小瀬古伸幸

精神科認定看護師、WRAPファシリテーター、メリデン版訪問家族支援を実践中!著書:精神…

小瀬古伸幸

精神科認定看護師、WRAPファシリテーター、メリデン版訪問家族支援を実践中!著書:精神疾患をもつ人を、病院でない所で支援するときにまず読む本 (医学書院:通称「横綱本」)、人生をゆるめたら自分のことが好きになった(KADOKAWA)発売|Amazon.co.jp アソシエイト

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  • ケアの学びのお裾分け

    ケアの学びを皆さんとシェアできるよう、こちらのマガジンにまとめていきます!

  • 小瀬古伸幸★マガジン

    日常のなかで落ち込むこともあれば、嬉しいこともある。人に幻滅することもあれば、救われることもある。気分の浮き沈みはあっても、最後は人は人に救われる。そんな風に思っています。このマガジンでは、そんな、私、小瀬古が日常のなかで感じた、「何だかんだで、やっぱり人っていいよね…」と感じたことを取り上げ、まとめていこうと思います。これを読んでくれた人が、人に絶望していたとしても、また「人っていいよね…」、そう感じられるきっかけになれればと思ってます。月に2本は挙げられたらなぁ…と考えてます。通勤や家事の合間など、隙間時間に読んでもらえると嬉しいです!

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    【オンライン】精神科訪問看護研修 気づきをケアに活かす 事例検討

    【オンライン】 精神科訪問看護研修 気づきをケアに活かす 事例検討 講師:岡本 史彦 訪問看護ステーションみのり・副所長 講師:崔 明玉 訪問看護ステーションみのり(東京支店)・副所長 開催日:2024年3月29日  開催時間:19:30〜21:30 参加費:4,400円 締め切り:2024年3月22日21:00 研修終了後、2週間限定のアーカイブ配信(録画配信)あり。当日参加できない方も、安心して申し込みしていただけます。 【アーカイブ配信期間】 2024年3月31日AM9:00〜2024年4月14日AM9:00 *ページの一番下に記載している【申し込み留意事項】を必ず確認のうえ、お申し込みをお願いします。PayIDアプリの方は【申し込み留意事項】が表示されませんので、ブラウザで開いていただくか、下記のURLにアクセスしてご確認をお願いします。なお、こちらの研修会には送付物はございません。メールにてZoomのご案内や研修資料のダウンロード等のご案内をさせていただきます。 https://aims.base.shop/p/00002 【研修内容】 精神科訪問看護の展開において、今年度は「新規面接」をテーマにした第1回、続いて「新規契約」を取り上げた第2回、その後「情報収集・アセスメント」に焦点を当てた第3回、最後には「看護計画の立案、実施・評価」に関する第4回という順序で、計4回の研修を行ってまいりました。 今回がこのシリーズの最終回となります。 本研修では第4回目に行った「看護計画の立案、実施、評価」にフォーカスをあて、事例を用いながら、より実践的な研修内容をお届けします。 看護計画の立案部分を重要視する理由は複数あります。 まず、計画の立案は導入期の看護活動において不可欠ということは言うまでもありません。利用者への適切で効果的なケアを提供するための基盤となります。 しかし、実はそれだけでなく、計画の立案は日常的に遭遇するさまざまな困難に対処する手助けとなると考えています。例えば、「なんだか支援が上手くいっていない」と感じる場合や、「何のために訪問しているのか言語化ができない」といった課題に対して、計画は解決策や方針を示す糸口となります。 全ての研修に参加してくださった方にとっては、これまでに獲得した知識やスキルが、単なる「点」であるだけでなく、統合されて一つの「線」を形成します。これにより、精神科訪問看護の実践において必要な視点や技術が、体系的かつ総合的な理解に結びつきます。 同時に、統合された知識を現場でいかに応用し、実践していくかに焦点を当て、そのためのスキルを磨いていただける内容となっています。 また、過去4回の研修に全く参加していない方もご安心ください。 研修の進行中には、考えるてがかりとなるヒントを示しながら、何度か小さい個人ワークを組み込みますので、参加者の皆様が無理なくワークに取り組むことができるように構成しています。 また、個人ワークの後には、どのように考え、アプローチすればよいかについて、講師からの解説を行います。 過去の研修に参加してくださった方には、これまで学んだことの復習となり、初めて参加いただいた方にも新たな知識や学びが得られる充実した内容となっています。 皆さまのご参加を心よりお待ちしています! 【こんな人におすすめ】 ・なんだか支援が上手くいっていないと感じている方 ・日々の訪問で何をしているのかが言語化できない方 ・今ある看護計画に納得していないけど、何をどうやって考え修正していけば良いかわからない方 ・精神科訪問看護の現場で、新規面接や契約を担っている方 ・精神科訪問看護において教育担当を担っている方 ・導入期の看護ケア(新規面接や契約)は担っていないが、導入期〜中長期的な長いスパンで看護ケアの展開を学びたい方
    4,400円
    AIMS
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    【オンライン研修】苦手を克服!基礎から学ぶアルコール依存症のケア

