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仕事:考える人

考えてみれば、何よりも好きなことは「考える」という行為だ。何かを知りたくて本を読んでいるわけでは必ずしもない。読書が無類に好きなのも、それが考えるための日常的手段としてもっとも効率的で効果的だから。おまけに書くことも大好き。

「考える」という行為としては本業と共通している。起業家にとっての読書は、アスリートにとっての基礎練習に等しい。頭を柔らかくする柔軟体操、汗をかかない筋トレ、体を動かさないストレッチのようなもの。本さえあれば、1年365日、呼吸をするように考えられる。これが知的体幹を太くし、思考の基盤を厚くする。

最近読んだのはビジネスと全く関係のない本「面白くて眠れなくなる植物学」

植物が戦略的に生きていることを、初心者向けに、わかりやすく説明している。日々の疑問を解消してくれる、タメになる本。気軽に読むには最適。

以下はこの本の目次から。

植物のダ・ヴィンチ・コード/花占いの必勝法/花は誰のために咲く/トリケラトプスの衰退と植物の進化/リンゴのヘタはどこにある?/紅葉はなぜ赤くなる?/植物の毒は私たちを魅了する/竹は木か草か?/植物はなぜ緑色をしているのか?/種子のひみつ/カラフルなトウモロコシの謎/どうしてバナナにタネはないのか?などなど。

仕事の合間に一休みするには、普段読まない本を開くこと。
全く違う世界へ飛んで行けて、わくわくするのだ。


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