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先生が読んでくれた絵本

今日は曇り

息子が小学生だった時、一時間目が始まる前に10分ほどの読書タイムが一週間に1回あった。
この読書タイムは、当時一般公開されていて、仕事へ行く前に私は学校へ行った。
朝忙しかったが、「来て来て~」と小学2年生の息子に誘われたからだ。

この日は絵本の読み聞かせだった。
「だいじょうぶ だいじょうぶ」の大型版を担任の先生が読み始める。
教室は静まりかえり、みんな聞き入る。
もちろん教室の一番後ろに立っている私も。

お話の内容は、小さい男の子が成長していく姿を描いたもの。とても感動してしまい、目頭が熱くなってしまった。

その週末本屋さんへ行き、絵本を購入した。
それから我が家で、何度も読み聞かせをした絵本となった。

本日も独りで読んでみた。
またまた目頭が熱くなってしまった。
あの時とは違う感動がある。
息子が大きくなり、父も老いたからだろうか。

小さなお子さん、小学生のお子さんに読み聞かせの絵本としてオススメです。

もちろん大人が静かに読む本としても。

☆☆☆☆☆
だいじょうぶ だいじょうぶ
作・絵 いとうひろし
発行所 株式会社講談社

日本図書館協会選定図書
講談社出版文化賞絵本賞受賞

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