    【オンライン研修】 苦手を克服!基礎から学ぶアルコール依存症のケア 開催日:2024年3月15日(金) 時間:19:30〜21:30 参加費:4,400円 締め切り:2024年3月8日21:00 【講師】 
小瀬古 伸幸 
訪問看護ステーションみのり・統括所長
 舩山晃平 訪問看護ステーションみのり(東京支店)・作業療法士 【特典】2024年2月19日に開催した『アルコール依存症のケースを振り返る 〜困難さを感じた場面から〜(事例)』のアーカイブも公開します。もちろん資料付きです!アーカイブ視聴期間は本研修会と同じ期間となります。 アーカイブ配信期間:2024年3月18日AM9:00〜2024年4月1日AM9:00 

*ページの一番下に記載している【申し込み留意事項】を必ず確認のうえ、お申し込みをお願いします。PayIDアプリの方は【申し込み留意事項】が表示されませんので、ブラウザで開いていただくか、下記のURLにアクセスしてご確認をお願いします。なお、こちらの研修会には送付物はございません。メールにてZoomのご案内や研修資料のダウンロード等のご案内をさせていただきます。 https://aims.base.shop/p/00002

 【こんな人におすすめ】 ・アルコール依存症の基本を学びたい人 ・なんとなくの知識を体系的な知識へと発展させたい人 ・教育担当や教える立場にある人 ・アルコール依存症のケアの質をあげたい人 【主な内容】 今回の研修では、アルコール依存症のケアの基礎からお伝えします。 突然ですが、皆さんはアルコール依存症をもつ人への対応は得意ですか? 講師の小瀬古は超苦手でした。「お酒をやめる」と宣言したのに翌週には飲酒。シラフのときには、また「やめる」と宣言するけど、守られない。ついにはご本人の言葉を信じられなくなり、「また、どうせ飲むんでしょ」と思うようになったようです。 そのような小瀬古も次のように語ります。「今考えるとトンチンカンなのは、私の方でした。アルコール依存症の基礎的な理解が全くできていなかった。正しい知識をもたないままケアに臨んでいたことで、当事者には二重の苦しみを与えていたかもしれない。そう思うと、当時の自分を恥じています」と。 精神科医療のなかでも、アルコール依存症のケアに苦手意識をもつ人が多いように思います。 それは、薬物療法だけで回復しない。どう関わるか、どう支援するかが回復に大きな影響を与えるからかもしれません。 正しいアルコール依存症のケアを基礎から学ぶと当事者の回復がみえる。そのような思いのもと、今回の研修を企画しました。 本研修の大きなポイントは3つです! ・快楽のためにアルコールを飲むわけではない。じゃあ何のため? ・叱責や説教、あるいは尻拭いをすることが、なぜダメなのか? ・「1日だけやめる」それを繰り返していく。その支援とは何か? 小瀬古からのメッセージです。 皆さんには、かつての私のような思いでアルコール依存症ケアに臨んでほしくない。正しい知識があれば、当事者の強い意思を求めるのではなく、やめ続けるために必要なケアを提供できるようになります。ご参加、お待ちしております! 前半、小瀬古が基礎講座を行い、後半、訪問看護ステーションみのりの作業療法士でもあり、公認心理師でもある舩山晃平が事例紹介します。 当日参加できる方は、質問を受け付ける時間を設けますので、初歩的な質問と思わず、どのようなことでも聞いていただければと思います。
 どうしても当日参加できないという人や、当日参加したけれども学び直したいという人のために、期間限定のノーカット録画視聴もできますので安心してください。ともに学びを深めましょう! ◎精神科病棟で働く人にとっても、知識が得られる研修になっています。
    4,400円
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    【オンライン研修】在宅で活用できる自殺リスクのある人へのケア

