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婚活のカギは、機嫌のよい人


婚活をし始めると、その要求はどんどん上がっていくという記事をどこかで読んだ。適当な相手が見つかっても、ここで妥協してはいけないと、さらにヒートアップしていくらしい。

これを不動産投資と比較するのはちょっと不謹慎かもしれないが、どちらも似たようなところがある。これまで20件以上の投資物件として不動産を売り買いしてきた感想としては、データやスペックはあまりアテにならない。

価格が近い将来上がりそう、という条件が揃っていると、価格にはそれがすでに組み込まれていて、それなりの数字になっていることもある。つまり期待値またはスペキュレーションは価格にすでに組み込まれている。

立地はもちろん何よりも大切だけれど、直感がモノをいう。言葉にできない感覚に従って条件が少々悪くても購入したり、反対にすべて揃っていてもどこかイケスカないで買わないと、ずっと売れてなかったりする。

そしてこれは伴侶選びも似ている。

スペックは参考程度で、むしろ「これだけは我慢できないリスト」でふるいをかけた後、直感で選ぶ。

気をつけたほうがいいのは、心が弱っている時に、何かを感じて結婚相手を決めないこと。これがけっこう落とし穴になるようだ。

ずっと昔『帯に短し襷に長し』という橋田寿賀子さん脚本の婚活ドラマがあって、まだ婚活と言う言葉がなかった頃のものなのだけれど、これが面白かった。なかなか結婚する気になってくれない適齢期の娘を持った母親の奮闘を描くコメディで、『見合い結婚』というタイトルでリメイクされている。

それにしても結婚相手を選ぶ時、「おおまか常に機嫌がよくて、ちょっとやそっとのことで怒らない人」は私的には点数が高い。ながい旅を共にする相手と同じで、旅の不運や少々の困難にぶーたれることなく、「まっいいか」とさらりと流せる性格は日当たりのいい物件みたいで気持ちいい。





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