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2022年3月 都内某所:ホテルのラウンジ 「おめでとう」 「有難う」 「おめでとう」 「有難う」…
2021年12月24日 夜 都内某所:高級レストラン 今宵は歴史上のあの偉大な人物の誕生を迎える聖…
2020年10月 「企画部のヤマキさんってイケてるよね?」 「…
2020年8月 アオイとシュウは正式に付き合うことになった。ミナトは姉の幸せを喜び、互いの両…
2020年3月 アオイは男からウィスキーのグラスを渡された。受け取って口に運んだものの、その…
2020年3月 「私が持って行くね」 家政婦がコーヒーとクッキーとポテトチップスをトレイに用意…
2020年1月 シュウがニカイドウ家を訪れる1ヶ月前のある日の午後。シュウとマイコはカフェにいた。 「別れよう、私達」 ミドリカワマイコはシュウを見つめた。 シュウは目を見開く。ざわめきが遠のいた。 「え?」 「だから、別れよう」 「なんで?」 マイコはシュウを射るような眼差しで見つめた。彼はその瞳を見つめ返した。マイコは両手を組み、精一杯腕を伸ばして深く溜息をつき椅子に背を預けた。視線が彷徨った。口元が歪んだ。 「だってさぁ、私じゃないもん。シュウ君が見ているのは」
2020年2月 アオイは帰宅すると三和土で男性物の靴を見た。お客様?ダイニングから楽しげな声…
2020年2月 「あ、ここで良いから」 アオイは運転席のタチバナマモルに声を掛けた。マモルはハ…
2019年11月 アオイは田園調布の駅の改札を出て家路に向かっていた。途中にはシュウの住まいが…
2018年1月 「え?シュウちゃん、来てくれないの?」 ヒナノは目を見開いた。彼女はピンクの鮮…
2013年10月 「お次の方どうぞ」 アオイは顔を上げた。目の前にはシュウと彼の友人達。微笑み…
2010年12月 「耳抜きが出来れば大丈夫」 インストラクターはニッコリとした。 「後は恐れない…
2008年7月 「…happy birthday dearアオイちゃ〜ん!happy birthday to you〜!」 ニカイドウ家のリビングには12人の子供達が集まっていた。瞳を輝かせ一点に集中している。 アオイは息を吸い込んで11本の蝋燭を吹き消した。拍手が上がる。アオイの母親と家政婦がケーキを切り分ける為にキッチンに持って行った。子供達の目が追った。早く!早く!戻ってきて!と。 アオイの親友、ヒナノが手を上げた。 「では、プレゼントをあげま〜す!」 まずはヒナ