    【オンライン研修】 在宅で活用できる自殺リスクのある人へのケア 開催日:2024年3月3日(日) 午前:10:00〜12:00 参加費:4,400円 締め切り:2024年2月25日21:00 【講師】 田中浩二 金沢大学医薬保健研究域保健学系・教授 アーカイブ配信期間:2024年3月5日AM9:00〜2024年3月19日AM9:00 

*ページの一番下に記載している【申し込み留意事項】を必ず確認のうえ、お申し込みをお願いします。PayIDアプリの方は【申し込み留意事項】が表示されませんので、ブラウザで開いていただくか、下記のURLにアクセスしてご確認をお願いします。なお、こちらの研修会には送付物はございません。メールにてZoomのご案内や研修資料のダウンロード等のご案内をさせていただきます。 https://aims.base.shop/p/00002

 【主な内容】 精神科医療には、いくつかの不確かな言説があると言われています。例えば「幻覚・妄想は否定も肯定もしない」「患者さんに巻き込まれてはいけない」などがそうかもしれません。 同様に自殺リスク者への支援にも、いくつかの不確かな言説があります。 そのため、自殺リスク者のアセスメントやケアは難しく、自殺企図を繰り返す人のケアやリスクが低いと思われていた人が亡くなった経験をされている支援者もおられると思います。 特に、在宅ではリスク管理が難しく、生活の刺激で自殺リスクが高まることがあります。自殺対策は、精神科病院でも重要な課題ですが、在宅では物理的なリスク管理が難しいため、当事者の援助希求行動(心理的な苦悩や困難から抜け出すために他者の支援や助けを求める行動)の育成と当事者から発信される援助希求を受け取る支援者の感受性が必要です。 自殺対策は、「生きるための支援」と言われているように、自殺を考えるほどの生きづらさに着目することが重要です。その生きづらさは、救命センターや入院治療のみでは解決は難しいかもしれません。地域での伴走型の支援が必要となります。 また自殺で亡くなられた場合、遺族ケアや支援者へのケアが重要になります。自死遺族へのケアは、グリーフケアの中でも特に難しく、そのあり方を熟考することが必要です。 そこで、一般的に言われている自殺対策に関する言説に基づきながら、リスクアセスメントや在宅でのケアのあり方などについて、皆様と一緒に考えたいと思います。 【予定している内容】 ・自殺の動向と課題 ・自殺は予測できるか? ・自殺者はサインを出しているか? ・自殺は精神科病院で起こることが多いのか? ・自殺念慮を聞くと自殺念慮が増強するのか? ・自殺の対人関係理論
    4,400円
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    【オンライン】精神科訪問看護研修 気づきをケアに活かす 事例検討

