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ウェルビーイング(Well-being)な生活を探求し続けている、ふつうの会社員です。…

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ウェルビーイング(Well-being)な生活を探求し続けている、ふつうの会社員です。キャリアや人間関係の悩みを解決する思考のヒントを発信しています。石川県七尾市生まれ→横浜国立大教育卒→大手食品メーカー勤務で娘2人(8歳と4歳)の育児に奮闘中の30代男性です。

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娘のGmailアカウントにメッセージを送り続けて親のわたしが得たもの

この動画をご存じでしょうか? かなり昔のGoogleのCMで、父親が娘のGmailアカウントをつくって成長記録やメッセージを送るというストーリーになっています。 この動画をみて感動したわたし(当時はまだ独身でした)は、自分が親になったいま、これを実践しています。 わたしは現在、小学校3年生(8歳)と幼稚園の年中(4歳)の娘をもつ父親です。2人の娘それぞれのGoogleアカウントをつくり、本人たちに知られないように「こっそり」とメッセージを送り続けています。(妻にも言ってお

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    • 夢と勇気とサムマネーと○○○。

      会社員であることの最大のメリットは、やりたいことが見つかる可能性と成功確率の両方が高まることです。 今回は世界の喜劇王チャールズ・チャップリンの次の言葉に絡めながら、わたしが会社員をしていてよかったと感じることをお伝えします! 夢と勇気とサムマネーチャールズ・チャップリン出演の映画「ライムライト」に、以下の言葉が登場します。 「勇気、想像力」の部分は「夢と勇気」と言い換えられる場合もおおいです(訳し方による)。 また「少しのお金」は原文では「a little doug

      • 言葉を変えると、人生が変わる

        人間は、日々自分が口に出したり耳から入ってくる言葉から、非常に強い 影響を受ける生き物です。 「使う言葉を変えると人生が変わる」という言葉があるほど、何気ない言葉の選び方が私たちの人生を大きく変えるともいえるでしょう。 特に、ビジネスの現場にもとめられる創造的な問題解決においては、「どんな言葉をつかった質問をするか?」が、高い成果を出すための鍵となります。 質問の力最先端企業が採用している特定の質問形式は、私たちに多くの示唆を与えてくれます。 「Q思考」という本によれ

        • 仕事で成果を出せる人間になるコツは、もやもやを抱えながらも前進すること

          仕事をしていると、日々さまざまな課題に直面します。 その中で、時には頭の中がもやもやとした感覚に包まれることがあるでしょう。何かがうまくいかないとか、答えのない問題にぶち当たったとき、そのもやもや感はますます強くなります。 しかし、実はこのもやもやこそが、成果を出すための貴重なチャンスなのです。 今回は、そんな「もやもや」との付き合い方が、実は仕事で高い成果を上げる秘訣なのだということを解説していきます。 1. 仕事には絶対的な正解はない わたしたちの仕事には、絶対

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          会社員の仕事とは、人生を変えるチャンスを与えてくれるもの

          社会人になっても転機は訪れる学生時代には、受験の成功や失敗、友人関係の良好さ、部活動での成績などにより、人生の転機や分岐点が自然と訪れるものです。 しかし、社会人になるとそうはいきません。 自分の好きな人や心地よい人との付き合いが中心となります。その結果、自分は心地よい状態、いわゆる「コンフォートゾーン」から抜け出すことが難しくなります。 そして、自分の枠を広げ成長を促す「ストレッチゾーン」に踏み込む機会が減っていきます。 それが自己成長の妨げになるのです。 困難は

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          「受け入れない。でも、受け止める」

          こんにちは! 先日、アナウンサーの堀井美香さんの著書『聴きポジのススメ』を読みました。 本書のなかで、こんな素敵な言葉に出会いました。 今回はこの言葉からわたしが着想したことを、つらつらと書き綴っていきます。 異なる意見に出会ったときわたしたちは人生のなかで、さまざまな意見や主張に出会います。 人間みなそれぞれに異なる価値観や背景をもっているので、これは当然のことです。 異なる意見に出会ったとき、私たちの第一の反応はしばしば反論や批判です。しかし、そのような反応が

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          マシュマロ実験から学ぶ仕事のコツ

          こんにちは! 今回は有名な実験である「マシュマロ実験」が示唆する、仕事で成果を出すためのコツをご紹介します。 マシュマロ実験とは?マシュマロ実験をご存じでしょうか? 実験の内容はとても単純です。マシュマロをつかって制限時間内にできるだけ高いタワーを組み立てるというものです。 面白いのは競争するチーム分けにあります。一方はハーバードMBAの大学院生チーム、対するのは幼稚園児だけのチームです。 ハーバード大学院生チームは、勝利を目指して分析的アプローチをとりました。最も

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          楽しく仕事をするために絶対に外せない4つのコツ

