見出し画像

嫌いな言葉 〜上から目線〜

いつからこんな言葉が使われ始めたのだろう、「上から目線」。「なんかぁ〜、それって上から目線。」っと人のアドバイスや忠告に対して文句を言う輩がいる。汚い言葉で言い換えれば、「俺のことを見下しやがって。貴様、何様のつもりだ!」これをサラッと「上から目線」と軽い言葉に置き換えたところで、無礼極まりない言葉にはかわりがない。

入社して数年しかたっていない若人から、「「上から目線」で言われても、、」とクレームめいた言い方をされるととっても腹立たしくなる。そう感じる自分の器の小ささに幻滅も感じる、まさに二重の苦しみである。

「幸福について」的発想にたてば、そういった相手には「無礼だぞ」と切り返さず、「お前かわってるな〜」とぼそっと言ってやるか、または無視して「変わったやつだ」と心のなかでつぶやき、軽く受け流せば良し。

そもそも社会の中には、良いか悪いかは別にして序列が存在する。それに従い倫理的な行動規範が存在し、それに沿った言動を心がけていれば、そうそう間違った言い方や、言ったことを曲解されることもないはずである。ただ受けとめ方は人それぞれである。助言や忠告には意図的に人を見下すことはないにしても、他人から何か足りないところを指摘されているのだから、それが見下していると思われることもあろう。

ただ、せっかくの助言が反感を買ってしまうことになるのがとっても嫌なのである。

なので、どうしても助言を聞き入れてもらいたいときは、枕に「間違いを恐れずに言わせてもらえば」とか、「無礼を承知で言わせてもらえば」とか言い添え、媚びることが多いような気がしてならない。

「幸福について」つづく。

この記事が参加している募集

自己紹介

noteの書き方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?