    【オンライン】 精神科訪問看護研修 気づきをケアに活かす 事例検討 講師:岡本 史彦 訪問看護ステーションみのり・副所長 講師:崔 明玉 訪問看護ステーションみのり(東京支店)・副所長 開催日:2024年3月29日  開催時間:19:30〜21:30 参加費:4,400円 締め切り:2024年3月22日21:00 研修終了後、2週間限定のアーカイブ配信(録画配信)あり。当日参加できない方も、安心して申し込みしていただけます。 【アーカイブ配信期間】 2024年3月31日AM9:00〜2024年4月14日AM9:00 *ページの一番下に記載している【申し込み留意事項】を必ず確認のうえ、お申し込みをお願いします。PayIDアプリの方は【申し込み留意事項】が表示されませんので、ブラウザで開いていただくか、下記のURLにアクセスしてご確認をお願いします。なお、こちらの研修会には送付物はございません。メールにてZoomのご案内や研修資料のダウンロード等のご案内をさせていただきます。 https://aims.base.shop/p/00002 【研修内容】 精神科訪問看護の展開において、今年度は「新規面接」をテーマにした第1回、続いて「新規契約」を取り上げた第2回、その後「情報収集・アセスメント」に焦点を当てた第3回、最後には「看護計画の立案、実施・評価」に関する第4回という順序で、計4回の研修を行ってまいりました。 今回がこのシリーズの最終回となります。 本研修では第4回目に行った「看護計画の立案、実施、評価」にフォーカスをあて、事例を用いながら、より実践的な研修内容をお届けします。 看護計画の立案部分を重要視する理由は複数あります。 まず、計画の立案は導入期の看護活動において不可欠ということは言うまでもありません。利用者への適切で効果的なケアを提供するための基盤となります。 しかし、実はそれだけでなく、計画の立案は日常的に遭遇するさまざまな困難に対処する手助けとなると考えています。例えば、「なんだか支援が上手くいっていない」と感じる場合や、「何のために訪問しているのか言語化ができない」といった課題に対して、計画は解決策や方針を示す糸口となります。 全ての研修に参加してくださった方にとっては、これまでに獲得した知識やスキルが、単なる「点」であるだけでなく、統合されて一つの「線」を形成します。これにより、精神科訪問看護の実践において必要な視点や技術が、体系的かつ総合的な理解に結びつきます。 同時に、統合された知識を現場でいかに応用し、実践していくかに焦点を当て、そのためのスキルを磨いていただける内容となっています。 また、過去4回の研修に全く参加していない方もご安心ください。 研修の進行中には、考えるてがかりとなるヒントを示しながら、何度か小さい個人ワークを組み込みますので、参加者の皆様が無理なくワークに取り組むことができるように構成しています。 また、個人ワークの後には、どのように考え、アプローチすればよいかについて、講師からの解説を行います。 過去の研修に参加してくださった方には、これまで学んだことの復習となり、初めて参加いただいた方にも新たな知識や学びが得られる充実した内容となっています。 皆さまのご参加を心よりお待ちしています! 【こんな人におすすめ】 ・なんだか支援が上手くいっていないと感じている方 ・日々の訪問で何をしているのかが言語化できない方 ・今ある看護計画に納得していないけど、何をどうやって考え修正していけば良いかわからない方 ・精神科訪問看護の現場で、新規面接や契約を担っている方 ・精神科訪問看護において教育担当を担っている方 ・導入期の看護ケア(新規面接や契約)は担っていないが、導入期〜中長期的な長いスパンで看護ケアの展開を学びたい方
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    【オンライン研修】苦手を克服!基礎から学ぶアルコール依存症のケア

    【オンライン研修】 苦手を克服!基礎から学ぶアルコール依存症のケア 開催日:2024年3月15日(金) 時間:19:30〜21:30 参加費:4,400円 締め切り:2024年3月8日21:00 【講師】 
小瀬古 伸幸 
訪問看護ステーションみのり・統括所長
 舩山晃平 訪問看護ステーションみのり(東京支店)・作業療法士 【特典】2024年2月19日に開催した『アルコール依存症のケースを振り返る 〜困難さを感じた場面から〜(事例)』のアーカイブも公開します。もちろん資料付きです!アーカイブ視聴期間は本研修会と同じ期間となります。 アーカイブ配信期間:2024年3月18日AM9:00〜2024年4月1日AM9:00 

