ポジティブ思考は意味がない！身につけるべき思考はロジカルシンキング

おはようございます。
おかゆーじです。

今回の結論を先にお話ししますが

ポジティブ思考をボロクソにぶった切り
これよりはネガティブ思考の方が良いよね。
また最終的には論理的思考が必要だよね。

という話をしていきます。

今回もぜひ最後までご覧ください。

ポジティブシンキングの罠

これから新しいことを始めようとしたとき
気をつけなければいけないことが
この『ポジティブシンキング』です。

「え、ポジティブ思考の方がいいんじゃないの？」

このように思う方も
いらっしゃると思いますが
実はこの思考法には罠があり
挫折を作り出すことがわかっています。

この理由はものすごく単純で
物事をポジティブに考えることで
いい気分になり期待が上昇します。

ですが気分が上がるだけで
大抵の場合は十分な対策や努力をしません。

結果的に失敗し挫折をしてしまう
これが『ポジティブ思考の罠』です。

ポジティブではなくロジカルシンキング

「ポジティブはダメ！」

という話でしたが
このように考える方がいると思います。

・ポジティブ思考を正しく使うにはどうすればいいか
・ポジティブがダメなら全てネガティブに考えた方がいいのか

この結論ですが

『ポジティブに空想するよりもネガティブに予想した方が成功率が上がる』

という研究結果が出ていますので
ネガティブに考えてもらって全然大丈夫です。

この研究は2002年にニューヨーク大学が
在学中の学生を対象に行いました。

学生たちに卒業したあと
どういう風に仕事につくのかを考えさて
2年後にどんな差が出るのかを調べた実験です。

この比較をするために
2つのグループに分けて調査をしました。

A.2年後の未来を『ポジティブ』に考えさせたグループ
B.2年後の未来を『ネガティヴ』に考えさせたグループ

普通に考えたら
ネガティブに考えるよりも
ポジティブに考えたグループの方が
いい結果が出そうですが
2年後に被験者を調べたところ
驚くべき結果がわかりました。

なんとAのグループの方が
企業からのオファーも少なく
給料も低かったことがわかりました。

これはなかなか踏んだり蹴ったりですよね。

なぜこのような現象が起こると言うと
「ポジティブに考えてください」と伝えると
「妄想してください」に変換されてしまいます。

自分が失敗したときの
シュミレーションをしなかったり
要するに調査と分析をしないことで
予測ではなく空想になってしまうのです。

単なる空想というのは
やる気を減らしてしまい
計画をずさんにしてしまいます。

その結果目的達成がしづらくなります。

これがポジティブ思考で予測したグループが
こ唸ってしまった理由です。

逆にネガティブに考えたグループは
ポジティブな妄想や空想ではなく
予想や予測をしていたのです。

これにより自分が取るべき行動を理解し
結果に結びつけることができました。

・ポジティブ＝空想
・ネガティブ＝現実

このように紐づいています。

よってポジティブに空想するくらいなら
ネガティヴに現実を見つめて予測を立てた方が
遥かに成功しやすくなると言えます。

要するにポジティブ思考より
ロジカルシンキング(論理的思考)が必要ということです。

ネガティブ思考にも罠がある

ポジティブシンキングは
挫折を引き起こすという話をしましたが

ネガティヴ思考にも罠が存在し
ネガティブな人ほどポジティブに
考えようとするればするほど
感情が不安定になることがわかったのです。

これはミシガン州立大学の研究が証明しています。

まず71人の女性に恐怖感を煽るような
(ホラーや狂気を感じるような)写真を見せます。

この後にその被験者にこのように伝えます。

「その写真をポジティブに変換してください」

このようにお願いをした後の脳波に
どのような影響が出るかを調べました。

何がわかったかというと
普段からポジティブな人でも
その写真を見た瞬間は感情が不安定になります。

ですがその写真に対して
ポジティブに考えることで
すぐに脳波が安定したのです。

ところが根っからネガティブな人は
ネガティブな写真を見せられて
ポジティブに考えようとすればするほど
脳波が不安定に状態になったのです。

要するにネガティヴな人が
不安や恐怖を感じるものに触れて
それをポジティブに解釈しようとすると
ずっと引きずってしまい逆効果になるのです。

要するにポジティブ思考が
すべての人に当てはまる万能薬ではなく
使い方を間違えると劇薬にもなりかねるのです。

