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【メンバーインタビュー】「なるべく早くちゃんと失敗する」のが大事 ‐ 小池 圭太

こんにちは!SEKAISHA CVC担当の百瀬です。

今回も前回の五十嵐に引き続き「メンバーインタビュー」として、私たち・CVC事業のメンバーに、SEKAISHAに入社した経緯や、実際に入社してみて感じたことを聞いていきます。
第2弾は、小池にインタビューしました。

■入社までの経緯

SEKAISHA入社までのキャリアを教えてください。

 新卒で三井住友銀行に入行し、法人営業を主に担当していました。初任店の東京・日本橋では日本経済のベースを支える零細企業を担当し、長野・諏訪では、地域の大企業を担当するなど、波乱に富んだ銀行員時代に培ったダイナミックな経験は、今となっては大きな糧となっています。
 その後、ジョインしたビズリーチ(現ビジョナルインキュベーション)ではM&Aプラットフォームの新規事業立ち上げに携わりました。トップダウンの指揮系統が厳格な超ピラミッドな銀行にいたので、超フラットなITベンチャーでは、別の惑星に来たような感覚を当初は感じていました(笑)この時期に「事業を立ち上げる」ということに深く取り組んだことが、今の私の仕事観に繋がっています。

銀行員時代

なぜSEKAISHAに入社しようと思われたのですか?

 「変」だからでしょうか(笑)
というのは半分冗談ですが、銀行員時代に担当した会社だけでも2,000社以上に関わってきましたが、SEKAISHAのような会社に出会ったのは初めてでした。そういう意味で、単純に興味を惹かれましたね。
 それ以外にも、これまでの「お金」に関する経験と「新規事業」に関する経験、どちらも生かせるということが魅力的でした。
 私には「こういう仕事をしたい」という欲がほぼなく、これまでも「なるべく人生の選択肢を増やす」ということをキャリア選択の軸にしてきました。SEKAISHAでは、普通の会社ではできないような経験が積めつつ、これまでの経験を更にバリューアップ、できる。飛び込まない手はありませんでした。

■SEKAISHAへジョインしてから

実際SEKAISHAに入ってみて想像と違ったことはありましたか?

 想像をはるかに超えた業務の幅でした。財団法人を立ち上げをリードしたり、インターナショナルスクール事業では拠点整備(官公庁・士業・不動産業者の調整)に携わったり、MS(メディカル・サポート)法人としてクリニックの組織設計を担ったり…思い返してみても、本当に自分がしてきた仕事か疑問に感じてしまうくらい、バラエティーに富んだ仕事に取り組ませてもらいました。
 1週間で業務内容が変わることもあるので、妻は私の仕事が何か未だによくわかっていないと思います。私自身ですら自分の仕事の紹介に困るので(笑)
もともと飽き性な私にとっては天職ですね。

現在のSEKAISHAでの役割について伺わせてください。

 現在はグループ間の資金繰り管理や、CVC関連の業務をメインミッションにしています。一般的な会社に比べると、短期で大きな金額が動くので、常に各事業の責任者の方々と今後の事業計画をすり合わせるようにしています。
 また、そうは言っても、サブミッションも断続的に発生するので、前回の五十嵐ほどではありませんが、「何でも屋」的な役割もベースでは担っています。各種契約や人事関係が多いでしょうか。
 未経験の仕事も多いのですが、個人的には「なるべく早くちゃんと失敗をする」ということを大事にしています。早く失敗しておけば、リカバリーもしやすいですし、ヘルプも請いやすいので(笑)と言いつつも、そのタイミングでの想定しうる限りでのベストをちゃんと出さないと、「そりゃベストを出してないんだから失敗するよね」となってしまうので、そこは自分を甘やかさないようにすることも必要ですね。

SEKAISHAの職場はどんな雰囲気ですか?

 「じぶんのモノサシをつくる」という会社のミッションに表れているとおり、多様性を重んじる雰囲気が強いですね。ポジションや年齢、経歴を問わず、誰もが一定の裁量をもって仕事に取り組んでいるように感じます。もちろん裁量や自由は、責任を伴うものなので、その緊張感みたいなものもありますね。
 あと特徴的なのは、家族やプライベートを大切にしている人が多いと思います。やはり、私生活が荒れていると、仕事中も気を取られて仕事の成果も出づらいように思います。私生活を大事にすることで、全力で仕事に取り組めるようにする、という価値観が社内で共有できているのでしょうね。

■今後のビジョンについて

実現したいこと、今後挑戦したいことはありますか?

 前述の通り、「明確にこれ」というものはありません。とはいえ、なんとなく「スペシャルなジェネラリスト」にはなりたいと思い始めました。いろいろな職種を経験していると、職種の掛け算ができるようになってきます。例えば、採用×財務やマーケ×CSなどです。言わずもがなですが、どの事業も複数の職種が有機的に結びつきながら運営されています。そのような結びつきをより活性化するハブのような役割が現在の目標です。
 また、自社事業や出資先のスタートアップなど、新規事業に向き合い続けるSEKAISHAに所属しているからこそ、「遊び心」を感じさせられる存在でありたいと思っています。私は新規事業づくりを、短距離走で息を切らしながらも最終的には長距離を走り切らなければいけない、シャトルランのようなものだと考えています。そういう環境では、無理やりにでも「心の余裕」つまり「遊び心」を持ち続けないと、ゴールまでもたないでしょう。その観点で、常に事業や仕事の面白みを発信しながら、「遊び心」を周囲の人にも植え付けていくことのできる存在でありたいと考えています。


ご一読いただきありがとうございます。

今後も定期的に情報を発信していく所存ですので、興味をお持ちいただいた方はフォロー宜しくお願いいたします。

インタビュー風景

百瀬 瑞季
CVC事業アソシエイト
横浜市立大学在学中は、学内外問わず幅広い活動に取り組み、学内の国際交流団体の再建から、学外では社会貢献活動での企画旗振り役や、教育事業を行う企業での長期インターンに取り組む。
SEKAISHA初の新卒社員としてジョイン。内定者インターンとして、出資先企業のバリューアップに携わり、入社後も新卒CVC担当にアサイン。


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