映画「君たちはどう生きるか」を、ある業界に生きた女性たちへの賛歌として考察する。
遅ればせながら、件の話題作を昨日7/21(金)にIMAXで鑑賞。一晩明けた今、ペンをとりました。いろんな感情を喚起する作品とはいえ、私的には「アニメーション業界を支え続けた女性たちの闘いと、それを人生の一部として伴走しつづけた監督・宮崎駿による人間賛歌」と感じられる。その理由について、備忘録的に記そうと思います。
本作を「宮崎駿氏の半生のメタファーであり自伝的作品」と評する試み、その意義や根拠についてはSNS等で盛んに議論されており、情報も豊富です。この文章ではそれらを割愛