言葉を変えると、人生が変わる
人間は、日々自分が口に出したり耳から入ってくる言葉から、非常に強い
影響を受ける生き物です。
「使う言葉を変えると人生が変わる」という言葉があるほど、何気ない言葉の選び方が私たちの人生を大きく変えるともいえるでしょう。
特に、ビジネスの現場にもとめられる創造的な問題解決においては、「どんな言葉をつかった質問をするか?」が、高い成果を出すための鍵となります。
質問の力
最先端企業が採用している特定の質問形式は、私たちに多くの示唆を与えてくれます。
「Q思考」という本によれば、世界の最先端企業に共通する興味深いトレンドのひとつは、特定の質問形式を多用しているということです。
その質問形式とは、「How might we?」(どうすればできそうか?)です。
この質問を自分自身、またはチームメンバーに問うことで、創造的な問題解決を実現しているのです。
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可能性の探求
「How might we?」という質問は、可能性を探求するための鍵を握っています。
もしも同じ質問を「can」や「should」と置き換えた場合、結論は大きく異なるでしょう。
「自分たちにできるだろうか?」や「自分たちがやるべきか?」という問いかけは、思考停止や行動のストップを招くことがあるからです。
行動への誘い
しかし、「How might we?」と問うことで、行動が生まれます。
一歩だけでも、局所的にだけでも、何らかの行動を起こすことができます。
この質問は、成功への第一歩を踏み出すきっかけとなるのです。
ダメ元でも、手さぐりでも構いません。成果を出すために重要なのは、とにかく動き始めることなのです。
言葉の力
日ごろからどんな言葉を使うかで成果は変わります。
ポジティブな質問をすることで、新たな視点が生まれ、創造的なアプローチが可能になります。
自分自身やチームメンバーに向けて、「How might we?」と問いかけることで、可能性の扉を開くことができるのです。
さいごに
言葉には力があります。
その力を最大限に活用し、人生を変えるための問いかけをしてみましょう。
「can」や「should」を「might」に転換するだけで、新しい思考と行動が生まれ、仕事の成果は高まり、人生は拓けていくのです。
まさに「言葉を変えると、人生が変わる」のです。
思考をアップデートし、行動へとつなげる良い言葉を使って、あなたにとって最高の人生をつくりあげていきましょう。
応援しております♪
今回は以上です。
さいごまでお読みいただきありがとうございました。