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SEKAISHAが取り組む、公教育では扱わない領域の教育事業

はじめまして、SEKAISHA CVC担当の五十嵐です。

CVC事業始動のnoteで、SEKAISHAがビジョン実現に向けて行っている、教育事業とCVC事業をご紹介しました。そのうち、今回はSEKAISHAが取り組んでいる教育事業をご紹介します。
CVC事業はこちら「CVC、はじめました。」

何のために学ぶのか?

世の中にはたくさんの学校や学習塾がありますが、「学ぶ意味」を考え抜く機会はほとんどありません。学ぶことがあたりまえであり、誰もその意味を疑いませんでした。しかし、情報があふれ価値観が多様化した現代において、思春期を経た中高生の多くは、それぞれに疑問をいだくようになりました。「なぜ学ぶのか?」「何のために学ぶのか?」

便利な学習教材や環境はどこにでもありますが、しっかりと学び続けて力を付けていくには、自分なりの疑問への答えと納得感が必要です。しかしそれは、ただ大人の話をきいて漠然と考えるだけでは深まりません。社会の最前線に触れながら、見聞きし、感じ、自分なりの意味を見出していく「キャリア探究」の時間が必要です。

SEKAISHAが取り組む教育事業は、今まさに学ぶ意味を求める小中高生が、リアルに動くビジネスやサービスの現場に加わり、経営戦略・意思決定の瞬間や、社会に価値を創出するメカニズムを肌で感じ、学ぶ場の提供を目指します。

社会科を再定義? “社会”を学ぶ科

学校で習う社会科は、歴史の年号や地名を覚えるといった暗記学習的なことが主体で、「何の役に立つのだろう、実際の社会とどう関係するのか分からない」と、感じた方も少なくないでしょう。
一方で、社会人になってから、歴史漫画等で世界史に興味を持ったり、働く中で政治経済の仕組みや奥深さに触れたりして、社会に関心を持つ人も多いのではないでしょうか。

私たちを取り巻く“社会”とは広範かつ多様な領域に渡る複雑な存在です。
学生が座って黒板を写すような学校の勉強だけが全てではないはずです。

本来、社会科とは、自分の興味・関心があることを、調べて、深堀り、知りたい事を、自由研究するようなものではないでしょうか。「歴史の年号を多く覚えるのがよい」といった、他人のモノサシに合わせなくて良いと我々は考えます。

実際、少しずつ世の中は、変わりつつあります。これまでは、学校に適合しない学生は、不登校や引きこもりに成らざるを得ない環境でした。しかしながら、最近では既存の学校に合わないと思えば、学びの場所を問わないN高や、通常扱わないようなカリキュラムを提供するゼロ高といった、新たな学びの機会が広く浸透してきました。

社会は今この瞬間も動いています。

その時、その時、世の中で起きていることや、様々な企業のビジネスを知ってもらい、実際に企業への提案を行ったり、経営会議を見学(オブザーバー参加)できる機会を創出します。
世の中で今起きている事象で“自分が知りたいことを知る”ことをSEKAISHAでは実現させます。

SEKAISHA・教育事業で取り組んでいること

これまで教育事業として行ってきた取り組みの一部を紹介いたします。SEKAISHAは、子どもや若者に「好き」と「好奇心」を起点とした学びの場を提供してきました。

ジュニア・ビジネス・アカデミー

~将来に繋がる学びと成長を提供する10代のためのオンライン・キャリア・スクール~
今まさに学ぶ意味を求める中高生にとって、リアルに動くビジネスやサービスの現場に加わり、経営戦略・意思決定の瞬間や、社会に価値を創出するメカニズムを肌で感じ、学ぶ機会が必要です。
そこで仕事のノウハウではなく、企業や事業の社会的価値や本質に触れていただき、その道を志す魅力や意味を深めていただきます。


中二インターン

 中学生の中には、思春期特有のクセやこだわりが過剰になって俗にいう「中二病」をこじらせ、学校生活や周囲とのバランスに悩んでいるという人も多いと思います。親や先生は、「普通」からズレてしまわないかと心配しているかもしれません。しかし、そんな思春期ならではのズレや葛藤の中にこそ、若者一人ひとりの才能や個性を発掘するヒントがつまっているのではないかと考えています。大げさにいえば、中二病こそ、若者の可能性を開花させるチャンスなのです。このプログラムでは、そんな中二病をこじらせた中学生のクセやこだわりを愛し、助長することで、「自分ならではの何か」を発掘することができる(かもしれない)新しい学びの場を目指します。


Capital Tokyo Intl School(グループ会社)

 社会に繋がる一貫したキャリア教育を提供するインターナショナルスクール 
 特色ある実践的知識を提供することを使命としたインターナショナルスクールです。急速に変わり続ける社会の現場で実際に“活用する力”にフォーカスし、4つの特色を掲げています。(1.PBL(実践型教育)、2.STEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)、3.国際バカロレアカリキュラム(2022年中PYP候補校申請予定)、4.英語・日本語・中国語の3ヵ国語習得)


ACT(グループ会社)

 慶應義塾大学SFC研究所との「表現力の正体」に迫る共同研究プロジェクト
 演技・お芝居を通じた教育事業を行うACT株式会社は、慶應義塾大学SFC研究所と共同研究契約を締結し、「演技・役作りを通じた自己表現・探究の新しい教育に関する研究」を行っています。プロジェクトには山田孝之氏、木村多江氏、阿部進之介氏、安藤政信氏ら俳優チームが初期の研究メンバーとして参加。演技と対話のワークショップや、実際の撮影現場や映像を通じたフィールドワークを行い、演技と表現力の関係や、役作りを通じた自己探究のヒントや可能性を探っていきます。ここで生まれた知見は、子どもや学生、一般の方々が参加できるワークショップや教育プログラムとして還元していきます。

SEKAISHAの取り組みについて

以上、ご一読いただきありがとうございます。
"じぶんのせかい”を自由につくることのできる世界の実現に向け、今後より一層スタートアップの方々と私たちは活動していきます。

今後も定期的に情報を発信していく所存ですので、興味をお持ちいただいた方はフォロー宜しくお願いいたします。

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