紛らわしい「自己○○」まとめ

自己の勉強をしていると、「自己理解、自己実現、
自己概念、自己知識、自己意識、自己認識…」あぁ、もう!!多すぎ!となって頭が爆発することがある。

そんな中、ある自己に関する研究のレビュー論文(青木万里「自己理解に関する文献研究」)に自己○○がまとまって載っていたため、備忘録がてら、記載しておきます。

自己理解

自己理解とは、「他者との関係で、今、自分の内
面に生起している感情をありのままに意識し、さ
らに、自分の性格傾向や考え方について知り、
分に対する理解を深める
」(杉浦、2002)ことで
ある。

自己実現

自己実現とは、「自らの潜在能力に応じて、現実の枠の中で、創造的で独自な人格が完成に近づくこと」(心理学小辞典、1978)を指す。

自己概念

自己概念は、「人が様々な社会的な経験を通して、自分に対する知識を蓄積し構造化していく際に、自分に対して持つ知識の総体」を指す。

自己知識

自己知識は「自己概念よりも包括的に、過去の思い出や将来の姿の予想なども含めた知識」(山本、2001)である。

自己意識

自己意識とは、「外的事物や他者と区別された自分自身であるという意識、また自己の本性や能力、およびその限界についての認識」である。

自己認識

自己認識とは、「自己をはっきり知り、その意義を正しく理解すること」。

自己感情

自己感情とは、「自分について、自分自身がもつ感情」(以上、日本国語大辞典、7%"版)を指す。

自己開示

自己開示とは、「自分自身をあらわにすること」。

自己受容

自己受容とは、「長所ばかりでなく、短所や限界までも含めて、あるがままの自分を極端な感情的反応なしに見つめそのままに受け入れること」。

自己呈示

自己呈示とは、「他者に与える印象を自分にとって好ましい方向に統制すべく、自己に関する特定の情報を意図的に伝達
すること
」(以上、榎本、1998)である。

参考

・青木万里「自己理解に関する文献研究」https://www.sai-junshin.ac.jp/junshin/wp-content/uploads/2018/03/no.2_pp.1-15.pdf

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