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まいにちノート

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毎日なんでもないけど文章を書く。
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2017年12月の記事一覧

今年最後の悲劇

今年最後の悲劇

子どもたちとお散歩して戻ってくるとリビングのカーペットの上でオエオエ言い出すムンク(黒猫・♂)。
咄嗟に「カーペットの上あかん!」と巨猫鷲掴みにした瞬間伝わる「もうゲボ出ます感」。

ヒョイとカーペットエリアから放り出されるムンクがスロー再生で空中を舞いながらベロベロと吐き出されるゲボ・イン・ザ・エア。

まさかの空中でフィニッシュで響き渡り子どもと俺の悲鳴とスッキリしたムンクの表情のコントラスト

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大人は知っている

子どもたちと久しぶりの映画館。
歩いて5分ほどの距離に映画館があるのは最高である。来年はもっと映画館に行きたい。

妖怪ウォッチの30年後の世界が舞台だったのだけどジバニャンもウィスパーも全然姿が変わっていた。なんか閻魔大王とぬらりひょんだけ同じ。

あの慣れ親しんだキャラクターを捨てて結構ドラゴンボールかなと思うくらい格闘ネタになっていた。子どもたちは楽しんで見ていたけど大人の僕はなんでなんだろ

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電卓とそろばん

電卓とそろばん

家で一人電卓を叩いている。デスクと書類の大掃除を終えた後は数字のお掃除。掃除しなきゃいけないもの多すぎるな。あ、経費精算もしていないことに気づいた。一年を閉じるのも簡単じゃない。

今日は僕は友達との忘年会。妻と子供達は子連れの忘年会。家族別々で年忘れを慣行している。忘年会をパーティーと思っている子供達(間違ってはいない)が、猫も忘年会あるのかなとつぶやいていて、忘年会出る前に上げていく晩御飯に鰹

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トマトソースと漬物

トマトソースと漬物

連日の忘年会と仕事の疲れが爆発し、反抗期のようにコタツに突き刺さって過ごした1日。二日酔いで寝坊してタナカコーヒーで田中さんを1時間も待たせてしまう醜態。ごめんなさい。

仕事しつつゴロゴロして体のアルコールが浄化されるのをじーっとして待つ。明日も忘年会だけど。

最近複雑な仕事のストレス発散のように大量のトマトソースを作り翌週の昼飯材料をこしらえる。一緒に漬物も作る。天日干しにした大根をサクサク

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2017年を振り返る

2017年を振り返る

なんだか毎年あっという間ですね。どこかでもっと一年はゆっくりだと信じ切ってるだけで本当は24時間は12時間で31日は15日くらいで、365日は182日くらいなのかもしれないよ。知らんけど。

毎日気絶するように寝ているとなんか生きてて損する気がするから、来年はマイペースに無理せず生きたい。が、そうもならないんだろう。これも毎年いっている。定期的に整理整頓するデスクも今見たらどんちゃん騒ぎだからな。

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あの人の○○

あの人の○○

年の瀬である。おかしなことにいつものような速度で仕事が進んでいる。しかし、ふと仕事のやりとりが止んで、おぉクリスマスか!と改めて気付く。「切りに来るなら今日!」と友達の美容師さんが連絡してくれる。もう数年の間、僕の髪を刈り取ってくれている。僕は京都からわざわざ茨木まで髪を切りに行く。

むかし、茨木に住んでいた頃からこの方にカットしてもらっている。外見や容姿になんのこだわりもない、ただラーメンが食

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31日書き続けたら、どうなった?

31日書き続けたら、どうなった?

