佐々木正悟

1973年生まれ。 タスクシュート協会理事。ビジネス書作家。 jMatsuzakiさん…

佐々木正悟

1973年生まれ。 タスクシュート協会理事。ビジネス書作家。 jMatsuzakiさんとタスク管理のための「100日チャレンジ」運営中。 倉園佳三さんとオンラインコミュニティのほか、本を書き上げるための「書き上げ塾」を共催。 独自の「3ヶ月チャレンジ」コミュニティを主催。

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「誰のおかげで食えていると思っているんだ!」は防衛

「誰のおかげで食えていると思っているんだ!」 というのは俗にいう「昭和のお父さん」の決め台詞でした。いまでは非難されますし、たしかに聞いている側にしてみれば感じのいい言葉ではありません。 つまり言われた側は「攻撃された」としか思えないでしょう。 しかし「お父さん」はきっと「防御」のつもりで言ったのです。 「攻撃してでも自分を守りたい」と思う人はいつも、責められてつらい思いを抱いています。 自分の収入ではやっと生活を回すので精一杯だ、というところでしょうか。「そのうえ」

    • 「好きなこと」を仕事にするべきか?

      先日フリーランスとして「屋号」を取ったという話をうかがって改めて考えたのです。私は「屋号」というものを申請していません。 2005年頃からなんとなく「フリーランス」として生きてきました。 私は「会社を独立」したことがありません。正社員として働いたことがないのです。 フリーランスといえば「好きを仕事にする」や「覚悟を決める」や「情熱が大事」などといわれます。しかし私は「好き」を仕事にしたわけではなく、覚悟を決めたこともなく「情熱」という言葉もピンとはきません。 しかし気

      • 「本」は「ふつうの相談」にのってくれるか

        この記事は、ずっとグネグネと悩んできたものの、どうしてもまとまりがつかないままこの「note」を再開し、この場を借りて考えようという一種の決意表明です。 ハッキリと、どこに向かうかが自分でも分かりません。こういうのは「本」にはなりませんしあまり「ブログ」でもやるべきでないとこれまで考えてきました。 さいきん「東畑開人」という名が急速に知名度を増しています。私もご多分に漏れず愛読しています。 とくに『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』と『ふつうの相談』は定期

        • 私たちが「きちんと」しがたい理由。たとえば「掃除」をしたくないワケ。

          人間というのはとても知的な生き物です。だから「無意識」と呼ばれる「意識されない知能」もまためっぽう賢く、これがトラブルの種にもなります。 これはまあ、ありそうな話です。 あまりくわしく話を聞いていなければ「慢性的に抑うつ的な」「ムスメにカッとなる」ような「母親」が「ふわふわと離れていく」のを「つなぎ止めたい」というDの気持ちはわかりにくいかもしれません。 しかし一般論として子どもは親が好きなのです。抑うつ的で「ふわふわと離れていく」ような母親の姿に強い「不安」を覚えるの

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        • グッドバイブスにフリーランスを生きる
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        • 本とライフハックのカタログ
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          申し訳ありませんが、9月いっぱいでこちらのメンバーシップは終了とさせていただきます。

          佐々木正悟です。

          申し訳ありませんが、9月いっぱいでこちらのメンバーシップは終了とさせていただきます。

          タスクシュートで守るようにしている7つのこと

          次の7項目はタスクシュートがなくてもできます。 私はタスクシュートを使って守るようにしているというだけの話です。 最低でも7時間は寝る、足りなければ昼寝する。 何もしない時間を最低でも1日に1分間は設ける。 約束の日時を守る。 なるべく人からの要望を優先して容れる。 手のつけにくいことには一分だけでも着手する。 いまやっている行為の記録を残す。 以上のどれひとつとしてできなくても自責しない。 この7項目を守るからといって「ストイックだ」とか「超人的だ」とか感じ

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          精神分析の入り口としての「症例ドーラ」

          フロイトの本というのは「なぜか」読みにくい。以前は本当に読みにくかった。その「以前」というのは私が30代のころの話である。 30代に比べて50になった私はべつに賢くならなかった。でもフロイトの少なくとも「書籍」はどれも面白く読めるようになった。 そうはいっても有名な「夢判断」とか「精神分析入門」とかは、まったく「入門書」とは思われない。しかし「ドーラ」の話は常識的にも決して理解不能はエピソードではない。 この話がいいのはなんといっても とはっきりフロイトが書いていると

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          久しぶりに明晰夢を見ました

          明晰夢とは 夢を見ながら「これは夢だ!」と気づくこと です。 私は意図して明晰夢を見ることはできません。たまたまです。 フロイトの「夢判断」などを読むと驚かされるのですが、クライアントさんはとても詳細に「夢」を報告します。私の経験ではとてもあんなに覚えてはおけません。 そのへんのお話まで専門家の人にうかがってみたいと思いました。 聞けたら聞いてみたいと思います!