*ページの一番下に記載している【申し込み留意事項】を必ず確認のうえ、お申し込みをお願いします。PayIDアプリの方は【申し込み留意事項】が表示されませんので、ブラウザで開いていただくか、下記のURLにアクセスしてご確認をお願いします。なお、こちらの研修会には送付物はございません。メールにてZoomのご案内や研修資料のダウンロード等のご案内をさせていただきます。 https://aims.base.shop/p/00002

 【こんな人におすすめ】 ・アルコール依存症の基本を学びたい人 ・なんとなくの知識を体系的な知識へと発展させたい人 ・教育担当や教える立場にある人 ・アルコール依存症のケアの質をあげたい人 【主な内容】 今回の研修では、アルコール依存症のケアの基礎からお伝えします。 突然ですが、皆さんはアルコール依存症をもつ人への対応は得意ですか? 講師の小瀬古は超苦手でした。「お酒をやめる」と宣言したのに翌週には飲酒。シラフのときには、また「やめる」と宣言するけど、守られない。ついにはご本人の言葉を信じられなくなり、「また、どうせ飲むんでしょ」と思うようになったようです。 そのような小瀬古も次のように語ります。「今考えるとトンチンカンなのは、私の方でした。アルコール依存症の基礎的な理解が全くできていなかった。正しい知識をもたないままケアに臨んでいたことで、当事者には二重の苦しみを与えていたかもしれない。そう思うと、当時の自分を恥じています」と。 精神科医療のなかでも、アルコール依存症のケアに苦手意識をもつ人が多いように思います。 それは、薬物療法だけで回復しない。どう関わるか、どう支援するかが回復に大きな影響を与えるからかもしれません。 正しいアルコール依存症のケアを基礎から学ぶと当事者の回復がみえる。そのような思いのもと、今回の研修を企画しました。 本研修の大きなポイントは3つです! ・快楽のためにアルコールを飲むわけではない。じゃあ何のため? ・叱責や説教、あるいは尻拭いをすることが、なぜダメなのか? ・「1日だけやめる」それを繰り返していく。その支援とは何か? 小瀬古からのメッセージです。 皆さんには、かつての私のような思いでアルコール依存症ケアに臨んでほしくない。正しい知識があれば、当事者の強い意思を求めるのではなく、やめ続けるために必要なケアを提供できるようになります。ご参加、お待ちしております! 前半、小瀬古が基礎講座を行い、後半、訪問看護ステーションみのりの作業療法士でもあり、公認心理師でもある舩山晃平が事例紹介します。 当日参加できる方は、質問を受け付ける時間を設けますので、初歩的な質問と思わず、どのようなことでも聞いていただければと思います。
 どうしても当日参加できないという人や、当日参加したけれども学び直したいという人のために、期間限定のノーカット録画視聴もできますので安心してください。ともに学びを深めましょう! ◎精神科病棟で働く人にとっても、知識が得られる研修になっています。
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    【オンライン研修】在宅で活用できる自殺リスクのある人へのケア

    【オンライン研修】 在宅で活用できる自殺リスクのある人へのケア 開催日:2024年3月3日(日) 午前:10:00〜12:00 参加費:4,400円 締め切り:2024年2月25日21:00 【講師】 田中浩二 金沢大学医薬保健研究域保健学系・教授 アーカイブ配信期間:2024年3月5日AM9:00〜2024年3月19日AM9:00 

