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【出版社への道④】必要としている人たちへ、どうやったら本を届けられるか?

NEWSポストセブンに、私たちレゾンクリエイトが出版社を作った話を取り上げていただきました! 本当にありがとうございます!

今回のこの記事で、私たちの活動を知っていただけることはもちろんありがたいのですが。実はそれよりも、生み出した一冊が、必要としている方へ届く可能性が増すということがとても嬉しいです。

これまで、弊社では書籍の編集やライティングを行ってきました。しかし、「届け方」にコミットしたことはほとんどありませんでした。

しかし、私は学生時代、書店でアルバイトしていましたし、最初のキャリアが書店営業だったので、本の届け方はずっと頭のどこかに引っかかってはいたんです。だって、どんなにいい本を作っても、届かなかったら、読者の心に刻んでもらうことはできません。それでは、誰にも届かないという意味で、お風呂の中で熱唱しているのと変わりません。

今回出版事業をスタートして、どうやったらみなさんに届けられるのかをこれまでよりずっと真剣に考えるようになりました。
いま、書店さんにFAX DMをお送りし、WEBレポートを書き、イベントを企画しています。

そして、これからこんなふうな売り方をできないかなという妄想がポゥンポゥンポゥンと浮かんできたので、みなさんに公開して実現に1歩近づきたいと思います!

●読者の感想リレー
制作サイドからすると、めちゃくちゃモチベーション上がる企画です。
ひとつの書籍について、いろいろな立場の読者からの感想をいただいて、それを数珠つなぎにしていきたいのです。
しかも、そのいただいた感想をもとにし、著者とのキャッチボールができるようなプラットフォーム?場?を作れたら楽しいいなぁと思っています。

●大学生と一緒に届け方を考える
今回のは、3大学の学生たちにもインタビューをしました。
その中で、「自分で新しいサービスの企画を検討し、商品化しました」「地域で自分がどうやって貢献できるかを考えています」などの話を学生がしてくれました。
もうね、企画力や行動力、推進力などをひしひしと感じたんです。
だから、彼らと「自分たちの大学」が掲載された本をどう届けていくかを一緒に考えたいなと、思ったんです。(熱く!)
たぶん、本の販路って、出版業界の外側の人の方が良いアイディア持っていたりするんじゃないかなぁと漠然と感じているんですよね。

●書籍をセットで販売
当たり前のことですが、本てそれぞれ出版社ごとに販売しているんですよね。でも、それって出版社の事情ですよね。読む方には関係ない。
例えば、「このスカートに合うトップスありますか?」みたいな感じで、「この本と一緒に読んだらいい本ありますか?」みたいなオーダーに応えるような場なのか、サービスなのかがあったら、おもしろいんじゃないかなと思っているんです。Amazonも「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と教えてくれるけれど、そうじゃなくて。
「本の作り手」目線でオススメを伝え、セットで買えるみたいなサービス。書店さんと提携すればできるかな?
例えば、には、人気都内の私立大学の本を一緒にセットで渡し、どちらが子どもに合っているかを考えてもらうとか。人材教育の本を一緒に渡して、社会から紐解いて大学選びに生かしてもらうとか。

そして、一番やりたいこと。
それは、みなさんから「どうやったら読者に本を届けられるかアイディア」をいただくこと。
「この本だったら、こういう場所に置くといいんじゃない?」
「もっと、こんな人が求めていると思うよ」
みたいな。私たちで考えられるアイディアは2人分でしかありません。アイディアを出してくださる方が1人増えれば、その分アイディアも1人分増えるんです。これまでの本の届け方の「枠を超えていく」、そんな方法を一緒に考えていきたいです。

<これまでの「出版社への道」シリーズ>


いつもありがとうございます!スキもコメントもとても励みになります。応援してくださったみなさんに、私の体験や思考から生まれた文章で恩返しをさせてください。