佐々木正悟

1973年生まれ。 タスクシュート協会理事。ビジネス書作家。 jMatsuzakiさん…

佐々木正悟

1973年生まれ。 タスクシュート協会理事。ビジネス書作家。 jMatsuzakiさんとタスク管理のための「100日チャレンジ」運営中。 倉園佳三さんとオンラインコミュニティのほか、本を書き上げるための「書き上げ塾」を共催。 独自の「3ヶ月チャレンジ」コミュニティを主催。

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    先送り0(ゼロ)―「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術

    jMatsuzaki
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    イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法

    佐々木 正悟
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    つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法

    佐々木 正悟
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    人生100年時代 不安ゼロで生きる技術: 「安心力」が手に入る10の話 (知的生きかた文庫)

    佳三, 倉園

マガジン

  • ユタカジン 〜自分らしい時間的豊かさを追求するマガジン〜

    • 86本

    「ユタカジン」は「自分らしい時間的豊かさを追求する」ことを理念に運営されているnoteマガジンです。「タスクシュート協会」によって運営されています。 目の前のことに「ゆっくり」「じっくり」「たっぷり」と時間を注ぎ込み、1日に安らぎと満足を得る生き方を広めています。 「時間がない」「時間が足りない」「時間に追われる」 そんな悩みを解決するコツやヒント、テクニックを持ち帰っていただき、今日からあなたの実生活で生きる知恵を更新していきます。 タスクシュート認定トレーナーを中心とし、タスク管理や時間管理に造詣の深いメンバーが執筆します。記事は毎日更新されます。ぜひマガジンをフォローしてみてください! 👇マガジンのコンセプトや運営に関するさらなる詳細はこちらをご覧ください https://note.com/jmatsuzaki/n/n5f3e9849c0af

  • アマチュア精神分析

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    「マンガで読む精神分析」を改めて「アマチュア精神分析」とします。

  • 野の医者としてのライフハッカー

    私がライフハックに凝り、それから自己啓発や精神分析に主題を移していったプロセスを書いていこうと思います。 このマガジンの古い記事は本とライフハックのカタログでした。

  • 先送りセラピー

    先送りを無意識から考え、自然消滅させるのを目指します。

  • 「気持ちの問題」

    「それは気持ちの問題だ」とよく言われます。

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最近の記事

GMV981のノート

ポッドキャスト、グッドモーニングボイス(GMV)の第981回のノートです。 この回では 本の中で「カウンセリング」というものがどう描かれているかをお話ししています。 関連リンクなどや引用などは以下に置きます。

    • GMV980のノート

      ポッドキャスト、グッドモーニングボイス(GMV)の第980回のノートです。 この回では 摂食障害の本を読んだ感想をお話ししています。 関連リンクなどは以下に置きます。

      • GMV979のノート

        ポッドキャスト、グッドモーニングボイス(GMV)の第979回のノートです。 この回では 夢分析と箱庭療法についてお話ししています。 関連リンクなどは以下に置きます。

        • GMV978のノート

          ポッドキャスト、グッドモーニングボイス(GMV)の第978回のノートです。 この回では 佐々木はなんだって「精神分析」の話ばっかりするようにしているのか について話しています。

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        記事

          私が計画を棄てた瞬間

          2010年に前後して、日本の「ライフハック」とビジネス書がにわかに沸騰しました。 後からふり返るとさまざまな要因が重なっていたと思います。 勝間和代さんと出会って、いっしょにセミナーを開催させてもらったのもこの頃でした。彼女は「仕事術」をもって「年収を一〇倍アップできる」といった主張で人気を博していました。 私が当時のツイッター(現X)を始めたのが2008年です。つまり「スマホでインターネット」が実用に耐えるようになりつつあった時期でもあります。 手元から情報を好きに入

          私が計画を棄てた瞬間

          幽霊の正体見たり枯れ尾花

          暗い夜道を歩いていると不安になることがあるでしょう。そんなときに少しでもおびえ始めると、その恐怖は急に大きくなります。あまりにも恐れがひどいと人は少し正気を失いかけます。 遠くの方にかすかな、形もハッキリしない「なにか」がぼうっと「見える」ような気がします。動悸が高鳴り、汗がにじみ始めます。 そんな得体の知れないものが見えているところへは近づけません。しかし少しでも理性の力を借りてよく目をこらしてみると、なんてことはなくただ月の光を浴びたススキの穂が、風に揺れているだけな

          幽霊の正体見たり枯れ尾花

          寒くて暗い冬の朝にベッドからでたくないですか?【ユタカジン】

          森の小鳥のさえずりだろうと、ペール・ギュントの「朝の気分」だろうと、あなたが朝を苦手だと思うなら、セットした「目覚まし」を嫌悪するでしょう。 暗く冷たいベッドの外に飛び出したいとは思わないでしょう。暖かい毛布のぬくもりにいつまでも全身を浸していたいと願うでしょう。 「スヌーズ」の誘惑にはとても抗いがたいでしょう。せいぜい一〇分後にまったく同じ空々しい「朝の気分」をふたたび聞くことになるとわかっていてもです。 もちろんこの気持ちはよくわかります。そして私は思うのです。

          寒くて暗い冬の朝にベッドからでたくないですか?【ユタカジン】

          「先送りゼロ」を出版しました!

