ノヲト、熱中症で倒れる

どうもノヲトです。
さて、タイトルの通りです、ぶ っ 倒 れ ま し た 。

今は生きてますけど、昨日倒れました。



事の発端を話しますと、昨日です、08/12。
この日は、天気もカラッとして良い感じという噂をニュースで聞いたので、お盆で仕事もちょうど休みだし、いつもの少し離れた畑に「独りキャンプ」に行こうと思ったわけです。

僕は基本「チャリキャンパー」です。
「e-bike」っていうそこそこ高性能なMTB的なやつにアジャスターやサイドポーチをつけてキャンプに必要なものを収納して、それでいろんなところに旅しに行きます、もちろん夏限定ですけどね。

※「e-bikeって何?」っていう方はこちらをご覧下さい
https://www.cb-asahi.co.jp/lp/contents/campaign/e-sportsbike/



んで行きましたよ、いつもの畑に、自分の曽祖父が持っていた土地という名の畑に。

(道中)
(土地の入り口)

まぁこれは数年前に撮った写真なんですけどね、でも今も特に、大きな代わり映えはしてないです。

運が良ければ、川では小さいコイとかヤマメが釣れます、ごく稀になんですけど、木陰になってる水辺に行くとグイとかスナヤツメとかもいるんだとか、僕は釣り下手くそなので基本やらないんですけどね。



んで、その畑に向かう途中ですよ。
この日の気温は最高気温「34~36℃」という事で、下手すると命に関わる気温でした。

もちろん、ここ数年の夏はそんな感じの気温だったのでなれてるっちゃあなれてると思ってたんです。



が・・・
あと目的地数キロってところで謎の腹痛と頭痛に襲われましてorz

これまでに経験した事のない症状でした、当時は「昨日なんか変なモノ食べたかな、当たったかな。。。」っていう感じにしか思ってなくて。

でも「一旦涼しいところに行けばなんとかなるだろう」という事で、毎回キャンプしに行くときに必ず寄る近所のスーパーに避難したわけです。



・・・が、一向に具合が良くならない。

立ってると若干ふらつくぐらいです、とくにひどい腹痛からトイレも寄ったんですけど、もよおして治るという事ではないんですよ、常に頭やお腹を締め付けられてるような感覚。


「まさか・・・」と思いiPhoneで「熱中症」で検索したところ、その熱中症を発症したての症状にドンピシャだったんです、まじか・・・と。

しばらくはそのスーパーの入り口の涼しい玄関先のベンチで座って休んでたんですけど「熱中症ならヤバい」と。


んでしばらく休んでるとだいぶ具合が良くなってきた、でも僕は自称「おつむてんてんキャンパー」なので「ここでやめるわけにはいかない」と。

急遽そこで「熱さまシート」とスポーツドリンク数本と塩飴とクーリッシュを買って、さらには無料で置いてあった「氷」を一袋もらいました。


んで、クーリッシュがぶ飲みして、それでも汗だくになりながらもMTBをこいで、頑張って畑まで行ったわけです。

無事着いたものの、また謎の腹痛と頭痛、それに吐き気が襲ってきてですね、ほぼ確定で「あ、これ熱中症だ」とo___rz。



でも「畑」っつったって辺りには何にもないわけですよ。
数百メートル離れた先にドッグランと、基本誰もいない建設業者の物置はあるんですけど、それ以外はマジで何もない。



体の底も底にあるパワーを振り絞って、なんとかタープとテントを張って、テントの中でぶっ倒れました。

もうね、体が言うこときかないんですよ。。。心の中ではひたすら「ヤバイヤバイ死ぬ死ぬ死ぬ」っていう、その時の気候は超炎天下、カラッカラだし湿気一つとない、なんせ日光がテントの中でも直に感じるぐらいめちゃくちゃ照ってる、おおよそ「サウナ」レベルの暑さ。


でも、なんとかその時の最後の力を振り絞って、半袖短パンで熱さまシートを身体中に貼ってスポドリをがぶ飲み、あとは道中のスーパーでもらってきた「氷(だいぶ溶け始めてたけど)」を額にのせて、ハンディクーラーを顔めがけて涼んで、塩飴を舐めつつ横になりました。

横になった途端の脱力感ったらハンパないです、もうね、頭や顔がめちゃくちゃ火照ってるなっていう感覚と共に手や足に力が入らなくなっていくんです。

でも幸いにも自我は保っていたので「早く涼しくなれぇ・・・」っていう感じで、ただただ乗り切るしかありませんでした。

だってその畑から家に帰るっつったらここから数十キロありますし、ドッグランに助けを求めるにしろ、そこにいくまでに力尽きてバタンキューする可能性だってあるわけだし、仮にドッグランまで行けたとしても、突然見知らぬ男性に「すいません助けてください・・・」とか言われたところで店員さんに「え!?え!?」つってご迷惑をおかけするわけにもいかないなと思ったので、最悪死ぬなら我が家の畑で死のうとすら思ってました、基本的に「ぼっち」は生前の己の行動で人に迷惑かけちゃいけないんですよ。

んで気づいたらいつのまにか落ちました、気絶するように眠っちゃったみたいです。






気づけば辺りは真っ暗。

鈴虫や小鳥、その他の夏の風物詩的なものを感じる様々な効果音が鳴り響く午後7時過ぎ。



な ん と か 生 き て ま し た (;~ω~)

