せっちゃん

自分と、自分の周りの関係を変えたい全ての人に貢献する。そのために、少しだけ幸せが多くな…

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自分と、自分の周りの関係を変えたい全ての人に貢献する。そのために、少しだけ幸せが多くなるコミュニケーションの方法を研究しています。学び、実践したことを記事で共有します。

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    人とより深くつながることができるコミュニケーションの方法を解説しています。

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    • 無神経な一言への対処方法

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      • 謝罪する:対話をアップグレードする⑥

        謝罪は過ちをおかしたのならなすべき責務です。決して気分の良いものではありませんが、心からの謝罪は過ちを乗り越え前へ進む力を与えてくれます。 この記事では謝罪について考えます。 <目次> 1.謝罪は誰のためにするのか 2.良い謝罪、悪い謝罪 3.例:夫婦間の謝罪 4.まとめ 1.謝罪は誰のためにするのか子どもの頃から、悪いことをしたら謝りなさい、と私たちは教えられて育ってきました。 でもいざそのような場面に立つと、自分ばかりが悪いわけじゃない、わざとやったわけじゃない、謝

        • 問題を再定義する:対話をアップグレードする⑤

          自分が本当に望む自分の在り方に気づくと、問題の見方が変わります。多くの場合、問題そのものの再定義が必要なほど変わります。 問題が変わったならば、そのアプローチも変わらざるを得ません。アプローチが変われば出てくる結果も変わります。ここに行き詰った対話を前進させる可能性が生まれます。 この記事では、行き詰った対話において、問題を再定義する方法と例を共有します。 <目次> 1.問題の再定義までのプロセス 2.問題の再定義の例 3.再定義した結果、何が起きたか 4.まとめ 1

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          自分の望む世界をつくれるとしたら?:自分の在り方を探る 対話をアップグレードする④

          自分の望む世界をつくれるとしたら、どんな世界をつくりますか? 世界について知らないことが多すぎるから、自分が世界をつくるのは怖いと思いますか? それでも自分の望む世界をつくらなければならないとしたら、あなたはどんな世界を望むでしょうか。 この問いはあなたが真に望む世界を見えやすくするためのものです。 「少なくともみんなが幸せであるためには」とか、「今もしくは過去に抱えた困難をほかの人が持たないためには」とか、そういった切り口で考えるかもしれません。 そういった方法によっ

          自分の望む世界をつくれるとしたら?:自分の在り方を探る 対話をアップグレードする④

          発する言葉を変える。より自分らしくあるために

          感謝の気持ちを素直に表せる人って見ていて気持ちがいいですよね。 「ありがとう」の一言で、言われた方は心が弾みます。 でも、実は自分の内面をつぶさに見つめてみると、この「ありがとう」はわりとなんにでも使える言葉であるがゆえに、けっこうクセ者だということに気づきます。 この記事では「ありがとう」を事例に、言葉と自分の在り方について考えます。 <目次> 1.事例:ありがとう 2.ありがとうの奥底 3.提案:ありがとうの代わりにこう言う 4.自分が発する言葉への気づきが自分の在

          発する言葉を変える。より自分らしくあるために

          座禅会に参加しました

          毎日、昼と夜に15分間の瞑想をしています。本を読みながら独学でやっているので、ここで一つプロに教わりたい。ということで、禅宗の門を叩きました。 門を叩いたのは都内の曹洞宗の尼寺。座禅会の参加者のような人が寺に入っていくのを見かけてついて行きました。どこで座禅会を行うのか全くわかりませんでしたが、寺の関係者も見当たらないのでとりあえずそのままついていくことに。 座禅会参加者であろう人達となんとなく挨拶して、書院と書かれた部屋で待つこと15分。住職がいらっしゃり、初参加の私に

          座禅会に参加しました

          内発的動機をさがす:対話をアップグレードする③

          内発的動機をさがす。この作業は私にとって素晴らしい経験になりました。「自分を突き動かしている大切なもの」を見つけるとそれだけでとても良い気分になります。 この記事では、内発的動機について考えます。 <目次> 1.内発的動機とは何か 2.外発的動機との混同を整理する 3.内発的動機を見つける 4.内発的動機を見つけるとどんな感じがするか 5.まとめ 1.内発的動機とは何か内発的動機とは、自らを突き動かすような動機のことを指します。金銭や名声、損得といった外的なメリットを中

          内発的動機をさがす:対話をアップグレードする③

          オーセンティシティの欠如:対話をアップグレードする②

          オーセンティシティとは一貫性のことです。一貫性には過去にフォーカスしたもの、未来にフォーカスしたものがあります。対話において有益なのは未来にフォーカスした一貫性、すなわち動的オーセンティシティです。 対話の質を上げようと思えば、この動的オーセンティシティを意識する必要があります。 1.動的オーセンティシティの欠如 動的オーセンティシティが欠如すると、対話が硬直化します。 例えば、アラブ諸国のように互いのドグマが一歩も譲れないがために、相手を消し去るまで歩を進めます。こ

