2024/10/21(月)ピーキーブラインダーズ風の髪型を目指したら、とんでもない髪型になってしまった。【イギリス留学】
ピーキーブラインダーズのトーマスシェルビーに憧れ、バーミンガムにある行きつけの床屋でキリアンマーフィーの写真を見せた。
「オーケイ、ブロ!トラストミー(okay bro! trust me.)」
トルコ訛りのある頼りない英語で美容師はそう言い、躊躇なくサイドからバリカンを這わせてきた。
「(おいおい、えらい大胆に行くねぇ)」
わざわざ口にすることでもないなと胸にしまい、されるがままに髪の行く末を委ねることに決めた。
遂にバリカンは後頭部の頂点にまで到達する。
鏡が映す髪型に、これはさすがにマズイだろうと感じざるを得ない。
カットが終了し代金を払い、僕は店を後にしようとした。
すると先ほどの美容師が歩み寄り、
「サンキュー、ブラザー(Thank you brother)」
の言葉と同時に、グータッチを求めてきた。
僕が出来る唯一の抵抗。
同じようにグーの手を突き出し、気持ち少し強めで押し返すことしか出来なかった。
パイナップル、Eテレの粘土アニメ、ハスボー、バート君、イナズマイレブンの不動、傘富士、リクーム、ちびまる子ちゃんのブー太郎。
人によって見え方が異なる良い例だ。沢山の意見が届いた。
正直言って、外を歩くのも恥ずかしい。
そんな一部始終をいつも通りYoutubeに投稿した。
するとどうだろう。
投稿から2日で再生数は1万回を超え、500件の高評価と100件のコメント、登録者は一気に200人も増えた。
なんだ、良い事だらけじゃないか。
いつの間にかチャンネル登録者数1000人の目標を達成し、沢山のポジティブなコメントに励まされた。
僕を取り巻く環境に起こること、ハプニング、喜怒哀楽の感情。きっとそれらは全て、起こるべくして起こるのだ。
上手くいかないことの方が多いし、打ちのめされることだってある。ムカつくことも、ごく稀に嬉しいことだってある。
その事象が起こった訳とは何だろう。
必ず理由がある。