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【もっとおやつ食べたい!!】と泣く子供に、親ができる唯一のこと

こんにちは!

【心と体と脳の子育て研究者】kotoです。

研究者というと、
なんだかおエラいさんのような
雰囲気をだしていますが、

子育てが全然うまくいっていない
一人の母です。

その状況を一刻も早く脱したいと思い
日々、子育ての研究に明け暮れています。

今回は、そんな研究の中から
2歳の娘との関わりについて
考察したことを紹介します!

突然、大声で泣き出す娘

食べることが大好きな娘。

もちろんおやつも大好きで、
嫌なことがあってもおやつの時間になれば
けろりと忘れてしまうほど。

「おやつ食べてるときだけは平和だわ〜」
なんて、思う毎日でした。

その日のおやつは、
娘が大好きなブドウ。

ニッコニコしながら、
上機嫌でブドウを頬張っていました。

その様子をほほえましく見ていたのですが、
突然、火がついたように泣き出しました。

「のどにつまったか?!」と
慌てて様子を見るも、どこも異常はなさそう。

じゃあなんでこんなに泣いてるの??

「どうしたの?」と聞くと、
嗚咽しながら、
「ブド…ブド…」と言っています。

よくよく見ると、ブドウのお皿は空っぽ。

大好きなブドウがなくなってしまい、
大号泣
していたのです。

子供の大泣きにイライラする

泣きじゃくりながら
「もっとくれ」と、お皿を必死に指さす娘。

けれども、もうブドウはありません。
(あったとしても、簡単にあげたくはない)

「もっと食べたかったのか〜
 おいしかったんだね。
 でも、もうなくなっちゃった。」

と、伝家の宝刀!
「共感の力」を駆使します。

しかし、そんなものでは諦めきれない娘。

お皿をガンガンと叩き始めました。

それはいかんやろ!!

最初は優しく寄り添っていた私も、
だんだんとイライラしてきました。

私をイライラから救ってくれたのは…

とりあえずお皿は預かり、
再度「共感の力」を発動。

「ブドウがなくなって悲しいね。
 でも、今日はこれでおしまい。
 悲しくても、お皿は叩いちゃいけないよ。」

なかなか泣きやまない娘にイライラしつつも、
なんとか落ち着いて対応できました。

どうしたものかと次の一手を考えていると
先日Twitterで見つけた、
「ハハのつぶやき」さんの
ある漫画を思い出しました。

まさしく似たような場面!

この悲しみは誰のもの?


この漫画では、
フレンチトーストが食べれず泣くお子さんに、

「悲しいねとしか言えない」

と、コメントが。

本当にその通り。

「食べられなくて悲しい」

という子供の感情は、
子供のものでしかあり得ません。

私が悲しいわけではない。

それなのに

どうして私はイライラしているのだろう…

もちろん、子どもが泣いたり怒ったりして
人やものに当たったりすることは
止めなければなりません。

あまりにもうるさく泣くなら、
やめることを教える必要もある。


けれども、子供の悲しい思いを
自分のせいにしなくてもいいはず…


子供の感情の責任は子供自身にある

かわいいわが子が
「おやつをもっと食べたい」と
大泣きしていたら、

「それを叶えてあげたい」という気持ちと
「我慢させることも大切」という気持ちが

せめぎ合います。

将来のことを考えると、
子供の言いなりになってしまうのはよくない。

そう思って
優しく話しても、分かってくれるどころか
子供はますますヒートアップ…

そうなると、段々

自分自身が責められているような

気持ちになってきます。

口の達者な子なら
「ママがくれないからだ!」
と、言ったりしますしね(=_=)

けれども、本当は

思うようにいかない状況に対してどう感じるか

子供自身の問題なのですよね。

だから、泣きやまない子供に対して
親が辛くなる必要はないのです。

泣きやまない子供に、
唯一親ができること

じゃあ、泣きやまない子供に
私たち親は、一体何をしてやればいいのか…?

今回は以下の3点にまとめました。

①悲しい気持ちに共感する

これは、「ハハのつぶやき」さんの
漫画にもある通りですね。

「悲しいね。」
「ママも、もっと食べたかったな〜」


など、子供に

「あなたの気持ちは分かっているよ」

というメッセージを送ることです。

※ここまでは、育児本通りです笑

②「しょうがない」を教える


世の中には、思うようにならないことが
たくさんあります。

私たち大人だって
思い通りにいかない毎日を
なんとか乗り越えているんだから…!!

同じように子供にも、

「世の中にはしょうがないこともある」

と教えていかなければなりません。

思い通りにいかないことに、
悲しくなったり、イライラしたりすることは
自然なことです。

けれども、それに対して
いちいち泣いたり怒ったりすることは
決してコスパがいいとは言えません。

「しょうがない」と思える子供は(大人も)

どうしようもないことにこだわり続ける人よりも

きっと生きやすいと思うんですよね〜

「食べられなくて残念だったね。
   でも、なくなっちゃったからしょうがない。
「また今度食べようね。」

と、「しょうがない」という考え方を
教えてあげましょう。

③気持ちの切り替えを手伝う

小さな子供は、
まだまだ気持ちのコントロールが難しいもの。

「しょうがない」と言われても
簡単には、あきらめきれません。

そんな時は、

「お片付けして、遊ぼっか!」

と、明るく次の活動に誘ってしまえばOK

遊びが嫌いな子供はいませんから
大好きなママに遊んでいれば、
悲しい気持ちもだんだんと薄れていきます。

大事なのは、
子供も親も引きずらず、

嫌な感情からはさっさと離れてしまうことです。

まとめ

子供が思うようにならなくて困っているときは
気持ちのコントロールを学ぶチャンス!

⑴悲しい(感情を味わう)

⑵分かってもらえた(共感してもらう)

⑶しょうがないこともあるらしい(考え方を学ぶ)

⑷嫌な気持ちを忘れて遊ぶ(気持ちの切り替え)

この4ステップを繰り返すことで、
少しずつ自分の気持ちをコントロールすることを
学んでいくのです。

それはもう、長い長い年月をかけて…!笑

それに付き合う親には、
果てしない精神力が必要ですが、

これができると、
子供にとって、大きな力になるはずです。

それを信じて、明日も頑張りましょ〜(´-ω-`)!

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ありがとうございます!

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