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#巨人の肩の上から

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不定期で、本や漫画やゲームやアニメなど、何かからの「引用」をもとに日記を書きます。
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記事一覧

【巨人の肩の上から #番外編】自己目的化する執筆

noteの公式から、今月中に記事を投稿しませんか?という勧告が届きました。あまり意識していま…

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【巨人の肩の上から #12】-熱よりも光を

※本noteは特定の個人・団体・主張などを直接的に攻撃・否定することを意図して書かれたもので…

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【巨人の肩の上から #11】-あたたかな心で

※この文章は、1年半ほど前に私の古いアカウントで投稿した文章をもとに(大部分をコピペして…

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【巨人の肩の上から #10】-「その<彼方>への隘路」

2022年2月25日、日本各地の国公立大学で、入学試験の2次試験が実施された。以前noteにて「大…

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【巨人の肩の上から #9】-「共感」が人間関係を作る

「神の見えざる手」という言葉でよく知られ、ときには「経済学の父」などとも称されるアダム・…

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【巨人の肩の上から #8】 -壁も戸もない部屋

  日本語では、日本人と外国人の親から生まれた混血の人物のことを「ハーフ」と呼ぶ。half、…

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【巨人の肩の上から#7】 -道徳的な「消費」とは?

『有閑階級の理論』(1899) ヴェブレンの『有閑階級の理論』(原題"The Theory of the Leisure Class: An Economic Study of Institutions")は、当時まだ誕生したばかりだった大量消費的産業社会における人間の精神と行動について、皮肉にあふれていながらも卓越した見識をもたらした名著として、現代でも経済学の枠を超えて多くの人々に読まれている。経済学の論説の中ではかなり異端ともいえる、「制度」に着目するヴェブレンの思想

【巨人の肩の上から #6】-世界を「ネットワーク」として見てみる

想像してみてほしい。あなたはとあるホテルの支配人である。あなたは今、ホテルの経営に関する…

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【巨人の肩の上から #5】 -「象牙の箸」は恐ろしい

はじまりはただの「箸」 大昔の中国にあった殷という国の最後の王として知られる紂王は、漢文…

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2年前
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【巨人の肩の上から #4】 -花は盛りに?

春が来て、外を歩けば咲き誇る桜の花が否が応でも目に入ってしまう、そんな時期が訪れた。この…

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【巨人の肩の上から #3】 -人に合わせて歌が出来て、時代に合わせて言葉が出来る

カテゴライズ、すなわち「分類すること」という人間の行動の正体は近代以降、常に哲学、言語学…

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2年前

【巨人の肩の上から #2】 -イエス、マイコーチ

「いちばん好きな漫画はなに?」と聞かれると返答に困ってしまうが、松本大洋の『ピンポン』は…

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2年前
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【巨人の肩の上から #1】 -終わることのない論争

完全に抽象化してしまえば、政治とは常に、変革を求める理想主義(ユートピアニズム)と現状を…

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2年前
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【巨人の肩の上から #0】 -すきな言葉の備忘録として

アウトプットが足りない!!! ということで、140文字よりも長い文章を書く練習をもっとしなければならないという危機感から、定期的に(最低でも週1を目標に)noteを更新することにしました。もしよろしければ定期便のような感覚でお読みください。 毎週ゼロから何かを生み出すのは大変なので、形式を定めることにしました。読んだ本の一節、好きなRPGや漫画のセリフ、古典や偉人の名言や名文、とにかく何かからの「引用」を冒頭に行い、それについての文章を書くというフォーマットです。 回によっ