*ページの一番下に記載している【申し込み留意事項】を必ず確認のうえ、お申し込みをお願いします。PayIDアプリの方は【申し込み留意事項】が表示されませんので、ブラウザで開いていただくか、下記のURLにアクセスしてご確認をお願いします。なお、こちらの研修会には送付物はございません。メールにてZoomのご案内や研修資料のダウンロード等のご案内をさせていただきます。 https://aims.base.shop/p/00002

 【主な内容】 精神科医療には、いくつかの不確かな言説があると言われています。例えば「幻覚・妄想は否定も肯定もしない」「患者さんに巻き込まれてはいけない」などがそうかもしれません。 同様に自殺リスク者への支援にも、いくつかの不確かな言説があります。 そのため、自殺リスク者のアセスメントやケアは難しく、自殺企図を繰り返す人のケアやリスクが低いと思われていた人が亡くなった経験をされている支援者もおられると思います。 特に、在宅ではリスク管理が難しく、生活の刺激で自殺リスクが高まることがあります。自殺対策は、精神科病院でも重要な課題ですが、在宅では物理的なリスク管理が難しいため、当事者の援助希求行動(心理的な苦悩や困難から抜け出すために他者の支援や助けを求める行動)の育成と当事者から発信される援助希求を受け取る支援者の感受性が必要です。 自殺対策は、「生きるための支援」と言われているように、自殺を考えるほどの生きづらさに着目することが重要です。その生きづらさは、救命センターや入院治療のみでは解決は難しいかもしれません。地域での伴走型の支援が必要となります。 また自殺で亡くなられた場合、遺族ケアや支援者へのケアが重要になります。自死遺族へのケアは、グリーフケアの中でも特に難しく、そのあり方を熟考することが必要です。 そこで、一般的に言われている自殺対策に関する言説に基づきながら、リスクアセスメントや在宅でのケアのあり方などについて、皆様と一緒に考えたいと思います。 【予定している内容】 ・自殺の動向と課題 ・自殺は予測できるか? ・自殺者はサインを出しているか? ・自殺は精神科病院で起こることが多いのか? ・自殺念慮を聞くと自殺念慮が増強するのか? ・自殺の対人関係理論
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小瀬古って、どんな人?

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    • べてるの家の見学から「問題への介入」から「ニーズ適応型の介入」の本当の意味に触れた経験

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        小瀬古って、どんな人?

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        • ケアの学びのお裾分け
          8本
        • 小瀬古伸幸★マガジン
          8本

        記事

          無駄にならない読書法 〜積読を解消しよう〜

          医療や福祉のケアに従事する人々は、学ぶ意欲が高いと感じています。皆さん、専門書や専門雑誌を年に数冊購入することが割りと多いような印象を持っています。中には、専門誌を毎年購読している方々もいますね。 学術集会でも、専門書の販売コーナーが設けられており、中には10冊以上の本を購入する人もいます。最低限でも1冊は購入して帰る人が多いと思います。 ただし、次のような声もよく耳にします。 本を買ったはいいけれども、読めていない。 どんどん読んでいない本が積まれていく。 読もう

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          無駄にならない読書法 〜積読を解消しよう〜

          看護師が持つべき「際立ちの感知」「直感思考」「分析思考」

          際立ちの感知:Sense Of salience患者さん、利用者さんの初期把握として、「際立ちの感知」という概念が、臨床判断モデル2022年版(クリスティーン・タナ−)で解説されています。 際立ちの感知とは、何かを識別するとか、分析するとか、そういった思考以前の感知で、ピコッとポップアップが浮かぶような、そんなイメージです。 この際立ちの感知とは、まだ、それらの感知したものが重要かどうかわからないけれども、「気づいてしまう」という感覚です。 この際立ちの感知を磨いていく

          看護師が持つべき「際立ちの感知」「直感思考」「分析思考」

          精神科のケアにおいて、自分が関わった良い結果は、自分が関わる前に『他の誰かが関わっていた結果が積み重なっている』

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          精神科のケアにおいて、自分が関わった良い結果は、自分が関わる前に『他の誰かが関わっていた結果が積み重なっている』