          オーセンティシティの欠如:対話をアップグレードする②

          動的オーセンティシティという考え方:対話をアップグレードする①

          新しい概念、動的オーセンティシティ。みなさんご存知ですか? オーセンティシティは一貫性という意味です。通常、一貫性というと過去の言動との整合性という意味になりますが、動的オーセンティシティが意味するところは「未来への一貫性」です。 この記事では、「動的オーセンティシティ」という概念について、考えたいと思います。 <目次> 1.動的オーセンティシティの特徴 2.これを聞いてどんな感じを受けるか? 3.学び成長し前進する考え 4.同じことが様々なところで言われている 5.要は

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          「何もしない」をする:気づきが心を変える

          私たちはとにかく忙しい人生を送っています。 社会人となった今振り返ると、学生時代は比較的のんびりとしていた良い思い出になっていますが、当時の感覚では勉強、部活、バイトに、とにかく忙しい思いをしていました。 要は、私たちはいつも忙しいんですね。 多忙な私たちが時間を作って、座禅なり瞑想なりマインドフルネスなり、「何もしない」をすることなんてできやしません。それも毎日なんて。とても無理な話です。 しかし、だからこそ瞑想なのです。忙しいからこそ「何もしない」をすることがより充実

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          頭痛がするほどつらい過去を振り返る:執着の発見と対処

          過去や未来のことは考えずに「今に集中する」のが心地よく生きるコツですが、先日、あえて、つらい過去を振り返ってみました。 べつに自分を意味なく追い込んでいるわけではなく、過去の行き詰ってしまった会話を改善するためにノートにメモしようと思ったのです。 ところが、会話の一言一言を具体的に思い返してノートにメモしていると、どうしようもなくつらい! つらいなと思いつつ、試しに、今こう言われたらどうだろうと頭に思い描いてみたところ、頭にも腹にも強烈な衝撃を感じました(物理的に頭を打った

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          自由にはわたしの知らない意味があった:日本人なら知っておきたい東洋的自由

          自由といえば、「〇〇からの自由」とふつうは考えます。そこには、束縛するものが先にあります。でも、そもそもは読んで字のごとく、「自ら由って立つ(みずからよってたつ)」という意味です。何かに縛られている状態からの脱出ではないのです。 この記事では、自由について考えます。 <目次> 1.西洋的自由と東洋的自由 2.東洋的自由のめざすところ:自由と不自由 3.日常生活への応用 1.西洋的自由と東洋的自由 現代の私たちが理解している自由は西洋的自由です。先に規則などの縛るものが

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          「妄想」について踏み込んで考えたら、人生変わった話

          私たちが普段何気なく使う「妄想」という言葉。なんとなくネガティブな響きを持っています。ところが、考察を深めると、なんとなくではなく本当にネガティブなものでした。 この記事では、「妄想に気づけばそれだけで人生が変わる」そんなお話をしたいと思います。 <目次> 1.あれもこれも妄想 2.人は「いつも」妄想している 3.でも、妄想しようとするとうまくできない 4.人生から妄想をなくす前に妄想に気づく 5.妄想に気づいたら人生変わった 1.あれもこれも妄想 単刀直入に極端な言

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          エゴが大事なものを損なう事例

          知っているようで知らない「エゴ」。「エゴ」が出てくると人はどうなるのか。 この記事では、エゴによって大事なものを損ないかけた事例を紹介します。 1.ある離婚した家族の話 ある離婚した夫婦の話です。母親が子供二人を引き取り、父親は近くに住んで母親の手が回らないときは、子供達を預かっているそうです。 ある日子供が風邪をひきました。けれども母親は会議があるので仕事を休めません。そこで父親に頼みました。父親も同じように会議がある日でしたが、それは伝えずに引き受けました。 そ

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          頭であれこれ考えずに、ただ「やる」ことが上達への近道

          仕事でも趣味でも家事でも、何か目的があってやるのが普通です。 コレをやってアレを得る。顧客獲得のために営業をかける、家族に料理をふるまいたいから料理を勉強する。 でも、ただそれ自体を目的とする方法もあります。 この記事では「ただやる」ことについて考えます。 <目次> 1.あれのためにコレをやる 2.それ自体を目的としてやる 3.ずっとやる 4.まとめ 1.あれのためにコレをやる 行動の源泉には目的があります。 目標達成理論では、その行動のwhyを問うと、モチベーション

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