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          100日チャレンジの第5期がスタートしました

          今日、jMatsuzakiさんとぞえさんほか、タスクシュート認定トレーナーの人を交え、キックオフが終わりました。 私は25分のレクチャータイムをもらっていたので 脱出ゲームとアリアドネの糸 のお話をしました。 ミノタウロスという怪物が潜む迷宮から脱するため、アリアドネが「糸」を使って「1度でも歩いたところに目印をつける」逸話はギリシア神話からです。 これを大橋悦夫さんがよく引用されます。彼の「一度でも通ったところの記録を残したい」気持ちをよく反映しているエピソードだ

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          精神分析はミステリーのように語られる

          こういうタイトルでは叱られるかもしれない。しかしこれ以外にどう書いても本当らしくならないのだ。 藤山直樹さんの『精神分析という営み』にはとくにその趣がある。意図してミステリーらしく書いているのではと読んでいて思う。 いま、手元で繰り返し読んでいる本もすごい。「人格障害」などとよく使われる語であるけれど、けっきょくなんだかよくわからないものだという感しかしない。 第6章で紹介されている女性は「空間恐怖を避けるために自宅でのひきこもりが強くなり」と説明されている。これでわか

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          先のことはわからない

          「人生って何が起こるかわからない」 などというのは、それこそ耳にタコができるほど私たちは聞いている。 にもかかわらず私たちは、微に入り細をうがつように将来を設計したがる。できないと不安になる。 「将来設計をしておく」のはそこまで必要なのだろうか? 人生に何が起きるかわからないなどというのは昔からいわれてきたことで、最近になってもそれを証拠立てる数々の大事件に遭遇しているというのに。 記憶に新しいニュースだけでも東北から始まった日本各地の「震度7」クラスの大震災から、水害

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          「カウンセラー」が素人から見て「専門家」らしく見える理由

          知識も訓練もたしかにすごい。 しかしいわゆる「プロ」に「プロだな」と感じさせられるのは 抱え込む程度が群を抜いているから のように思う。 手元にこんな本がある。 ここで為されている「治療」と同じような話であれば、気の利いたお坊さんや、もしかすると「占い師」でも話せることは話せると思う。 しかし、この種の話にこんなに長い間、それこそ数年といった単位で「つきあう」のは難しい。 そもそもこのくらい「内輪の話を打ち明けられる」ようになるまでがきっと長い。「ちょっとした相談

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          直接コミュニケートされるということ

          私は「投影同一化」という概念を、何か「コミュニケーション術」のようなもののひとつとして、何とか教えておいてもらえなかったのだろうかと、ときどき思ってしまう。 そういうことは望むべくもない、あるいは「良くない」コトなのかもしれない。それでもそうおもってしまう。 だいたい「投影同一化」というのは説明が難しい。自分が「わかっているのかどうか」すらあやしい。私はとりあえずこれを 直接コミュニケーション という表現のほうに言いかえるようにしている。いくらか「不正確」なようでもわ

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          「先送りしないための心理学」で私がやりたいこと

          これは私としては新しい試みです。そしてずっとやりたかったことでもあります。 先日「50歳になりました」と記事で報告しました。もう吹っ切って自分のやりたいことをやったほうがいいとも思った次第です。 セミナータイトルに「先送り」を入れました。どうしてかと言うと「仕事や生活の悩みは先送りという形で現れやすい」と思うからです。 表には「先送り」という「問題」が現れやすいとしてもその「原因」は人によってさまざまです。 家庭内不和が仕事のやる気をそいでいるというケースは多いようで

          「先送りしないための心理学」で私がやりたいこと

          五十歳になりました

          なんと言うか、不思議な感じがします。 もちろん、誰だって五十年生きていれば五十になるわけで、それを不思議だと思うアタマが不思議と言われればその通りですが。 五十になってさっそくやったことは仕事です。いかにも自分らしいと思いました。私は決してストイックにバリバリ仕事するわけではないにもかかわらず、けっきょくは「仕事人間」なのかもしれません。 誕生日の当日は「東京ライフハック研究会」の副主宰者を務めました。講師として喋りました。数年ぶりの第二十回開催です。 これはわざわざ

          五十歳になりました

          すなおに「甘え」られるかどうか

          この「お母さん」は統合失調症とされていて、その通りだと思う。でも土居健郎さんの本にならえばこのお母さんはいかにも「甘えられない人」だ。 だから「甘え」というのはたしかにフロイトの精神分析の文脈によくマッチするのだと考えられる。 「甘え」とは人の好意をアテにすることだ。それだから肯定的な意味にも、否定される場合もある。 「あなたが人の好意をアテにしていいと思っていた?」と意地悪く言われかねないと警戒する気持ちが働く。 そういう「意地悪」に人いちばん過敏な人は「黄色いシチ

          すなおに「甘え」られるかどうか