具合はと言うと、だいたい「二日酔い」レベルの頭痛、その他はほぼ大丈夫でした、若干まだ体は重たかったですけど。

でも(当たり前ですけど)熱さまシートは全部ぬるくなってましたし、氷なんてただのぬるい水になってて、入れていたビニール袋がベッチャベチャ・・・。

んで、その「雪崩式フランケンシュタイナー」とか「タイガーデストロイヤー」みたいな技を数発も食らったかのごとく重たい足取りの中、目を覚ましてスポドリがぶ飲みして、タープに出てなんとなくiPhoneでパシャったのが、

Instagramにのっけたコレだったわけでo_____rz。

幸いにも外は(夜だったせいか)そんなに暑くなくて、時折涼しい風が入ってくる良い感じの気温でした、でも数分したら台風が迫ってたせいか、そこそこの雨降ったりしましたけど。

でも足取りはそこそこ重い、お腹も減った。

んで熱源として持ってったSOTOのガスバーナーを使ってお湯沸かして小さいシーフードヌードル作って食べました、いやぁおいしかったね。

それで体は全然動くようになったものの頭痛が二日酔いレベルでひどい、まだ一滴もお酒呑んでないのに。

仕方ないのでその日はスポドリ飲み干して塩飴も舐めつつ、おとなしく一夜を過ごすことにしました。



翌朝(このブログを書いている今日)、体や頭は若干重いです、しかも雨や風がめちゃくちゃひどい。

とりあえず最後1回分ぐらい残ってた水を沸かしてブルックスのインスタントコーヒー吞んで心を落ち着けたあと、そそくさに後片付けして帰りました、強風でバッサバッサタープやテントが暴れるんで片付けに時間はかかりましたが、なんとか積んで帰れました。



んで、無事生きてる身で、このブログを書いてるわけです。

体調はといえば、今はなんともないです、でも昨日はマジでやばかった、いろいろネットでも調べましたけど、症状からしてカンペキに「熱中症」っぽかったですね。


まぁ普段から暑い外に出てお仕事したりプライベートを過ごす方からすれば「なんとか頑張れる」レベルなんでしょうけど僕には耐えれなかったです、急にくるんですよね体力の衰えって。。。まじで炎天下でも使命を全うする方々の体力とか心の強さとか、本当にリスペクトです。

僕はもう真夏にキャンプはいかないでしょう、この猛暑ですからね、秋口とか涼しい時にならないと、愛用のMTBでキャンプをっていう気にはならないです。



でもあらかじめ、この話をいっつも酒をくれる例の知人にしたところ「よくこんなクソ暑い時にキャンプなんていったね」って言われました。



コレ、あの、別に自慢でもなんでもないんですが、僕の祖母や母さんが、じつは「ガールスカウト」に所属しているんです。

平たく言うと「どんな環境下でも生き残れるサバイバル技術を身につける」っていう団体らしく、キャンプやブッシュクラフトなんかを通じて、体も心も強くなる教育を小さい頃から受けていたそうです。

ちなみに祖母は、そのとあるガールスカウトの「団長」だったらしく、普段から心も体も強く生きれるような生き方やマインドっていうのをいろいろと僕にも叩き込まれていました。

ただしその時とは「時代」が違うので、その時教えてもらったものっていうのは無駄になったことも多々あるんですけど、こういうキャンプをする上では結構役に立ってることもあります。


一番役に立ってるマインドは、
「常 に 最 悪 の 状 況 を 見 据 え て 行 動 し ろ」
ということ。

なのでもし、昨日僕が具合悪くなった段階で判断誤って、スーパーで色々と熱中症対策の買い物をしてなかったら、畑に着いた段階で死んでたかもしれません。

ちなみに当時の「ガールスカウト/ボーイスカウト」の技術ってのは「現地調達」が基本なので、誰かが何かしらの病気になっても、個人はもとよりチームで協力して、その場にあるものでなんとか乗り切らなければならなかったんだそうです、マジでMGSですよね(とくに3)。

だからあらかじめ、向かう土地にある草木とか状況とか気候とか、そういうのを丹念に調べて、準備万端の状態で向かうのが当たり前なんだとか。



ということは、自分の「なんとなく」なコンディションに身を任せてフラフラとキャンプに行く僕はヒヨッコもヒヨッコなんですね、恐れ入ります。

別に僕は「ベテランキャンパー」になるみたいな志はないですけど、今回はマジで「命の危機」にさらされたわけなので、今回の教訓を胸に、常に万全の状態で外に出るというのをより徹底していきたいと思いました。



というわけで結論、

今回「熱中症」になったのは僕のチョロンボです <(_ _)>



さぁ、お察しの良い方ならお分かりかと思いますが、そんな昨日熱中症になった僕でも、今日の夕方は自宅でタープを出して「ここひえ」とポータブル扇風機を出して、めちゃくちゃ涼しい状態で自宅キャンプを堪能しました。

体調が完全回復した時に、久しぶりにあるところへ買い出しに行ったので、そこで買ったお酒のレビューを次回はしていこうと思います。

申し訳ないですが、前回から言ってる「好きなウイスキーのレビュー」はその次に出します、今回は事情が事情だったので、ええ。



というわけえで、今回は 。 っ り わ お

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