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✅20代女性「面接業務こなせず自己嫌悪」を選択理論でコーチング人生案内#24

20代の女性公務員。福祉関係の仕事に就いて数年ですが、向いていないのではないかと悩んでいます。

   相談者への面接という業務があるのですが、私は話すことを頭の中でまとめるのが苦手で、面接がうまくできません。自意識過剰で緊張してしまい、相談者にもそれが伝わって場の雰囲気が悪くなることも。先輩方のやり方を学び、どんな流れで進めるか模擬訓練してから面接に臨んでも、うまく言えなかったり沈黙に陥ってしまったり。業務を終えると自己嫌悪にさいなまれ、落ち込みます。

 面接に関する本を読んだり、自信をつけようと一人カラオケをしたり、ハキハキ話す練習をしたりしてみましたが、あまり変わりません。相談者の方々に少しでも「相談してよかった」と思ってもらいたいのに、自分の能力が追いつかず、自信を失う毎日です。(埼玉・R子)

(2022年2月7日読売新聞)

 

以下を参考に、相談者(クライアント)から、答え(困りごと、願いごと、今からしてみる行動、考え方、見方)を引き出す、あなたの質問を、自由に考えてみてください。

【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】

相談者の「困りごと」

・相談者の面接の仕事に、自分の能力が追いつかず、自信を失って、自分は向いていないのではないかと悩んでいる。

・緊張して、頭の中で話すことをまとめられず、うまく言えなかったり、沈黙してしまい、自己嫌悪で落ち込んで、困っている。

・努力して、先輩のやり方をまねたり、本を読んだり、模擬練習や話す練習をしたりしているが、努力が実を結ばず、困っている。

相談者の「願いごと」

・面接の能力を高めて、自信を取り戻し、相談者に少しでも、「相談して良かった」と思ってもらいたい。

・面接の能力を効果的に高められる方法を知りたい。(推測) 

【ふだん使いがしやすいコーチングモデル】

「自分の考え方や見方、行動は、
自分が変えようと思えばいつでも変えられる」
と考えてみましょう

 

【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう


・面接の能力を高めたい。面接に自信のある自分になりたい。(⇒願いごとを実現したい

【心に響く回答者(最相葉月さん)の言葉】

あなたが向き合っているのは、さまざまな困難を抱える方々のようですね。無理難題を突きつけられたり、感情をぶつけられたりする日もあるのでしょう。

・私は心理相談や生活保護など、対人支援の最前線で働く人たちを取材したことがあります。その時に気がついたのは、彼らの多くに本業並み、あるいはそれ以上にのめり込む趣味や副業があるということでした。

・他者の苦しみに伴走するのは、身を削られることが多いものです。真面目にやればやるほど、泥沼にはまってしまいます。心身を傾けられるもう一つの世界(略)がきっとあなたに栄養を与え、沈黙も意味のある豊かな時間に育ててくれるはずです。

次のような質問を考えてみました(ご参考まで)

・「面接に上達する」ということの内容は、具体的には、どのようになりたいということでしょうか。あなたの職場で、自分が具体的にモデルにしたいような面接上手の人に、面接の秘訣を聞いたら、どのように答えてくれるでしょうか?

・相談に来る方は、何を求めてこられるのでしようか? ①情報が欲しくてこられるのですか?、②行政サービスを受けたくてこられるのですか? ③自分が困っていることについて話をよく聴いて欲しくて来られるのですか?
これらの①②③で、それぞれ、相談者が「相談して良かった」と思ってもらえるような対応の仕方も違ってくるように思われますが、相談者はそれぞれどんな対応を求めているのでしょうか?

・仮に、相談者が、まずは自分の困りごとをよく聴いてほしいと思ってこられているとしたら、そのような面接の上達には、どんな努力が必要でしょうか? あなたは、上手に話すことと、相手の話をよく聞くことのどちらがうまくできそうですか。あなたが相談者の話を、今よりも(ストレスを高めずに)親身に聞くことができたとしたら、相談者の満足度はどうなるでしょうか?

今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。



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