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【勇】318.思ってたんと違うを防ぐ法

ごきげんよう⸜( ꒳ )⸝⋆*

「ハッピーエンド」のシナリオライター、
イソムラタカシでございます。

事業承継やM&Aを生業とする筆者が、
日々の業務の中で感じたことなどをゆる~く配信しております。

この「社長勇退マガジン」が、
あなたの”ご勇退”のヒントとなれば幸いです。


最近、M&Aのニーズがものすごく高まっています。

「勇退」

をコンセプトに掲げている筆者の元にも、
数多くのご相談が寄せられています。

有り難い話ですよね(๑˃̵ᴗ˂̵)و

ただ、この期待にどのように応えるかってのが、
意外と難しいところではあります。

というのも、

買収ニーズに対して、
売却ニーズが圧倒的に少ないからです。

不動産情報「レインズ」をイメージしている方が多く、
そこにかなりのギャップを感じております。

いわゆる「期待ギャップ」というヤツです。

少し頭を使って考えていただくとご理解いただけるのですが、

「買いたい」というのは声に出しやすく、
「売りたい」というのは手を上げにくい、

とってもセンシティブな話題だからです。

 _ _ _
( Y Y )
(⌒   /⌒)
`て  (_/
  >ー<
 (○__)
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 | /≡v≡コヽ
 |[(・)ニ(・)]○、
 //>(n_n)<\||\
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(|ヘ__ノヽ V(_ ̄) カイタイデマンネン!
||\|||ノ | / |
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ヽヽ ___ ○(ー(○/
 \\__)ノ/ ヘ/
  [[二(⌒)二/ \
  /  ニ/ (((( / )
 (  /(  \_/
  \ \  ̄ ̄/―、|
_/Z/) /_ /
L__/  L__/

だって一度、

「会社の売却を検討している」

ということが利害関係者にバレようものなら、
さぁ大変ヾ(゜O゜* )ツ

✔社員が不安になって辞めたり、
✔風評被害を受けたり、
✔銀行の態度が硬化したり、

など、企業の根幹を揺るがす事態が起きかねません。

だから、

我々M&A業者が情報を取り扱うときは、

たとえノンネーム情報であっても、
相手に情報を開示する際は、
必ず依頼者の確認をとってから実行するようにしています。

仮に、ホイホイと情報を開示してくる業者がいたとしたら、
少し距離を置いた方が良いかもしれません。

さて今回は、「思ってたんと違うを防ぐ法」について、
考えてみたいと思います (๑•̀ㅂ•́)و✧


◆ 期待ギャップとは

いらすとや(クレーマーのイラスト(女性))

「期待ギャップ」という言葉。

あなたは、お馴染みがあるでしょうか。

この言葉、筆者は一般的な言葉だと思ってましたが、
監査業界以外ではあまり使用することのない言葉のようです。

意味はというと…、

実際に果たす役割と、
期待されている役割の違いや差のことです。

<監査法人>
✔会計士の目的:  財務諸表の適切な表示の保証
✔世間のイメージ: 企業の不正の摘発

これは監査業界だけではなく、
あらゆる業界に存在するものだと思います。

このように、

提供したい価値とお客さま(社会)の考えにギャップがあると、
後のトラブル発生の要因になるので注意が必要ですね( •̀ω •́ゞ)✧

例えば、他の業界のケースもみてみましょう。

<会計事務所>
✔税理士の目的:  税金に関する計算や申告書の作成
✔世間のイメージ: 会社の売上アップや資金繰りのアドバイス

<M&A会社>
✔M&A会社の目的: M&A実行のサポート
✔世間のイメージ:  案件情報の提供

あなたの会社の場合は、どうでしょうか?

◆ 期待ギャップが生まれる要因とそのリスク

いらすとや(パズルが組み合わさらない人たちのイラスト)

期待ギャップが生まれてしまう最大の原因は、

営業時に伝える内容と実務の実態とが
ズレてしまうことにあります。

営業と実務の担当が違う場合は、
どうしても起こってしまいがちですよね。

特に、営業ノルマをこなすためだけに
数字を追っているとこの傾向が多くなってきます。

そうなると、

運用フェーズにおいて顧客の不満は爆発し、
最悪の場合、解約リスクを生む結果となります。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

◆ 思ってたんと違うを防ぐ法

いらすとや(曲がりくねった道のイラスト)

期待ギャップを防ぐために、
私が心掛けているのは主に3つあります。

①お客さま情報の記録・共有
②お客さまとの密なコミュニケーション
③達成可能なロードマップの提示

打ち合わせしたことに関しては、
議事録等に記録して必ずメールするようにしています。

間違いを指摘できる環境を作ることで、
できるだけギャップが生まれないようにしています。

これって意外と重要みたいで、
頭の整理ができたと相手からは結構喜ばれます(^-^)

あなたが乗り気になってきたら、
密なコミュニケーションになります。

✔なぜこの事業をやらなければならないのか?
✔この事業を行った暁に自社はどのような姿になっているのか?
✔この事業でどのような価値をプラスするのか?

イメージが具体的になってくると、
ロードマップも描きやすくなります。

というか、

イメージが具体的になっていないと、
我々もサービスを提供することができません。

もちろん、相手あってのことだから、
思うとおりにいかないことだらけです。

でも、

ある程度の方向性がわかれば、
M&A・事業承継のサービスは格段にアップします。

もしあなたが、
事業承継やM&Aを本気で目指そうとするのであれば、

10年後どんな姿になっていたいかお伝えください。

本気と書いて、マジなヤツね!!

あなたが本気だったら、
私も本気でサポートさせていただきますよ(*^ー゚)b クッ゙

もうそれは、驚くほどに…。

社長勇退マガジンをご覧いただいているあなたと、
そんな関係になれたらうれしいです!

<勇退川柳>


「期待値と ギャップを埋める マジレスで」

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