11月22日から急に書き出した毎日日記。意味もないこと。価値もないこと。でも何かを書こうとすると今日の意味を探すのだなと気付いた。
自分の日常は何もないなーという前提意識で生活してるのが僕ら人間なのかもしれない。何もないなんて日はない。

なぜ、こんなこと始めたのかというと仕事の忙しさに日々のペースが壊されそうな不安があったから。一人しかいない会社だし、生活もあるし、無自覚に日々は過密になり、自分

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クリスマスの記憶

クリスマスの記憶

31日チャレンジが気がつけば完了していた。
毎日書くという簡単なことでも一ヶ月続けると何かしらの意味になるのかもしれない。子供の頃、消しゴムのカスでボール作ってたみたいな。

大雨なクリスマスイブに世のサンタはこれから準備を始めるのだろう。昔はAmazonなんかなくて目当てのものをゲットするのに奔走していたサンタたちの風景があったのだろう。なんかそれも良いなと思う。

いつからこういう風習になった

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他者へのまなざしと酒

他者へのまなざしと酒

初めて出会う人とまず最初にやることは自己紹介でもなく、過去の仕事の話でもなく、どう生きてきたかどう生きていきたいかの会話でなければいけない。
できれば酒を飲んで、烏龍茶でもいい。生き様を晒すことがいちばんの自己紹介だと思う。

こういう仕事をしてきたから、こういう人なんだとイコールで繋がることの方が少ない。そして誤解をはらむ。こういう生き方をしてきたことを知った上で何を成したかを知る方が正しく相手

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死を考える

死を考える

昨夜、京都のホルモン焼きで有名なアジェにてお坊さんと機械学習研究者の3人で木屋町学会が開かれた。命をテーマにしたディスカッションが繰り広げられ3つの視点から色々な意見交換を交わす。有意義な夜。引き続きのテーマとして部活的に活動していこう。そして、この答えのないディスカッションを後悔していけたらと思っている。0回目会議は録音してなかったので記憶している事実を整理しておこう。

テーマは「機械に人は救

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忘れ去られた場所

忘れ去られた場所

朝から移動続きな1日。バスで移動し待ち時間にお仕事して打ち合わせしながら連絡を入れ続け今木屋町のタナカコーヒーで書類をまとめている。

この時代珍しく全席喫煙のこの店は愛煙家にとって大切な店である。テキーラ消費量世界一を誇る京都の木屋町において遅い時間にも空いている大切な場所でもある。

嫌煙家は人生で一度も足を運ばない場所だろう。飲みすぎた1日の終わりにして理性を呼び起こす場であり、喧騒がやんで

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大人の公園

大人の公園

打ち合わせ場所に早く着きすぎた。
近所の公園でタバコ吸って時間を潰す。
ビルとビルの間にある忘れ去られた公園。

雑草生い茂る公園に座って、この公園を復活させるには何ができるか遊びで考える。新人時代からの癖。電車から見えた会社のアイデアを考えるとかずっとしてたら癖になった。

公園は子供向けの用途で作られる。
しかし子供は育つ。その地域の子供のパイにもよるがいずれ必要性はピークに達し緩やかに停滞し

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ミステリーミステリー

ミステリーミステリー

子供の頃から飽き性。ゲームなんかもコロコロ変える。本もいろいろ同時に読む。熱し易く冷め易い性格は子供の頃からの付き合いなのでよく理解している。仕事もその性格故に無数の仕事を並走させている。

何か一つのことだけにするほうがいい結果がでると言われがちな世の中だけど、割と色々なことが同時に巻き起こってることがお互いに刺激しあい学びを深めたりなんていうこともある。

そもそも飽き性であるがハマるとそれし

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デザインは難しい。

デザインは難しい。

僕のところに1週間ほど早くサンタが来た。ぶらっと備品を買いにヨドバシカメラに足を運んだ時、BOSEのノイズキャンセリングヘッドホンが視聴できたので軽い気持ちで装着したのがきっかけ。

あれ、耳壊れたかな?ってくらいノイジーなヨドバシ店内の音がスッと消えてしまったのだ。実はつけるまでただのヘッドホンだと思っていた。なんだこれ?と思って外したりつけたり、よく見ると周りの雑音の周波数を打ち消す周波数を出

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