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チューリッヒ大学サマースクールで学んだ日本の若者たちがオンラインで再会

2020年7月6日から3週間、スイスのチューリッヒ大学 UZH でインターナショナル・サマースクールプログラム"ディープダイブ・イン・ブロックチェーン(Deep Dive into Blockchain)"に参加した日本の5名の学生・若者たちがオンラインで再会しました。

チューリッヒ大学、スイス連邦工科大学チューリッヒ校、英国、アイルランド、オーストラリア、韓国の大学の教授たちと、分散型台帳技術(DTL)またはブロックチェーン領域の企業・開発財団のエキスパートたちが講師となり、ブロックチェーンにおける分散化技術、スマートコントラクト、セキュリティ、経済、コミュニティ形成、トークンの基礎工学、ガバナンスの講義を行いました。

このサマースクールプログラムには世界から60名以上の学生が参加、学生たちは、ブロックチェーンの学術、ビジネス領域で活躍する世界のトップクラスの専門家たちとインタラクティブに、個人課題、グループワークに挑みました。

日本で社会課題を解決するイノベーションを起こす若者たち

岡宗 おかたかし(2020年近畿大学卒、卒業生代表)株式会社PHI 共同代表
分散型ネットワーク研究開発財団の助成プログラムとして参加。UZHブロックチェーンセンター 所長のTessone教授と2020年1月にチューリッヒ大学で面会。日本国内でティール組織・分散型自立組織(DAO)の普及と組織改革への取り組みの活動では第一人者として認識されている。分散型自立組織(DAO)のプロダクト開発では、国内外で登壇している。
井出直毅 いでなおき 大阪大学 歯学部
ブロックチェーン技術の社会実装を進める、学生スタートアップでサービス開発・マーケティングにかかわる。医療人を志す学生として「医療におけるブロックチェーン技術の応用」に焦点をあて、ブロックチーン技術を用いた全く新しいB to Cのサービスを展開するために、業界を超えた取り組みを行なっている。

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鈴木大 すずきだい 国際教養大学(現在スイスのザンクトガレン大学に留学中)
ブロックチェーンに特化したメディアで学生ライターとして、海外の情報を日本向けに執筆している。スイスでブロックチェーン企業の無償インターンシップに参加予定。ブロックチェーン技術を活用して、企業や社会が抱える課題解決を提案できるように、技術や問題解決のスキルを養う勉強を続けている。
大木有 おおきゆう 京都大学 大学院 総合生存学館
グローバル人材の育成を目指す5年一貫制の博士課程に在籍。大阪府の四條畷市役所で長期インターンシップに参加。現代社会が直面する課題に挑戦し解決策を創出し、専門分野、文理の壁を超えた人と産業・社会システムを結びつけ、プロジェクトをリードするフレームワークの研究を行なっている。
吉田崇裕 よしだたかひろ(東京大学 大学院 情報理工学系研究科修士課程修了)
大学院では自然言語処理の研究を行い『単語埋め込み空間を用いた階層的トピックモデルの構成』という題目で修士論文を執筆。他方で2018年司法試験に合格。将来は、工学研究者というバックグラウンドをもつ弁護士として、ブロックチェーンなどの新しい技術を社会実装するイノベーションに貢献することを目指している。

*記事の内容または在籍は、2020年8月現在

SEYMOUR INSTITUE は、チューリッヒ大学インターナショナルサマースクールプログラム2020の公式スポンサーとして、教育と世界の学生たちを支えました。

スイスと日本のテクノロジーにおける産学連携/共同研究・事業進出
アカデミック・シンクタンク SEYMOUR INSTITUTE
https://seymour-inst.com

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