[小児科医ママが解説] 0歳は「1年間に30日」、風邪で保育園を休む。
保育園の入園が決まる時期ですね。
決まったはいいものの、
発熱問題は、共働き家庭にとって、ほんとに大変ですよね。
0歳は「1年間に30日」風邪で保育園を休む
保育園に通う子どもたちが、1年間のうち、
「風邪をひいて、保育園を休む日数」を調べた研究があります。
どうでしょうか。
やはり0歳・1歳が多く、年齢が上がるにつれてだんだん日数は減りますね。
年齢があがり、かかったことのある感染症が増えてくれば、
発熱の頻度は下がってきます。
もちろん、
など、様々な要因で、かなり個人差も大きく出るとは思います。
お子さんが熱が出るのを防ぐことはできませんが、
「ああ。こんなに休む可能性があるんだな。」
と、データをもって覚悟しておくことは、
大事な入園準備の一つかもしれません。
第一連絡先は「パパ」でもいい
さて保育園で熱が出たとき、誰が迎えに行くか。
外来で聞いていると、圧倒的にママが多いなぁという印象です。
いくら男性育休だの、イクメンだの、とブームをおこしても、
こういうところは、結局、女親のタスクとして残っている気がします。
ただ、迎えに行くのは難しくても、電話はどうでしょう。
「保育園から電話をもらうのは、パパにしてます!」
というご家庭を何度か聞いたことがあり、
夫婦分担の、良い一例だな〜と思います。
電話にさえ出られない職種の方もいらっしゃると思いますが、
着信履歴に残っていれば、
「保育園から、どんな頻度で電話がかかってくるか」
は実感することができますよね。
お熱以外でも、ちょっとした体調不良や、園でのケガなど、
どうしても0〜1歳さんは、保育園から突発的な連絡をもらうことが少なくありません。
ご家庭や園の事情は様々だと思いますが、
検討の余地があれば、ぜひトライしていただきたいハックの一つです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?