わざわざ問題の履き違いを起こしていないか?
つい先日、このタイトルような出来事がありました。
結構こういうことってあることなのかな?と
思ったと言うのもあり、今回記事にしています。
問題のない社会なんて基本的にありえないとは思っています。
ぶっちゃけ世の中問題だらけだと言ってもいいでしょう。
問題は早めに見つけて爆速で改善すればいい話なのですが、
この「早めに見つけて」という箇所。
間違って見つけてしまっては爆速で改善するのが
お門違いってことがあるわけです。
爆速な改善を目指せば目指すほど、
問題の見つけ方っていうのは大事です。
では問題の履き違いが起こってしまうのはなぜなんでしょう?
ひとつは問題との向き合い方/距離感だと思います。
当事者であればあるほど、
当事者に対しての臨場感が強ければ強いほど
視野は狭くなります。
狭くなった視野では、本来のポイントが見えなくなります。
スコトーマですな。
こんな話があります。
UX的な話でよく出てくるやつですが、
ドリルが欲しいんじゃない、穴があけたいのだ
的なやつです。
笑い話のように聞こえますが、
意外とこういうシチュエーションが多くて、
ずっと券売機のデザインを・・・って考えてる人がいるなぁと
思うわけです。
当事者の臨場感を持つことは大切だと思いますが、
それが全てではありません。
問題に直面したときには、一歩引く/一段上の状態で
本質を見極めていくことが必要です。
もちろんこれには訓練が必要です。
簡単な訓練のひとつは、
自分には影響のない「問題」を第三者として
聞き耳を立てておくことかなと思います。
聞き耳を立てるくらいの
いわば無責任な状態で議題となっている問題に
関わってみる・・そんな感じです。
もちろん、迷惑をかけてはいけませんよ?
その一歩引く/一段上の状態で
見える景色を頭の中に入れてみましょう。
そして、その景色を覚えておきましょう。
知らぬ間に問題を履き違えるのなら
まだ仕方ないかなという気持ちがありますが
臨場感が強過ぎてわざわざ履き違えてることだってあるんです。
想像力が豊かであればあるだけ
そういう傾向が強いかもしれません。
そんなとき、その覚えた景色を思い出してみてください。
少し客観的な視点の感覚が体感できたら
そこからは本質がうっすら見えるかもしれません。
いかがでしょう?ちょっとしたご提案でした。
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