立花のこ

主にミュージカルなど、観てきたものの感想や考察を、自己満ブログとして不定期に書いていき…

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主にミュージカルなど、観てきたものの感想や考察を、自己満ブログとして不定期に書いていきます。ほかにも、面白そうなことや、書きたいことがあれば書いていきたいです。

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最近の記事

ミュージカルオタクが2023下半期を振り返る+α

書く度に「お久しぶりです」と言っているような気がします。 のこです。 もう年の瀬ですね。 今年の全ての現場が(わたしの中では)終わったので、上半期同様まとめたいと思います。 まえがき えーと、いちおうミュージカルオタクとしての振り返りなので、ミュージカルとかコンサート、演劇の振り返りをしようとは思うのですが……。 やはり、触れないわけにはいかないので、触れます。 2023年は、というか主に下半期は、わたしの音楽人生を構成してくれた方々との悲しいお別れがありました。 名

    • スリルミー2023 松岡×山崎ペア

      まえがきは以下に。 今回唯一の続投ペア。 6回中3回を松山ペア(ヤマコーペアとも呼びますが本記事では松山ペアと呼びます)で観たわたしですが、チケット取った当初は 「偏っちゃったな―、3年前にこのペア1回観てるし…… まぁ何回観ても違ったものを見せてくれるだろうけど……」 なんてことを思っていたのですが(色々ごめん)。 蓋を開けてみたら、この選択は大正解。 この2人(+ピアニスト1人)、 2021年と別物をぶっこんできやがったんですよ。 しかも、毎回違うんですよ。 やばくな

      • スリルミー2023 木村×前田ペア

        まえがきは以下に。 木村達成がスリルミーに出る、しかも「私」を演じると知ったとき、ものすごくテンションが上がったわたしです。 たつなりは観る度に「すごい役者になってってるー!」と感じさせてくれる推しなので、それだけでもう楽しみにしていました。 別件ですが、インタビューでファンの存在を「倒さなきゃいけない相手」って表現してるのが最高だなって思うくらい好きです。笑 前田くんは、実は同世代で、かつて「天てれ」に出ていた頃の記憶が一番色濃いんですよね。 だから、こうしてスリルミ

        • スリルミー2023 尾上×廣瀬ペア

          まえがきは以下に。 1度きりの観劇となった、尾上廣瀬ペア。 尾上私は、柿澤彼とのCDの印象でずっと「気持ち悪い私」だと感じてここまで生きてきました。 おかきペア観たかったな…… ちなみに、CDのレビューは旧ブログに残してあるよ。 余談ですが、スリルミー再演のたびに旧ブログのアクセス数がえらいことになるので、みんな色々と飢えているんだなぁと思います。 ええ、わたしもそうです。 本題に戻ります。 先述のとおり、「気持ち悪い私」なんだろうなと予想しながら観劇しましたが、CDと

        ミュージカルオタクが2023下半期を振り返る+α

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        • スリルミー
          6本
        • 井上芳雄
          5本
        • 観劇レポ
          12本
        • エリザベート
          4本

        記事

          スリル・ミー 2023 感想考察。の前に。先に総括。

          待ってたよ!!! ということで、無事に9月を乗り越えました。 9月といえばスリルミー月間。 noteもしばらく更新できずにいました。 相変わらず、もともと忙しい時期にさらに予定をぶっこんでいるという、半年前と同じようなことをしているわたしです。 SなのかMなのかわからんな。 参考までに、半年前のわたし。 おかげさまで、自分が持っていたチケット6枚はすべて無事に観劇することができました。 さらに、初スリルな友人2名を連れていくこともできました。 気に入ってくれて良かった

          スリル・ミー 2023 感想考察。の前に。先に総括。

          ミュージカルオタクが2023上半期を振り返る

          【20230717 追記しました】 皆さまいかがお過ごしでしょうか。 わたしは相変わらず公私共に忙しくしているのですが、もう6月も終わりに近づいていることに気がついて、 こりゃ年末もすぐ来るなぁ…… なんて思ったので、2023年の上半期に観た作品の中で、勝手に賞を授けていきたいと思います。 詳細も含めて書きたいところなんだけども、今わたし本当にそれどころではないので(?)、ひとまず「賞の名前」と「作品名」だけを列挙しておきます。 だったら時間あるとき書けよ!って話なんだけ

          ミュージカルオタクが2023上半期を振り返る

          久々の初見ヒット。『ダーウィン・ヤング』はいいぞ。

          久しぶりに、「これは感想を残しておかねば!」という作品を観劇しました。 ミュージカル『ダーウィン・ヤング 悪の起源』 ダーウィン・ヤング役のみダブルキャスト。 以前“アタタミュ”こと『北斗の拳』のミュージカルでバット役としても拝見していた、渡邉蒼さんのダーウィンで観劇。 当時の感想こちら↓ 観劇の決め手は、安心安定のキャストが多いことと、作品のもたらす雰囲気だったんです。 あと、私はずっとドラマ『科捜研の女』が大好きで、いつか石井一彰さんをミュージカルで拝見したいな

          久々の初見ヒット。『ダーウィン・ヤング』はいいぞ。

          観劇オタクの近況と、スリルミーという禁じられた森への再訪

          みなさまこんにちは。 なんだか暑くなったり寒くなったり安定しませんが、いかがお過ごしでしょうか。 先日の観劇記録を書いてから、日が空いてしまいました。 近況なんぞ。というのも、3月から4月にかけて、観劇オタクとしてもめっちゃくちゃ忙しかったのに、プライベートでもバタバタしていまして。 なんか去年と似たようなことしてるな……? なんて思う今日この頃です。 ↑去年もわざわざ忙しいときに忙しいことしてたよ それにしても3月、観劇オタクの皆さん、本当に大変でしたよね? 観たい

