学校の他にも学ぶスタイルはいろいろあるという、学習スタイル本

同じ学習なのに、学校では成績が振るわず、独学では成果がでる不思議

下記のNoteマガジンにまとめている通り、私は学校での成績が振るいませんでしたが、独学では結果がでました。

同じ学習なのになぜだろう?と不思議に思っていたものでした。

ある日書店で下記の本と出会って、そういうことかと納得するものがありました。

『スタディースタイル ライフハックス勉強法』(佐々木正悟著,学研プラス)

人は画一的な学びのスタイルがあるのではなく、向き不向きの学習スタイルがあるという話

この本では、下記のタイプを通じて学習スタイルを説明しています。

  • 暗記型か理解型か

  • 目標達成型か好奇心型か

  • スクール型か独学型か

上記のタイプ分けは、組み合わせであり、濃淡もあるので、個人毎に異なり、また固定されているものでもありません。

一般的な学校教育の学習スタイルだと、スクール型理解型目標達成型を使うことになりますが、これが唯一の絶対的な学習スタイルではないということを気づかせてくれます。
地味に本質をとらえた、凄い本だと思います。

学習スタイルを固定する必要はないので、自分に合ったスタイルで学べるならそちらの方がいいという肩の力を抜いて、学習が楽しめるようになる本です。

これまでの学習スタイルが自分に合っているなら変える必要はない

学校での勉強が得意で、小中から質の良い教育を受けて、高校や大学は一流とよばれるところに進学して、学問だけでなくスキルも身に付いている人は今の教育システムが合っているので、最短距離を進むことができます。

この状態を無理に変える必要は全くありません。

これまでの学習スタイルが自分に合っていないとしたら、変えてもいい

一方で、学習スタイルが合っていなかった人は意外といるのではないでしょうか。

うまくいかない学習スタイルで無理する必要もありません。

また、社会人になると学習スタイルが変わることが多くなります。
会社などの組織で学校に通わせてくれるパターンは少なくなり、独学中心になります。

すると、勉強しづらくなる人もいれば、逆により勉強しやすくなる人も出てくると思います。

私は、学校で学ぶスタイルが合っていませんでした。
学校が悪いというわけではなく、私が学校に合わない。

でも、ひとつの学習スタイルが合わないからといって、学ぶのが嫌いな訳でもない。

自分に合わないスタイルの学習が嫌いだったと気づけた本でした。

これまで自分が経験してきた学習スタイルにちょっと疑問を感じたら

この本をおすすめします。
きっとヒントが得られるとお思います。

ちなみに、佐々木正悟さんはNoteも書かれています。

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