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【読了】マッキンゼーが解き明かす 生き残るためのDX

私の前職の上司が執筆者の一人と伺って即購入したのですが、とても勉強(良いインプット)になりました。

簡単な感想レベルですが、(自分自身の学びとして)良かった点を3つ共有したいと思います。

#ただし 、この感想を見ても具体的な内容は何もわかりません。笑

1.メッセージがシンプル

まずは、本書全体の構造についてです。

各章で伝えたいメッセージがシンプルでわかりやすく、読み手が現在地を見失わないような工夫や、メッセージ間の因果関係を丁寧に説明しており、難しい内容でも容易に理解することができました。

また、構造として、必ず定量的・定性的な根拠を示した上で結論を述べる部分も、基本的なことではありますが、改めて「なるほど!」と勉強になりました。

2.具体と抽象のバランス

次に、内容についてです。

具体的な中身についてはぜひ本書を読んで頂きたいのですが、具体と抽象のバランスがとても良いと感じました。

抽象化する部分は本質にフォーカスして3つ、5つと示す一方で、事例ケースやアプローチのステップを具体的に示すことで、明日から実行するためのヒントを得ることができます。(もちろん、読者が読んだ後、試行錯誤する必要はあります)

また、具体と抽象がバランスされることで、「これは自分たちには当てはまらない」「抽象的すぎてわからない」という言い訳をさせない構造になっているところが素敵です。笑

3.そしてYou…次世代リーダーへのメッセージ

これが一番ぐっときました。

本書の最終章を1章まるまる割いて、これからの日本、社会を変えられる次世代リーダー(40-50代)に対する熱い思いを語っています。

本書が他のDX関連書籍と違うなと感じるのは、この最終章です。

私が40代というのが大きいと思いますが、強く影響を受けました。
(著者の思惑通り!笑)

「これまで課題やそれを乗り越える施策とか色々言ったけど、結局、次世代リーダーであるあなたがどう行動するかにかかっているんだよ!」と。笑

なので、ぜひ次世代リーダー世代の皆様には、本書を一読いただきたいなと個人的には思います。

そして、すでに本書を読んだ私自身は、日本企業のお客様そして日本が生き残るために、DXを推進すべく小さな一歩を改めて踏み出したいと思います。

本日は以上です。ありがとうございました。


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