイドルに捧げ、青春は全てアイドルと共にあった。


今後、現在の推しがアイドルを卒業したら、自分の価値観がまた変わるかもしれないし、はたまた別の推しができるかもしれない。

今の熱量で、彼女を推し続けたい気持ちはあるが、人間の気持ちは読めないので、正直どうなるかはわからない。

今のわたしの生きがいは、アイドルである推しの人生を見届けること。

それに限る。

わたしにとって、アイドルはそれくらい偉大で、素晴らしい存在なのである。


今月末から始まる、推しの舞台を楽しみに、明日からまたお仕事や就活、大学も頑張ろうと思う!

今日も推しに感謝だ!!!

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