ではネガティブ思考の人はどうすればいいか？

前述のように空想や妄想ではなく
現実を見つめて予測を立てる。

要するに論理的に物事を見る
『ロジカルシンキング（論理的思考）』

これが非常に重要です。

・どういう場所に不安を感じるのか
・何が不安なのか
・その不安は対処できないのか
・対処できるとすれば何をしたらいいのか

このように論理的に捉えることで
ネガティブな人たちは問題解決ができるのです。

目標の立て方

ポジティブやネガティブ思考
またロジカルシンキングについて
ご紹介をしましたが
目標の立て方も非常に重要です。

大事なのは
『現実的な予測を立ててそれを一つ一つ超えていく』ことです。

現実離れした空想はやる気を
ただのいい気分に変えてしまいます。

ほとんどの人が成功できない理由はこれです。

これにより現実味がなくなり
期待が高まり転落していくのです。

要するにネガティヴでもいいので
過去や事実に基づく予測を
立てることが重要です。

ただしネガティヴな予測を立てているつもりが
ネガティヴな空想をしてしまう場合もあります。

『起業しても自分は失敗してしまうだろう』

例えばこういうことで
過去に起業したこともないはずですから
これは事実に基づいたものではなく空想と言えます。

・ポジティブな空想→いい気分になって対策をせず失敗する
・ネガティヴな空想→どうせダメだと思い行動しなくなる

このようにいずれもダメです。

ですので私たちは
あらゆる物事で空想をやめて予測を立てましょう。

また最悪な場合を想定することで

・最悪をこうなるだろう
・これを回避するにはどうすればいいか

こういった見方をするだけで
ネガティヴな予測はできますので
これをやっていきましょう。

また予測のベースを作ることも大事です。

そもそも空想する人というのは
何もやったことないのに
壮大な目標を立てがちです。

これはやめて小さくテストを繰り返して
予測のベースを作ることが大事です。

このベースをもとにすることで
空想を防ぐことができますので
ぜひ試してみて下さい。

要するに

まとめ

今回の内容を簡単にまとめます。

成功するための秘訣は
ポジティブやネガティヴな空想をなくし
予測や測定することが大事ということ。

これにより現実的になることができ
また前に進む感覚も出てくるので
一石三鳥くらいになります。

そのためにはロジカルシンキング。
論理的思考を身につけることが成功への近道です。

また最初から最後まで
ポジティブ思考について
ボロカスにお話ししましたが
これが役に立つ場面もあります。

それは自分でどうにもできない状況を
一時的に耐え抜くときには使えます。

要するにロキソニンのような
鎮痛剤的な使い方をすることはできます。

会社を辞めようとしたときに
退職日までに社内の人たちから嫌がらせを受けている。

このように時間が解決してくれる問題を
一時的に耐え忍ぶためには
ポジティブシンキングが使えます。

このように
空想を必要とする場合には有効ですが
状況を改善することはできない。

ということを覚えておきましょう。

ですので理不尽なことに一時的耐えるためには
『ポジティブシンキング』を使いましょう。

それ以外は妄想や空想ではなく
『ロジカルシンキング』で乗り越えていきましょう。

関連記事

ポジティブやネガティブより
ロジカルシンキングが大事
という話はわかったけど
目標を立てても先延ばししたり
その物事自体に飽きてしまい
最後までやり切る事ができない。

こういった経験があると思いますが
その原因を知ることで様々な対策をし
先延ばし癖や飽き性を改善する事ができます。

その原因と対策を
このマガジンでご紹介しています。

こちらをチェックしていない方は
ぜひ下記リンクからご覧ください！

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2020年5月22日 投稿
先延ばしをしてしまう原因と対策
https://note.com/sb_okayuji/m/m5a01dd55f03e
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2020年5月27日 投稿
飽き性を味方につけ生産性を上げていく方法https://note.com/sb_okayuji/m/mda69ad5fa57c
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