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デンマーク 子育て

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12年前のメールを読んだら温かい気持ちになった。

12年前のメールを読んだら温かい気持ちになった。

メールボックスの掃除をしていたら、12年前に書いたメールが見つかった。このメールに書かれているTは只今15歳。青春満喫中。メールは東日本大震災の直後のもので、この1年後に父は急死。ずっと距離を感じていた父とも温かいメールのやり取りがあったのだ、と嬉しくなったのでNoteでシェア。

2011年6月20日父母へ

父上・母上

先週土曜日、私は職場のサマーパーティーに出かけ、MとTは騎士祭りなるもの

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思春期真っ最中14歳男子と富士山登頂❶🗻

思春期真っ最中14歳男子と富士山登頂❶🗻

久しぶりの投稿。人生初経験を書き留めるために、noteに投稿。

1日でも若いうちに。

この夏、14歳思春期真っ最中の長男と富士山に登りました。
「日本で何したい?」と聞いたところ「富士山に登りたい」と長男。
私も、人生で一度は富士山に登りたいと考えていました。
登るなら、1日でも1年でも若いうちに!
更に、コロナ禍を経験して「『次』はいつあるか分からない」という考えも。そんなわけで、今年登るこ

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グリーンコットンのインタビュー記事

グリーンコットンのインタビュー記事

針貝有佳さんにインタビューしていただいた記事をシェアします。
インタビューアーゆかさんの聞き出す力と、鋭く愛のある文章のお陰で、素敵な記事にして頂きました。

デンマークの学校や教育に触れ、知り、息子達の様子をみる度に、デンマークの学校に通ってみたかったと思います。
私がもしデンマークの学校に通っていたら、どんな私になっているのかなと、答えのない想像をしてみたりもします。「自分の可能性を信じる力」

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中2長男🇩🇰初テスト終わり。そしてコロナが来た。

中2長男🇩🇰初テスト終わり。そしてコロナが来た。

木曜日に無事、長男のテストが終わりました。

体育館に設置した作品展示を観ながらのテスト。こんな流れだったそうです。テストのパートナーはご近所さんのJ君。
❶長男がテスト課題の水彩画の発表。表現方法、画材、プロセス、分析について。
❷グループ発表のパートナーJ君の発表。テスト課題の作品背景について。
❸Jくんの個人作品の発表と質問。
❹長男の個人作品の発表と質問。8作品分の発表準備をしていましたが

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中2長男🇩🇰人生初の試験まであと2日

中2長男🇩🇰人生初の試験まであと2日

長男が受ける美術の試験の具体的な内容を書きますね。形式は、私がコペンハーゲンの教員養成学校で美術教員の試験を受けたときと同じです。

今年度から必須になった8年生実技教科の試験

 「美術」「音楽」「工芸とデザイン」「調理」のうち各学校は最低1つを選んで、7年生から2年間授業をする。そして8年生の試験にそなえる。昨年はお試し試験(実施は学校次第)があったよう。今年は初めて試験が必須に。

試験の

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ボーイズアカデミーから3ヶ月

ボーイズアカデミーから3ヶ月

長男がボーイズアカデミーのキャンプに参加してから3ヶ月がたった。アカデミーの影響かも?と思う変化が3つ。

①クラスメイトが一緒だからという理由で参加していたサッカー2軍から、「もっとうまくなりたい!」と自分で決めて1軍のトレーニングに参加。→アカデミー中スタッフが面談を重ねて、自分の長所や課題を話し合い、更に表にまとめてくれた。自分の立っている位置や、目指したい場所がはっきりしたのかも。

②算

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ボーイズアカデミーから帰ってきた長男のレポート。やっぱり行かせて良かった。

ボーイズアカデミーから帰ってきた長男のレポート。やっぱり行かせて良かった。

13日間のアカデミーを終えた長男を先日迎えに行ってきた。土曜日14時半に学校集合で、まずは1時間の保護者ミーティング。どんなことをしたか、7つの大切なプリンシップ、アカデミー中の様子を丁寧に話してくれた。思春期の難しい年代の少年たちに、愛と情熱と専門性を持って接したくれたスタッフの話しに感謝で涙。15時半長男と再会。とってもいい笑顔をして、私達のところにやってきた。学校内を長男に案内してもらい、途

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サバと日帰り出産

サバと日帰り出産

デンマークのスーパーで手軽に買えるサバの燻製。大根おろしとライムを添えて食べると絶品。そしてサバの燻製を食べる度に思い出すのは、次男出産。

次男が生まれたのは、10月27日。朝早くに陣痛がやってきた。長男出産の教訓「出産するときには米」をしっかりと覚えていたので、陣痛開始とともにご飯を炊き始める。朝7時半。パートナーMが長男を幼稚園に送っていく。「ママ赤ちゃん産んでくるね。」と送り出したのを覚え

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7年生の長男が2泊3日の校外宿泊に出かけた。息子達のフリースクールでは0年生から毎年校外宿泊に行く。息子は慣れたもので、机に設置できる卓球セットと、ピンポンで遊ぶように紙コップをリュックに押し込んでいた。いいなあ。私もそんな校外宿泊に行ってみたかった。

学校閉鎖3日目。午前中2時間学校の課題。お昼休憩1時間。午後1時間アクティビティー。のルーティン。キッチンに立つ回数を減らしたいので、毎朝お弁当作り。今日のアクティビティーは身体トレーニングの後「スライム」。片栗粉、水、食用色素で作ります。12才も大喜び。冷蔵庫に入れて保存中。

孤立しない育児後編(2009年の原稿より)

マザーズグループは、誕生月が同じ子どもとお母さんのためのグループ。担当保健師にマザーズグループ参加希望の旨を伝えると、リストに入れてもらえます。初回のミーティングは出産から3週間後、図書館の一室でした。保健師は初回のみ参加。2回目以降は、グループのメンバーの家で持ちまわりで行われます。私たちのグループは子どもが6人。ホストになる家は、コーヒーとパンとチョコレートなど甘いものを少し用意します。

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孤立しない育児(2009年春の原稿より)前編

孤立しない育児(2009年春の原稿より)前編

12才になった長男Tは、ワタシのnoteに興味津々。何人イイネしたか、フォロワーがいるか、何を書いているか。「僕があかちゃんの頃とか書いたらいいと思う。」というアドバイスまで。「僕のこと書いた?」と催促が増えてきたので、今日はリクエストに答えて長男が1歳だった頃のことを。

「てをつなごう」という教育の研究や視察に熱心な団体のニュースレターに投稿していた頃がありました。2009年春の原稿がみつかっ

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