          今回はわたしがこれまで仕事をしてきて体得してきた「楽しく仕事をするために絶対に外せないコツ」を4つ紹介します! ①得意なことに集中する1つ目は「得意なことに集中する」ことです。 自分自身の得意な分野や能力に焦点を当てることは極めて重要です。なぜなら、得意なことに集中することで、自信を深め、より効率的に高い成果を生み出すことができるからです。 多くの場合、人々は自分が得意とする分野でより優れたパフォーマンスを発揮します。短時間・省エネルギーで高い成果が出せるのです。 そ

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          「ぼやき」と「問い」の違い

          人生には様々な試練も困難もあります。 その中で、私たちは時に不満や不安を感じることがあります。そんなとき、その感情をただ「ぼやき」として終わらせてしまうのではなく、「問い」を立てることが重要です。 では、そもそも「ぼやき」と「問い」とは、どう違うのでしょうか? 今回は、「ぼやき」と「問い」の違いについて考えてみましょう。そして「ぼやき」でなく「問い」を大切にすることのメリットを一緒に考えていきましょう。 「ぼやき」とは何か?「ぼやき」という言葉を聞くと、元・プロ野球選

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          17年間の会社員生活で学んだこと

          会社員として働くことは、安定した収入やキャリアの成長だけでなく、自己認識や自己発見、成長の機会などおおくのものを提供してくれます。 今回は、会社員歴17年のわたしが、これまで会社員をしていてとくに良かったと感じた7つのことをお伝えします。 安定した収入と福利厚生まずは、安定した収入と福利厚生です。 仕事がデキようとそうでなかろうと、また忙しかろうとそうでなかろうと、毎月安定した収入が入ってくるのが会社員のメリットのひとつです。また会社が契約している福利厚生サービスで、お

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          時間の均等より心の公平感

          わたしは現在9歳と5歳の娘を育てるパパです。 わたしも妻も両方会社勤めの共働き夫婦として、この9年間、家事をしてきました。 今回はこの経験から得たわたしの気づきをお伝えします! 時間の均等より心の公平感が大事わたしが家事を通じて一番痛感したこと。それは「時間が均等であることより、心で感じる公平感があることの方が圧倒的に大事!」ということです。 これを見誤ったり勘違いすると、自分もパートナーも苦しい思いをすることになります。 家事の分担を考えるとき、時間という物理的な

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          手の抜きどころに思想が滲(にじ)み出る

          今朝、スターバックスに行って気づいたことがありました。 それは「トイレ掃除には手を抜いている」ということです。 私はそれを決してネガティブにとらえたわけではありません。 むしろスターバックスがどんな思想をもっているのかをうかがい知れ、好意的に、ポジティブに受け取りました。 今回はそんな、私がスターバックスでの経験したことから得た着想にもとづき、気づき、考えたことを書いていきます。 スターバックスの手の抜きどころこれまでに何度も利用したことのあるスターバックスのトイレ。

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          教わり上手の効用

          今回はウェルビーイングな生き方を実現するために身につけておきたい考え方を1つお伝えします。 それは「教わり上手」になるということです。 教わり上手の効用なぜなら、教わり上手になることで周囲の人々(職場の同僚や家族)との関係は良好になり、 彼らから貴重な知識という資源を与えてもらいやすくなるからです。 これは、自分の成長を加速してくれます。 成長が加速すれば、自分にとって心地の良い生き方ができます。そして周囲から望む評価も得られ、関係性も良好になります。 その結果、ウ

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          感情に責任をもつことは自由の始まり

          「感情に責任をもつ」というと、気が重いように感じられるかもしれません。 しかし実は、「感情に責任をもつ」ことは、心の自由を手に入れ、人生をより楽しくする秘訣なのです。 この記事では、自分の感情に責任をもち、感情をコントロールすることがどのように心の負担を軽くし、喜びに満ちた人生をもたらすのかをお伝えします。 出来事と感情の関係出来事そのものが感情を生み出すと信じている人もおおいでしょう。しかし、実際には出来事自体に感情を与える力はありません。 その証拠に、同じ出来事に

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          怒らず、心穏やかに生きる秘訣

          こんにちは! 今回は「怒らず、心穏やかに生きる秘訣」をお伝えします。 結論、怒りの感情にとらわれず心穏やかに生きるには、「他人への期待を捨て、見返りを求めない」ことが大切です。 本記事では、その理由を解説します。 怒りの源泉:期待との関係 怒りは、わたしたちが期待したことと現実との乖離から生まれます。 人はしばしば自分の期待に基づいて行動します。そしてその期待が外れた時に怒りを感じるのです。 つまり、「怒りの感情の源泉は期待」なのです。 期待をしないことの重要

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          遺伝か、それとも環境か?

          この問いは、だれしもが一度は見聞きし考えたことがあるものでしょう。 今回、この問いに対して1つの解をもららしてくれる良書に出会いました。 以下の本です。 今回は本書を読んで、わたしがとくに注目した箇所について感想を書いていきます! 二者択一ではないまずは、能力を決定する要因は「二者択一ではない」ということです。 わたしたちは、つい「遺伝か?環境か?」というふうに遺伝と環境とを対立するものと見立て、どちらかが正解(でもう一方が誤り)という答えを求めてしまいます。二者択一

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