          この本で私は、「先送り」をゼロにするために、タスクシュートをどのように使ったらいいかを解説しました。 タスクシュートといえば「とっつきづらそう、難しそう」と、およそライフハックや自己啓発には似つかわしくない感想をもたれます。 ビジネス書では「やさしいことを誤解なく」が鉄則でしょう。 佐々木が「タスクシュート」を説明すると、事態はさらに悪化するようです。 そこで今回はjMatsuzakiさんとの共著を出したというわけです。案の定、彼の解説は今のところ好評を博しています。

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          『八日目の蟬』を精神分析的に読む

          はじめに断っておかなければいけないでしょう。 この作品はいわゆる精神分析や臨床心理とは関係ありません。一人として「カウンセラー」や「精神分析家」は出てきません。 また、この記事を読めば最初から「ネタバレ」のような情報に触れてしまうことになります。 1ページ目から引き込まれます。最初のシーンで主人公の女性は「誘拐」するのです。「希和子」は不倫相手の新生児を「愛おしさのあまり」さらってしまうのです。 情報はごくわずかです。「希和子」がどうして他人のマンションに忍び込めたの

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          「タスクシュートだけ使う」という方法論

          久しぶりにタスクシュートの話をします。 私はいまではMac標準の「メモ」とGoogleカレンダーの他は タスクシュートだけ 使っています。 これはとても不思議に思われることもあるようです。またこれを言うと 「タスクシュートだけが正しいのか?」 と問い詰められます。 しかし私は「意見」とはそういうものだと思っています。「私がいつでも正しいわけではない」というのと「しかし私は正しいと信じる意見を述べる」のとは両立するはずです。 なぜタスクシュートしか使わないのかと

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          先送りするのは「やりたくない」から

          確定申告が迫ってきました。 「こうならないように、来年こそは前もって済ませておこう」と決意している人もいるかもしれません。 2月10日の土曜日に井上新八さんをお招きしてセミナーを開催しました。 井上さんは「習慣化がしたければ、なんであっても毎日する以外にはない」とハッキリお話になりました。 そしてあらゆるライフハックや「習慣術」の常識をキッパリと否定されました。 「およそ紙に書き出したりリストアップしたりしてようやく実行できるような行動は習慣とは言えない」と述べたの

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          井上新八さんをゲストにお迎えしてタスクシュートジャーニーを開催しました!

          こちらが井上新八さんの新著です。すでに飛ぶように売れています。 今日はjMatsuzakiさんとともに、拙著の記念イベントとしてタスクシュートジャーニーの第3回目を開催したのです。ゲストの井上新八さんにはブックデザインをお願いしました。 以前なら今日の井上さんのお話を、私はよく理解できなかったでしょう。 井上さんは自分の「なんとなく」を大事にされているようでした。 井上さんの新著は「習慣化をテーマとした本」とみなされるでしょう。その中にはおそらく「健康のために運動をす

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          夢のマトリョーシカの夢

          この作品を私はずっと紹介したいと思っていました。 でもなかなかできずにいました。 私のスタイルとして思いついたところで引用に頼ります。 しかしこの作品はじつに引用しにくいのです。 夢の中で夢をみているようにして話がつながっています。 ときどき夢の中で「これは夢だ!」と気づきます。しかし夢は続き、覚めることはありません。 夢からさめる古典的な方法に「ほっぺたをつねってみる」というのがありますね。 フジモトマサルさんの漫画ではよく「ほっぺたつねり罪」で告発されます。

          夢のマトリョーシカの夢

          小説家の描く統合失調症

          小説家というのはたいしたものだと思う。 そう思わせる作品のひとつに『月のアペニン山』がある。著者の深沢七郎という人に驚かされたのである。 作品はこの文庫本に収録されている。文庫のタイトルになっている「楢山節考」も佳作だ。うちの娘に言わせれば「怖くてまったく救いようがない」。 『月のアペニン山』は「サスペンスの練習」らしい。「練習」なだけあって「ミステリー」にはなっていない。だから「ネタバレ」もないのだが、それでも避けたいという人はこの先は読まずにおいてほしい。 主人公

          小説家の描く統合失調症

          「私の身体」という思い込み

          こうした考えに慣れている人はともかく、現代では一般に 「私」とは私の肉体に根ざす何か と考えられています。もちろんそうは考えないという人も少なくはないでしょうが。 ただ、このように簡単に「私の肉体」というものの、これがいったいなにを指すのかは、じつはかなりあやふやです。 「幻肢」という概念があります。なんらかの理由から四肢の一部を失っていても、存在しない腕や指を脳が「存在するもの」として扱ってしまうことがあります。 「腕のない人が幻肢をもつ」ことがあるのなら、どうし

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          カレル・チャペック『白い病』

          本作品は1937年に刊行されました。 作者のチャペックはきっと焦って、あっという間に書いたのでしょう。 読者はこの作品をそれよりもすばやく、あっという間に読み終えます。 「白い病」は雪崩のような「パンデミック」を引き起こします。私たちも体験しました。とはいえこの時代にはもっと恐ろしい話として描き出されています。 そこに漫画の主人公のような「希望の光」が登場します。名はガレーン博士といいます。 ガレーン博士は病気を治す特効薬を発見したと主張します。それが本当なら医師と

          カレル・チャペック『白い病』