          観劇オタクの近況と、スリルミーという禁じられた森への再訪

          SPY×FAMILYとミュージカルの親和性

          漫画でもアニメでも人気を博した『SPY×FAMILY』。 ミュージカルを観てきました。 私は世間で流行るアニメや漫画に疎いほう(あるいは触れるのが遅いほう)なので、ミュージカル化の発表がされた時点では、漫画にもアニメにもノータッチでした。 ただ、周りから良い評判しか聞かないので、まずアニメを観てみたところ。 こりゃ面白い。 しかも、このシーンは絶対ミュージカルにガッツリ使われるだろうな、と直感が働いたシーンもちらほら。 ※後述します アニメの後に漫画もちびちび読んでい

          SPY×FAMILYとミュージカルの親和性

          太平洋序曲 -山本×海宝×立石-

          開国を迫られた日本。 その様子や、その事件に翻弄される日本人たちを、西洋のクリエイターが描く。 私は、この作品の上演が今回発表されるまで、これまでの上演歴を知りませんでした。 純粋に、「面白いな」と興味を持ち、キャストも好きな方々いらっしゃるので、チケットを取りました。 私が観た回は、以下の組み合わせ。 狂言回し:山本耕史 香山弥左衛門:海宝直人 ジョン万次郎:立石俊樹 他のキャストも観たかったし、他の組み合わせも観てみたかったです。 ただ、3月の観劇オタクは忙しい…

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          今一度、井上芳雄という人にハマった沼を語ってみる

          皆さまこんにちは。 とても面白そうな企画を見つけたので、乗っからせていただこうと思い、書いてみます。 #ハマった沼を語らせて 私はミュージカルが大好きなのですが、これまで、自分のブログ(現在更新停止中)と、アイデアニュースさんへの寄稿にて、似たような沼語りをしたことがあります。 中川晃教さんについて 田代万里生さんについて(+α) ※一部有料記事がありますが、会員になれば他の有料記事も読めるのでよろしければ! https://ideanews.jp/archives

          今一度、井上芳雄という人にハマった沼を語ってみる

          バンズ・ヴィジットの世界は「たいしたことではなかった」のか

          あなたは、聞いたことがないだろう。 たいしたことではなかった。 作品のキャッチフレーズが実際の作品と乖離している場合、観劇後に後味が悪くなります。 ただ、この作品は違った。 本当にそう。 たいしたことはない、一夜を明かすまでの物語。 それなのに、何かがおかしくて、何かが愛おしくて、ほろっと泣いてしまう。 正直なところ、付け加えたいワードはあります。 「個人的には“たいしたこと”があったけれど、世間一般からしてみたら、たいしたことではなかった」 と、いうように。 も

          バンズ・ヴィジットの世界は「たいしたことではなかった」のか

          エリザベート2022-23について配信を振り返りながら総括

          2022年秋から続いてきたエリザベートの旅も、2023年の年明け、博多座で無事大千穐楽を迎えました。 ラスト2公演、配信してくださって本当に良かった。 みんな、本当に全員が揃って大千穐楽を迎えられて本当に良かった。 個人的な思いとしては、帝劇3公演、博多座1公演観ることができて本当に良かった。 配信のアーカイブが1週間あって本当に良かった。 配信アーカイブのおかげで友達と上映会やって感想シェアできたのも本当に良かった。 そして、花總まりさんの集大成を見届けることができて、

          エリザベート2022-23について配信を振り返りながら総括

          博多遠征記

          博多座とエリザの感想は先日書きましたが、今回の博多遠征についての思い出も残しておこうと思います。 というのも、飛行機乗ったの約10年ぶりだったのよ!!! もともと日本の中心にいたので、西へ東へ行くには新幹線や近鉄を使っていて、今回も新幹線かな?とか思っていましたが…… まさかの自分自身が東に引っ越したもので(笑)、飛行機がベストになったわけです。 久しぶりの飛行機もいいもんですね。 弾丸日帰りだったので、朝早く(というか夜明け前)に出発し、昼前に着きました。 観劇後、ち

          博多遠征記

          ハカタブルクにて芳雄閣下を拝んできました -エリザベート@博多座-

          【1/30の配信で色々思い出したのでこっそり加筆しました】 ちゅうもーく!!! (by ルキーニ) ということで、念願の博多座観劇してきたよ!!! あらゆる先行で落ちまくり、一般発売でなんとかして1枚取れた、井上芳雄トート回。 個人的な旅の思い出は別の記事に書こうと思っているので、ここでは博多座の印象と、エリザの観劇レポを興奮冷めやらぬうちに書いていきます。 近所に欲しい博多座博多座は前々から良い評判しか聞いていなかったのですが、その通りどころか、評判以上の素晴らし

          ハカタブルクにて芳雄閣下を拝んできました -エリザベート@博多座-

          ミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』舞台解説講座付き

          先に画像だけアップしたまま放置しておりましたが、今年の観劇始めはこちらでした。 久しぶりに訪れた明治座にて、『チェーザレ 破壊の創造者』。 2020年に上演予定だった今作。 私も当時、原作を読み、数枚チケットを取って楽しみにしていました。 コロナ禍により一度は中止となったものの、2023年の年明けに上演実現! 実は、今回のチケット、結構ギリギリに取ったのです。 というのも、プライベートでバタバタしてたし、私の中でのキャストや作品に対する熱みたいなものが、他のものに移って

          ミュージカル『チェーザレ 破壊の創造者』舞台解説講座付き