【根っこの部分を知っておく】
鍼灸師で易占家の仙亀です。
新しくお仕事を始めようと、資格試験を取りたいという方からのご相談。
期日が迫っているから、申込書をもらいに行こうと思うのだけど、ふと、これでいいのかと、立ち止まられたそうです。
資格を取って新しく始めようとされるお仕事は、主に目先の収入面に役立つのではないか、という算段を立てたもの。
ただ、本当にやりたいお仕事は、別にある。
クライアントさんのビジョンは、資格を取って始める仕事で収入を確保して、そのうえで本来の目的を遂げる、というプラン。
ぼくは、そんなお話を聞いていて、少々違和感を覚えました。
本当にやりたいお仕事を、今から小さくでも始めちゃえばいいんじゃないのかな。
で、生年月日を伺い東洋の占術と人相をもとに、クライアントさんにかなった仕事への携わり方を見てみます。
人相が、わりと柔和で幼げなところがあり、顎が少し小さめで、比較的よくしゃべる口元。
・柔和な表情から、元来、あまり頑張って物事をきちん遂行するタイプではない。
・回転の良い口元は、人に好感を持たれる素直さをお持ちなので、人付き合いを豊かにすることが武器になる。
・顎が小さいので、今期は続かない。
多少ルーズでも気分よく楽しいことを目指して、自分の自信を持てることを武器にして、人を巻き込み「ゼロからプラスへ、プラスからもっとプラスへ」と、豊かさを積み上げていくような働き方がかなっているみたい。
東洋の占術を用いても、人気運が強く、人と和気あいあいと過ごす中で、小さく成功していく運勢の持ち主。
収入を優先して、資格を取るお仕事をきちんきちんとやりこなして、ミッションを一つ一つ完遂していくタイプではない。
また、今やりたい「仕事」も、「コミュニケーションツール」として人と関わり合いを持つ程度の気楽さを持つのがよいみたい。
コミュニケーションを通して、クライアントさんの人間性を知ってもらうのが、率直な営業活動。
どうやらクライアントさんの今までの働き方が、自分らしさを押し殺してばかりいたみたい。
若さや勢いや従順さだけで、与えられる仕事を無理やりこなしてこられてきた。
そんな働き方が染みついちゃったんでしょう。
それでも、長期間、お仕事が続かなかったのは、やはり、体力面や精神面に無理がかかっていたり、本当にやりたいこととのジレンマが、やめる決断へと導いていかれたのではないかと思います。
顎が比較的小さく、手のひらの生命線が短いので、あまり体を使う仕事は不向き。
また、長期間おなじ仕事に携わり続けるには、根気が続かないようです。
今やりたいというお仕事も、「しごと=ミッション」として責任感をもって臨んでみても、あまり長くは続かない。
それよりも、持ち前の明るさや自由奔放さを優先させて、「やりたいこと」や「たのしいこと」をもう少し広げつつ、もっともやりたいことを中心に、人間関係を広げていく。
お仕事の輪が広がるのは、「同じ価値観を持った人が集まり楽しみあうこと」。
クライアントさんと同じものを楽しめる人たちとの「場づくり」が、「おしごと」のフィールドになるわけですね。
クライアントさんは、人の役に立ちながら楽しめる「ツール」を複数作り出し、「こじんまり」と仕事と収益が成り立たせていく。
ひとつの業態や資格にとらわれていても、きっと長続きしない。
また、大儲けしようと思っても、分不相応。
無理なくできることを「人と楽しみあう」ことを生業とするのが、クライアントさんらしい「仕事の根っこ」になっているみたい。
誰かの真似をしたり、すでにあるものを提供するわけではないので、「生み出す苦労」はある。
でも、そんなクリエイティブなアイディアを生み出す才能を、そもそも持っている星回り。
あとはご自分の得意を現実化してもいいのだよ、ということを、クライアントさんご自身が「自分への承認」をすることで、道が開かれていくんじゃないのかな、なんてことをお伝えしてみます。
当面は、目先の新しい資格試験を受けてみることも、良い経験になるでしょうし、やってみたら意外とお仕事の面白さを見いだせるかも。
あとはご自分の直感で、今後の行動を定めていただけたらと思うし、その都度、ご相談相手とさせていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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