私的な草木の備忘録 #2 シャガ

「シャガ」は私の毎日ランニングしている砧公園に咲いている花です。

毎年この時期になると樹々の木陰にひっそりと群生しています。

昨年のちょうど今頃、仕事が忙しい期間が続き、久々に訪れた公園でこの「シャガ」にガッツリと癒されたのを覚えています。

シャガ
人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生する。開花期は4 - 5月ごろで、白っぽい紫のアヤメに似た花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。

今回この「シャガ」について調べてみて意外だったのはその花言葉でした。

「反抗」

目立たない日陰にひっそりと咲いている「シャガ」の花言葉がなんと「反抗」です。

こんなにも慎ましやかで可憐な「シャガ」ですら、見る人が見たら「反抗的」だと捉えられてしまうわけです。

つまり、
他人の目に映る自己像なんてものは殆どコントロール不可能だということですよね。

「あまり人の目ばかりを気にしすぎてもしょうがないな」と、このGWの終わりに妙に清々しい気持ちにしてくれた「シャガ」でした。