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「一年振り返りシート」について
こんにちは、せいすけです。
僕は日ごろ、自己理解/リフレクションを軸としたワークショップを開発しているのですが、いよいよ年末ということで、一年の振り返り会を友人たちと開催しました。
その際に作成した、「令和元年振り返りシート」についての解説を綴りたいと思います。
概要この振り返りシートは、大きく分けて5つのパートに分かれています。
①棚卸し
②ワーク1ー意味づけ
③ワーク2ー分析
④ワーク3
文献メモ「青年期・成人期における内省に関する研究の概観 」
参考文献:「青年期・成人期における内省に関する研究の概観
一自我同一性形成および精神的健康との関連に着目して一」(増淵裕子)
https://www.toyo.ac.jp/file/hirc21/nenpo11_77-84.pdf
要点
・
とりあえず書いておく
エリクソンは、学校教育(青年期)において、アイデンティティ(自分は何者?)の確立が発達段階としている。
しかし、自分を知らないことにより、若者が陥る苦しみは多い。(やりたいことがわからない、モチベーションが湧かない、人と繋がれない。など)これは、学校における構造的暴力ではないか?
明らかにすべきアイデンティティはなんなのか?
そもそもあるのか?
どういう教育制度があれば、それは明らかになるのか?
メモ『意識としての自己』梶田叡一
〈自分探し、自己探求の意味〉〈私とは〉・デカルトにとっての「私」→考える働きそのままのp18
・ウィリアム・ジェームズにとって「私」。我がこととして考えざるを得ないもの(自我関与の及ぶ領域)p21
・梶田氏の「私」→自分自身を「私」とする意識
「時間の流れの中に一貫して存在し、今日まで継続的に発展展開してきたもの」という意識を持ち、私」の利益を将来にわたって発展させていく。
つまり
→自分自身を私
紛らわしい「自己○○」まとめ
自己の勉強をしていると、「自己理解、自己実現、
自己概念、自己知識、自己意識、自己認識…」あぁ、もう!!多すぎ!となって頭が爆発することがある。
そんな中、ある自己に関する研究のレビュー論文(青木万里「自己理解に関する文献研究」)に自己○○がまとまって載っていたため、備忘録がてら、記載しておきます。
自己理解自己理解とは、「他者との関係で、今、自分の内
面に生起している感情をありのままに意識し