          ケア会議におけるコミュケーション

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          ケア会議におけるコミュケーション

          ビジネスの出会い この人との出会いがなければ埋もれていた私…

          Sansan株式会社さん後援のnote企画。 数あるビジネスの出会い。 そりゃ語り出したらキリがないほどありますね。どの出会いにしようか…。 色々と過去の出会いを思い出しています。 この出会いも、あの出会いも… そんなことを考えていたら、なんて自分は人に助けられ、そして出会いに恵まれているんだろうと思います。 その中から、厳選した出会いを紹介します。 その出会いは私が看護師になって4年目。 今から約13年前に遡ります。 その方の名前は仮称でリョウコさんとしまし

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          専門看護師、認定看護師の取得目的はお金と思われている?

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          先日、ロードバイクにハマったときのエピソードを書きました。 今回は、そのロードにハマって2年経過した「今の話」です。 先日、初のアワイチを完走しました。 まず、アワイチって何? …ですよね。 アワイチというのは、兵庫県、淡路島、一周のことです。約150kmあります。 私自身の最長ライドになります。 ロードバイクやってない人からすると 「そんな走って、大丈夫なん?」 「すごいね〜」 「島一周は体力あるね〜」 なんて思われるかもしれません。 でもロードバイク乗りにと

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          レポートが苦手な看護学生さん!文章は真似ることで得意に変わる ー下手くそな私が2万6千部売れた、横綱本を書いた経験から

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          レポートが苦手な看護学生さん!文章は真似ることで得意に変わる ー下手くそな私が2万6千部売れた、横綱本を書いた経験から

          底なし沼に足を踏み入れたようにハマったロードバイク

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          底なし沼に足を踏み入れたようにハマったロードバイク

          200名以上の前での研修会と、そのあとの先輩方との語らい

          2023年2月21日、小倉駅を経由し、福岡市の田川にある福岡県立大学で講義しました。参加者は、な…なんと… 200名以上! これまで学会以外での講演で、最高、500名越えはあったのですが、久々の200名越えに少し緊張しましたね。 でも話し始めると、どんどん舌が回る回る。自分でも驚くほどに一瞬で緊張が解けました。人間って、そんなもんなのかもしれませんね。 少し講義内容をお伝えすると、テーマは統合失調症についてです。対象は主に福祉職の人たちだったので、あまり医療的な話より

          200名以上の前での研修会と、そのあとの先輩方との語らい

          新刊「人生をゆるめたら自分のことが好きになった」が2023年2月22日発売!

          皆さん! めちゃくちゃ久しぶりにnote更新です。 書くぞ!書くぞ!と言いながら全然更新できずでした。忙しいのは言い訳ですよね。そんなことはわかっているのですが… はい…忙しさという名の言い訳です。 ということで、更新のきっかけをくれたのは、大手のKADOKAWAさんから新刊発売です! タイトルは「人生をゆるめたら自分のことが好きになった」です。 note更新が2021年10月ぶり。なんと1年4ヶ月ぶり… それが新刊の紹介だと「えっ!売りたいから宣伝か?」と思わ

          新刊「人生をゆるめたら自分のことが好きになった」が2023年2月22日発売!

          受容のあとの「でもね…」は否定

          こちらは9/13のツイートです。 このことについて、もう少し深く語ります。 「But」に注意!対人援助職のコミュニケーション。「それはつらかったですね。あなたの気持ちはよくわかりました」と受け取ったあとの「でもね…」。せっかくの受容も、「でもね…」が続くと否定にしか聞こえません。さらに、この「でもね…」の先に持論が展開されると、それはもはや説教。このあと相手は心を開くことはなくなり、二度と相談しなくなります。 無意識のうちにやりがちこうした「でもね…」は、本当に無意識のう

          受容のあとの「でもね…」は否定