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小説に学ぶシニアライフ 2 「孤舟」 渡辺淳一
本の要約は他のサイトにお任せし、私なりに印象的な部分を引用し、感じたことを綴ります。充実のシニアライフの道しるべになることを祈って。
前回、第一弾小説に学ぶ「老後の資金がありません」に続き、渡辺淳一さんの「孤舟」のご紹介です。
孤舟 渡辺淳一
化身や失楽園、愛の流刑地などは映画化、テレビドラマ化されており恋愛小説のイメージが強い渡辺さん。定年退職後の男の世界をどのように描いているのでしょう。
大手広告代理店の上席常務執行役員まで務めた主人公は関連会社の社長のポストを蹴って定年退職します。この背景だけでも、この後の展開に興味がわきますよね。さらに若い女性との喜怒哀楽が絡んでくるわけですから、読み始めたらとまりません。
単なる読み物、小説としての面白さだけでなく退職後の人生をどう過ごすのか、夫婦や親子の問題、そして孤独というテーマは深く考えさせられます。
老後における夫婦喧嘩の考察
「あなたは会社にいた頃と、少しも変わろうとしていないじゃありませんか。相変らず威張って、家族を召使のようにつかって・・・」
「そうか、あの頃は実入りがよかったから我慢できたが、いまはもう金も持ってこない男のいうことなど、ききたくないというわけだな」
いきなり現実的な夫婦の会話ということになりますが想像に難くありません。特にネタ(お金、性格や態度、むかしの事)がよくないですよね。
威張っているつもりもないし、金を持ってこない男のいうことなどききたくない、なんて本気では思っていないはずです。口喧嘩というものは売り言葉に買い言葉でエスカレートしちゃうものですよね。
私も経験があります、反省もあります。みなさんはいかがですか。。。
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